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隠岐の島 摩天崖の住人

暑かったり、肌寒かったりと非常に寒暖差が激しいですが、皆様お元気でしょうか?犬太郎は、この目まぐるしい気温の変化にちょっと戸惑ってます。・・・が、この6月の梅雨時期が明けると、私の大好きな夏がやって来るので、楽しみの前の試練だと思って前向きにとらえることにしま~す🌞

・・・さて、馬のお話の続きです。

今週はオススメ馬のラストになります。3頭目は、前述した与那国馬・御崎馬のような〇〇馬という呼び方が分からないのですが、つい最近のGWに恒例の一人旅で島根県の隠岐の島に行ったときに出会った馬です。

まず皆さん、隠岐の島に行ったことありますか?

犬太郎は今回が隠岐の島デビューで、例によってよく調べもせずに何にも分からないまま、たまたま中国四国を巡っていて、たまたま当日島根県内にいたので、『島、行ってみようかな?』みたいなノリで、行くことになりました。

ただ、犬太郎が思っていたよりもず~~~~~~っと、隠岐の島は大きくて港もいっぱいありました(笑)。早速とった宿がある場所に船で向かったのですが、ついた港がチケットの港の名前と違い、でもたくさんいた乗客は降りていき、不安になった犬太郎が船員に聞いてみたところ、私が降りるべき港は次の島だと知り、そこで初めて隠岐の島が【隠岐諸島】とも呼ばれ、いくつかの島から成り立っているということに気付いたのです、、、💦

まず、大きく島前と島後に分かれ、島前には知夫里島、中ノ島、西ノ島と呼ばれる3島が、島後にはそのまんま‟島後”と呼ばれる大きな島が1島の4島構成で成り立っています。で、乗客の98%くらいが降りて行ったのはその島後と呼ばれる島で、犬太郎が宿を取って降りた島は島前の西ノ島・・・。無知って怖いですね~。隠岐の島行きを決めたきっかけの一つとして行ってみたいと思っていた人気の観光スポットのほとんどは、当然島後に固まっていたので、さあどうしましょう、、、という流れの中、恐らく4,5人しか残っていない乗客たちを乗せた船は島前に向かっていったのでした。

で、いざ着いてみると、そこはやはり基本的に未知の旅が大好きな犬太郎なので、この西ノ島が最高に気に入ってしまい、オススメしたいスポットの1つになってしまうのでした(^^)/~~~

当初(勘違い発覚前)、予定していたような観光スポットはなかったけど、何というか景色・時間・人・・・そのすべてが犬太郎には心地よく感じて、勘違いしたことすら自分を褒め称えたくなるほど、すんなり順応出来ました。

中でもここの宿の亭主に勧められ、次の日に行った摩天崖は絶景で、犬太郎的な西ノ島のNo1スポットです。

宿の真ん前まで、船が迎えに来てくれて、上記のような岩々や洞窟を通りながら案内してくれるので、超快適&楽しいです。

そうして、姿を現した摩天崖!

写真だとうまく表現出来ているか不安ですが、圧巻でした。自然の力ってすごいなぁ~と素直に思える景色です。

ところが、、、この後に宿の亭主が進めてくれたプランが、ここで船を降ろしてもらい、歩いて頂上まで登ってみるのがオススメとのこと。

『君なら若いし簡単に登れるよ!』と犬太郎の実年齢を知らない亭主が目を輝かせて言うので、その道を選ぶことにしました。

船には、他の乗客もたくさん乗っていてこの後、摩天崖以外の他の場所に行くプランがあるようなので、私だけここで降ろしてもらい、船の皆さんを見送りました。

、、、で、上を見上げました。

え・・・これを登るの?

暑くね?

頂上、遠くないっすか?

そもそも道・・・あるの?

ここからが、大変でした!アスファルトの舗装道路がすぐに終わり、草だらけの道を・・・所々でその道も伸びすぎた草で隠れて見えなくなり、かき分けながら、登っていきました。そして、こんな日に限ってめちゃくちゃ日差しが強く、気温も高かったのです。

ただ、途中で倒れそうな犬太郎が息を吹き返すようにテンションが上がる箇所が何度かありました。草と岩だらけの道の中に、大型動物らしきでっかい糞が増えてきたのです。(一応言っておきますが、決して糞そのものが好きなわけではないですよ!!)

『馬がいる!!』

与那国馬や御崎馬などをとおして、もう見慣れた形の巨大な糞を目の前に最後の力を振り絞って何とか頂上付近に来た時、最初にお出迎えをしてくれたのは、、、なんと牛でした!

牛さんにとっては、人が登ってくるのは実はもう慣れているのか、近くまで行っても、まったく動じずに舌を出してご挨拶。

ここまで来たら、もう頂上まではあとひと踏ん張り!急に力が湧いてきて一気に登り切りました。かかった時間実に45分。10分くらいのつもりでいたので、やはりきつかった~~~。

ただ、そんな思いをしてたどり着いた場所は、もう最高の癒しの場所でした。

登ってきた道をはるか下に見下す景色は、見渡す限りの絶景。

暑さも忘れてしまうほどの心地よい海風。

そして、、、大好きな馬がいっぱいいるぅ~~~~!

そんな感じでしばらく景色と馬天国に満たされてしまい、気づいたら夕方。帰りは道に迷ってしまい、たまたま通りかかった地元の車をヒッチハイクして帰りました!

こんな良い場所を紹介してくれた宿の亭主、宿まで送り届けてくれた地元のオジサマ、どうもありがとうございました~!!

最後に馬の画像を何枚か紹介します!

カッコ良いっすよね~!私、姿だけならオススメした3種類の馬の中で、この摩天崖の馬たちが一番好みです!与那国馬や御崎馬よりももう少し背が高くスラ~っとしています。

こちらは親子と摩天崖の上から見る絶景の合わせ技!

隠岐の島・・・犬太郎の中でまた行くことが決定した魅力溢れる島でした。

             《6日目終了   7日目は別の生き物のお話》


大好きな犬はもちろん、動物全般、、、いや鳥・魚・昆虫・植物に至るまで生き物に関することをいろんな角度から私、犬太郎の想いをただただ好きに語っていく日記です。