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大型犬日本代表

ああ・・・夏が終わる。

私の大好きな夏が、もう終わってしまう~~!!

・・・この季節、1年を通して一番苦手です。

もう1年中、真夏でいいのにぃ~😢

地球から真夏以外、なくなればいいのに~!!


序盤から思わず心の声が出てしまいましたが、あくまで犬太郎の偏った主張で、もちろん春も秋も良さはありますし、やはり生き物主体の目線になってしまいますが、寒い環境にしか適さない動物や涼しい時期にしか目にできない昆虫等、季節の寒暖差があることで生き物との触れ合いも増えるので、やっぱり前言撤回します~💦夏、6カ月で残りを3等分・・でどうでしょう?


ということで、犬太郎の勝手極まりない、個人的な心の叫びは取り敢えずおいておいて、本日のnoteに進みたいと思います!

既に前回までのnoteでもお話しましたが、私は大型犬が大好きで、今回は我が国を代表する大型犬について話していこうと思います。

先程、季節や気温のことを話しましたが、国内において寒い地域と聞いて皆さんがイメージする場所はどこでしょうか?おそらく、北海道や東北、北陸地方をあげる方がほとんどかと思います。

今回ご紹介する大型犬はその東北地方の秋田県を原産とする日本犬【秋田】です。そう、、古くは『忠犬ハチ公』でおなじみのあの犬種です!最近ではフィギュアスケートのザギトワ選手に贈呈された『マサル』が有名ですよね。その他にも元横綱の朝青龍さんやロシアのプーチン大統領にも贈呈されているそうです。日本国内の一般家庭では日本犬といえば、おそらく【柴】がNo.1かと思いますが、世界での【秋田】好き・・・多いんですね!

犬太郎もその一人で、ず~~っと生の【秋田】を見たり触れたりしたかったのですが、以前のnoteでも書いたように、国内では大型犬の普及が少なく、身近のペットショップなどで大型犬を見る機会がないまま年月が過ぎていきました。まあ、最近では【秋田】や【バーニーズマウンテンドッグ】、【ゴールデンレトリバー】等、一部の大型犬はたま~~に目にするようにはなりましたが。それでも、仔犬に限りで大人の【秋田】をペットショップで見たことは、少なくとも犬太郎は1度もないのです。

・・・さて、犬好きで旅好きな犬太郎、見たことない犬種がいればやはり会いに行きたくなるもの。しかし、冒頭でも書いたように私は‟寒い”を連想する場所が苦手で、関東より南の地域には国内・海外問わず何度も一人旅をしたりと、フットワークが軽いのですが、北海道・東北にはなかなか腰があがらず、特に東北に関しては1度も行ったことがない県が半分以上あるという状況でした。

そんな重い腰も、憧れの大型犬を見たい!という思いだけで、あっさりとあがり、去年の連休を利用して東北の旅に行ってきました!

旅好きの方の冒険心も加わり『せっかく行くのならあそこも行きたい!あれも見たい!これも食べたい!』等、行きたい場所がどんどん出てきたので最終地点を『秋田県大館市』に置いての6泊7日の旅になったのですが、一言だけ言わせてください!

東北、最高~~!!!

今までごめんなさい!!めちゃくちゃ楽しかったです。これからは頻繁に行きま~す。


※ちなみに私を含め多くの方にとっては【柴犬】や【秋田犬】という呼び方の方がなじみが深いかと思いますが(少なくとも犬太郎はそうでした)、実際の犬種としての正式な記載名は【柴】、【秋田】なのだそうです。今後のnoteでも出来るだけ正式表記で書いていこうとは思いますが今回は、実際に秋田県まで行った過程もお話するので、県名の秋田とごちゃごちゃにならないようにこの先は敢えて犬のことは【秋田犬】と書いていきますね。

せっかく東北まで行ったので、秋田犬以外のことも少し触れておきます。

まずは、東北の大都市【仙台】。ベタですが、牛タンのおいしさにノックアウト・・。もう美味しすぎる!!そして、タンというと犬太郎は薄~くスライスされた肉にレモン汁をかけて食べるあの形しか想像していなかったので、肉の厚さと形にも驚きでした。

※余談ですが、この仙台の牛タンは、本当に病みつきになってしまい、実はこの東北旅の後、2回も仙台に行って10店舗以上の牛タン屋さんを巡りました。中でも仲良くなった地元の方が教えてくれた超穴場スポットの牛タン屋さんのお肉は、もう究極の美味でした!!!

また、犬太郎はこの旅で初めて‟ホヤ”という食べ物を口にしたのですが、これも病みつきになり、旅の間中食べまくって食中毒(の一歩手前?)を起こしてしまったというトホホな事件もありました💦

とは言え、このホヤも居酒屋で居合わせた別の旅人と意気投合してしまい、戴いたホヤが人生最初のホヤだったので、そんな出会いも旅の醍醐味と改めて実感しました。旅人さん、こんなに美味しいものを教えてくれてありがとう~~!!

・・・仙台の後も、塩釜の朝市で新鮮な魚をたらふく食べたり、日本三景と言われる松島で雄大な景色に魅入られたりと、宮城県をじっくりと堪能した後、犬太郎の足は岩手県の平泉に・・。

実は私、『生き物』、『旅』と同じくらい『歴史』も好きでして、奥州平泉はまだ行ったことがない国内の文化遺産の中でも一番行ってみたい場所でした。そして念願かなってついにその場所に足を踏み入れたのですが、想像以上に広かった。そして目的の中尊寺金色堂はもちろん、すべてが魅力的で何時間でもいられるくらいあっという間に時間が過ぎていきました。

また、たまたま連休だったこともあり、イベント行事に立ち会えたことも嬉しかったです。源義経一行の行列が藤原秀衡を頼って平泉に来る場面を再現したイベントらしいのだが、とにかく行列の数の多さや、馬に乗って甲冑を来た武士たちが目の前を通るその光景は圧巻で、私は完全に飲み込まれてしまいました。後で調べてみるとかなり有名な催しらしく、毎年この日に合わせて観光に来る方も多いようで、まったく知らないで行って偶然このイベントに立ち会えたのは本当に幸運だと思っております~。※余談ですが犬太郎が歴史上で一番好きな人物はその義経なので、なおさらの喜びでした。

さて、他県でのことが長くなりましたが、この後犬太郎はいよいよ秋田県入りをします。

で、秋田犬の話に戻りますが、秋田県入りしたとしてどこにいけば秋田犬に会えるの?まあ県内であれば、秋田犬専門のブリーダーもたくさんいるだろう。そんな思いでいつものように犬太郎は県内のブリーダーを検索したのですが、どうやら大館市という場所が秋田犬発祥の地であり、直にブリーダーさんに会いに行かなくても市内では、たくさん秋田犬と触れ合える場所やイベントがあることを知りました。

そして、大館市を調べると・・・

遠~~~~~~~い!!!

一度、単身赴任で仙台で働いている幼馴染に会うため、宮城に戻った私は、そこから秋田入りしたので、ほぼ青森県という地理的配置を見て、ちょっと焦りました。帰りも同じルートでゆっくり帰ろうとしていたからです。

そして少し考えた結果、焦ってもしょうがないし何より秋田犬に会わないという選択肢は最初からなかったので、帰りはルートを変えて速い乗り物で帰るとあっさり切り替えることに。そうと決まれば、もっと秋田県を楽しもうと、もう一つ寄り道をすることに決めました。

そこで、秋田駅に降り立った時、ふと目に入ったのが・・・

そうだ、なまはげ!!秋田と言えばなまはげだ~!!

ということで、なまはげ伝説で有名な男鹿市に目的を定め、そうと決まれば早速『宿』だ!ということで、急遽宿を抑え、いざ鬼の住処へ~!!


・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

来る前のノリノリの気分が、嘘のように駅到着時の犬太郎はビビってました!!というのは、到着したのが男鹿駅に着く終電、駅は無人駅、その駅の周りには見事なまでに何にもない。ただただ深い暗闇がずーっと先まで続いていて何にも見えない‼️そして極めつけは、その誰もいない無人駅にいる等身大のなまはげ。秋田駅で見た顔だけのものよりも、等身大の分、そして夜で周りに人が一人もいない分、洒落にならないくらい本当に怖かった‼️

あ、ちなみに上の画像は次の日に改めて撮ったもので、これを真っ暗な闇の中で見たんですよ~怖くないですか⁉️

さらに、追い打ちをかけるように怖い出来事は重なるもので、宿に電話をしたら、もう終電の時間だとバスもタクシーもないし、ちょっと今迎えにいけないので歩いてはどうだ?と提案されたのです‼️

ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ‼️

いや、何言ってんのこの人。

待ちますよ、お手隙になるまで!

いつまででも待つから迎えに来てよ❗


そう言おうとした瞬間、駅の照明が消えた。そして目の前には暗闇の中に鬼が二体。

『あ、、歩きます。』

選択肢がそれしかなくなった犬太郎は、30分くらいの距離を歩くことになったのですが、到着前のテンションが最高潮の時に電車の中で見ていた鬼伝説の影響からか、ゴツゴツした岩山を回るようにある狭い一本道と目の前の闇から聴こえる波の音が、鬼の住み処と鬼の鳴き声にしか聞こえないくらい恐怖の真っ只中に陥ってました💦いや、もう絶対鬼、いるな‼️と。

ただ、不思議なことに恐怖も行きすぎると、人間はハイテンションになっていくようで、途中から楽しくなってきてなまはげ発祥の地でこんな体験ができるなんて考えようによっては、貴重なひとときなのかも‼️と思えるようになってきたのです。

宿に着いたら宿主は料理を作ってくれていました。本来素泊まりの宿なので、ご飯はつかないのですが、何とこの日は宿泊客が私一人だったらしく、料金に含まれていない晩御飯を、それも結構な量の大ご馳走をサービスで振る舞ってくれたのです。ああ、だから迎えに来れなかったのね。用事ってこのサプライズだったのか。宿のおじさん、どうもありがとうございました~‼️

翌日、明るい場所で見た男鹿半島は、もう全然怖くなく、寧ろ神秘的な雰囲気すら感じるくらい、その世界観にたっぷりと入り込んでしまいました。


さて、そしていよいよ大舘に到着するのですが、生き物の話し以外のことで、大分時間をかけてしまいましたね😅

まあ、鬼も人間以外の生き物と言うことで、ご勘弁下さい💦

大舘に着いた犬太郎は、連休中のイベントとして市内の大きなホール⁉️球場⁉️みたいな所で秋田犬とのふれ合いを体験出来ると知り、そこに向かいました‼️

うん、やっぱり最高👍

想像以上に大きく、見た目よりもモフモフしていた。

スタジアムの外には4~5頭の秋田犬がいて、たくさんの人が触れたり写真を撮ったりしていた。しっかりと訓練されていることもあるのでしょうが、とにかく大きくて、もう顔の大きさだけでびっくりしたのですが、大人しかったです。特に連休中ということで子供も多かったのですが、秋田犬の位置くらいの背丈の子供達が無邪気に顔や体を触りまくっても、全く意に介さず独特の表情で、なされるがままなのがめちゃくちゃ可愛かったです。子供と大型犬て絵になりますね😁

ごめんなさい‼️もっといい表情の画像もたくさんあるのですが、一般の方の顔が写ってしまっているものが多くて、あまり公開できるものがないのです😭

とにかく、メインにふさわしく、犬太郎は今回の旅の中でこの日のこの時間が一番幸せを感じてました‼️ 秋田犬と心行くまでふれあった犬太郎は将来の大型犬と暮らす計画にしっかりと【秋田】の名前も刻んだのでした。


【14日目終了  15日目は再び沖縄】


大好きな犬はもちろん、動物全般、、、いや鳥・魚・昆虫・植物に至るまで生き物に関することをいろんな角度から私、犬太郎の想いをただただ好きに語っていく日記です。