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俺の・私の野球史-前田丈斗

どんなちょけを披露するのか楽しみにしている方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は逆にちょけ無しの長文でせめて行きたいと思います。

※閲覧注意、ガチの長文
これ読むんやったらワンキャリのES読んだ方がいい


「僕の野球人生」は「僕のこれまでの人生そのもの」と言っても過言ではないかもしれません。
野球がただただ大好きで、野球に導かれたここまでの人生でした。(文才ポイント)

勝利の喜び、敗北の悔しさはもちろん、チームが一つの目標に団結する素晴らしさ、死ぬほど練習しても成果は出ないかもしれないこと、悔しさの表現の仕方、礼儀や作法、人としての在り方などなど枚挙にいとまがありませんが、野球で人生のイロハを学びました。

僕が野球を始めたのはいつだったか思い出せません。小学校の野球部に入る前に、よく自宅の駐車場で壁あてをしていたのは覚えています。ボールが取れないと向かいの家のシャッターにあたり、ガシャンという大きな音が立ち、暴投すると家のガラスに当たるという試合さながらの緊張感があったことが、今に生きているのかもしれません。窓ガラスを一度割ってしまいましたが、二重ガラスだったので貫通せずに済みました。(笑うポイント)

少年団は地元ではまあまあ強いチームで、大会での優勝は当たり前みたいなチームでした。(当時は完全に調子に乗って、松本くらい胸を張って歩いていました)選手としてら真鍋くんのように不動の9番ショートで打撃では小柄ながらもバットを振り回し、打てなくて当たり前、フォアボールだと大喜びみたいな感じで守備は鉄壁なショートという今では考えられない堅実さを持っていました。
強いチームには野球のプレー以外にちゃんと理由があるもので、当時の指導者の方が口酸っぱく「礼に始まり礼に終わる」、「継続は力なり」の2つの言葉を口にされていたのをよく覚えています。当時は本当の意味がどちらも今一つピンと来ていませんでしたが、勝ち負けや技術云々ではなく人としてどうあるべきかを学ばせていただいていたのだと今になって思います。



小学生まででかなり長くなったので中学生は短くいきます。
垂水中学校では学校の野球部に入りました。夏休みに一日中立ち部(10年前の垂中野球部では伝統)をしたことや、ボール回しが全く成功せずベースランニングを100周したことが懐かしく、良い思い出です。


北須磨高校に進学すると、硬式野球の世界に足を踏み入れました。何時間も監督に悟りを開かれている部員を見ることも今となってもいい思い出です。ピッチャーバント処理練習のレフト前は爆笑もんです。一学年上の大エースの背中を追いかけ同期と切磋琢磨しながら練習や一発芸活動に励みましたが、同学年には実力者(特にメガネ左腕やサドル)が揃い、ベンチ入りできない期間が続きました。試合で少し投げさせてもらえるようになってもなかなか結果がついて来ず、高校でピッチャーをしていた時、選手としてはかなりもがき苦しんだ記憶があります。そんな折、朝練でポール間走を毎日やるようになった結果足がメキメキと速くなり、自分はケンタウロスなんじゃないかと思いました。高2の体育祭では前田ケンタウロスが番狂せのごぼう抜きを披露した結果、投手として伸び悩んでいたこともあり外野手を打診されました。その時は投手に固執していましたが、なりたい自分となるべき自分は違うというお言葉もあり、チームに貢献する忘己利他的な精神の大切さ学びました。
外野手を始めたと同時に左バッターに転向しました。最初はスイングスピードまじで90キロだったのでかなり苦労しました。とりあえず2ストライクまでは見逃したり、セフティーバントや走り打ちをしたり、一球ごとに打席を変えたり、いろいろな試みをしました。その苦労もあり今のプレースタイルを確立することができています。
甲子園を目指し3年間野球に励みましたが、最後はレフトから綺麗なセンターオーバーの打球を見ながら呆気なく引退しました。
Official 髭男dismの宿命は今も聞きたくありません。

高校での悔しさもあり大学でも野球を続けました。留学やコロナ禍で活動制限で部活にいる時間は少なかったですが、一学年上の先輩方とは多くの時間を共有し、多くの持ちネタを披露でき、100発100中でウケていたことは達成感しかありません。
秋は怪我を負いチームの関西制覇に一つも貢献することができず、何もできなかった後悔が残りました。春は一度も離脱することなく、リーグ優勝、関西制覇に貢献します。これらを達成できるメンツは揃っているとおもいます!その前に甘い球を見逃さないことと、長所を見失わないことと、ストライクボールはバントすることをしていきたいです。(かなり笑うポイント)
自分は技術が足りないだけでなく、見かけによらず精神的に弱いため、メンタルトレーナーの助言を借りています。プレー中にいかに無心になるか、余計なことを考えずにいられるかが、今でも自分の課題です。一時的に改善したり、また戻ったり。心を整えることは、自分にとって何より難しいことです。(嘘)

また外野手リーダーとして今年の関学の外野手は走攻守それぞれがハイレベルでバランスのとれた布陣だと思っています。誰が出るかわかりませんが、それぞれの出場ポイントがあると思うので、それぞれ貢献していきましょ
ベストナイン外野手は全員関学がとりましょう!絶対取れる!


同期はみんな良い個性があって野球を純粋に好きなんだと見て感じています!また地獄のような飲み会しましょう!後輩達は福島を中心に組織力が高いとても良いチームになると思っています。もしも留年したら同期として部に匿って下さい。おねがいします。



以上長々と振り返りましたが、私は野球が心から好きであることに改めて気付かされました!
ワンディレクション西本

#ダダン

前田 丈斗(まえだ たけと)/ 商学部・北須磨

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