FigJamの有料シートの解約方法がわからなかった件について
こんにちは。
フリーランスITエンジニア兼デザイナーのkgami3(ケーガミさん)です。
今回は、みんな大好きFigmaの「FigJam」だけ解約する方法を備忘録的に残しておきます。
「FigJamのみ無料で使いたかったのに、なんか知らない間に毎月課金されている!」という課金迷子(笑)の私と同じような人に、この記事が届けば良いな。
FigJamを使うことになったよ
FigJamとは、公式によると「チーム向けのオンラインコラボレーションホワイトボード」だそうです。
まぁ、ざっくり言うと「リアルタイムで一つのホワイトボードにみんなでお絵描きできるツール」って感じでしょうか。(筆者は難しい言葉が苦手です)
私は普段からワイヤーフレームやWebデザイン、Webシステムの画面設計(UIデザイン)にFigmaのデザインシートを愛用しているのですが、一度だけお客さんと要件を詰めるためにこのFigJamを使う機会がありました。
Figmaはプロフェッショナルプラン(有料)を使っていたのですが、FigJamは1枚しか使う必要無いし、無料の枠でなんとかなるだろ〜とこの時は安易に考え、軽い気持ちでチーム内にFigJamシートを作成しました。
すると、なんということでしょう、、!
なぜか毎月「FigJamシート」が課金されているではありませんか!(課金時のリマインドメールが届くように設定していたので気付けた)
実はこのFigmaの「有料プラン」が落とし穴だったのです。
FigmaとFigJamは異なるプランを組みあわせられない
元々Figmaは使っていたので、FigmaとFigJamは料金体系が別々ということは理解していました。
が、実は片方のサービスで有料プランを契約した場合、もう片方のサービスも同じランクの有料プランになる(例えば、Figmaでプロフェッショナルプランを契約した場合、FigJamもプロフェッショナルプランを使っていることになる)という落とし穴があったようなのです。
まじか、、
私の理想
「Figmaは有料(プロフェッショナルプラン)、FigJamは無料枠(スターター)」
現実
「Figmaは有料(プロフェッショナルプラン)、FigJamも有料(プロフェッショナルプラン)
え!?そんなこと一言も書いてなくね!??
と思って公式のドキュメントを色々と調べたのですが、こんな一文がありました👇
「4つの各プランに対して一方または両方の製品をご利用いただけます。」
なるほど、、一方または両方、ね。
つまり「1つ使うだけなら一方のプランを適用するけど、2つとも使うなら共通プランが適用されるからね」って理解で合ってます??ややこしいなコノヤロー
もちろん料金について特に調べずサクッと契約しちゃった自分が悪いんですが、海外サービスの日本語訳ってほんと不親切ですな。英文読めないのつらい
そもそもFigmaの料金体系って👇のようにFigmaとFigJamでこんな感じでタブを使って別々に表示されているので、プランも分離してると思うじゃんね、、すごい落とし穴だよねこれ、、
UIもデザインする側の人間なので、こういうユーザーを迷わせちゃう表示の仕方は良くないよなー、と改めて感じました。(課金する側は良いけどね。後からクレームくるよね絶対。)
FigJamのみ解約する方法
私はFigJamのみ課金されないようにしたかったので「FigJam 解約」「FigJam プラン変更」など色々とネットでググりました。
が、検索結果に出てくる公式がこれまた不親切、、
FigJamのみ解約したいのに、「プロフェッショナルプランのサブスクリプションのキャンセル」というチームのプラン全体を解約する方法しか出てこないんですよねー。
私が消したいのは「月間FigJamシート数」っていうところなんですが、、
とりあえず不要になったFigJamファイルを削除してみましたが、「シート数」という名前なのに一向に0に変化せず。
解決方法が全く分からなかったので、Figmaの料金について今一度立ち返って考えることにしました。
Figmaの料金体系ってそもそも「1ファイル」というより「1アカウント」に対して色々つくじゃないですか。なので試しにチームの管理者用コンソール「メンバー」を開いてみたら、怪しい表記があったんです。
「FigJamシート」だと、、?
試しにここを「フル」→「限定閲覧者」に変えたところ、
消えたーー🙌
残念ながらスクショは無いのですが、これでFigJamシートの月額課金からおさらばできました!!
解除したあとは、公式からこんなメールが届きました。
「限定閲覧者シートを取得しました」ってなんやねん。プラン変更で課金でもされるんか??って感じの表記ですね。ほんと海外サービスの日本語訳って分かりにくい、、(二度目)
Figmaの料金体系には気を付けよう
最近便利なSaaSが増えてきて、プライベートでも仕事でもお世話になる機会が格段に増えました。
料金も月額¥1,000程度と手軽なものも多く、クレジットカードを登録すればすぐに使えるのが魅力ですが、今回のことで改めて、利用するサービスの料金体系は正確に理解してから契約しよう、と肝に銘じたのでした。
法律的にもサブスクってクーリングオフできませんし、これを読んでくださった皆さまも、オンラインサービスの契約時は料金のことを十分に理解してから契約しましょうね!
以上、kgami3でした。