祈りで始まる試合(1年生アメフト観戦記)
こんにちは。KGAD1回生 柄谷歩佳です。
本記事は、5月28日にMK TAXI FIELD EXPOで行われたアメリカンフットボール部の試合をレポートしていきたいと思います。
結果は、関西学院大学は惜しくも敗北しました。
関西学院大学 ー 関西大学
第1Q 0 3
第2Q 7 0
第3Q 7 14
試合終了 14 17
関西学院大学アメリカンフットボール部は試合が始まる前に全員で聖書の一説を聞きます。試合は祈りから始まります。これは、キリスト教大学ならではであり、この時間でチームメンバーの気持ちを合わせているように見えました。
今回、私が先輩や周りの方から聞いたアメリカンフットボールのルールやポジションを少し紹介しながら試合の状況をレポートしていこうと思います!
私は、一回生ですが、アメリカンフットボールのスタンディングメンバーの中に1回生が2人いました。一人は、18番でWRポジションの小段天響選手です。パスをしっかり試合中に受け取り、チームに貢献している姿がありました。これからの活躍に期待します。
◎WRのポジションはワイドレシーバーと呼ばれ、空中戦の主役です。QB(クオーターバック)のターゲットとしてオフェンスの両翼をなします。相手ディフェンスのマークを振り切るスピード、ジャンプ力と確実なキャッチ力が求められます。
1クオーターでは、先に関西大学が先制点3点を入れ序盤から追いかける形になり、関西学院大学は果敢に攻めていました。
2クオーターでは、関西学院大学が巻き返していきます。ロングパスを2回成功させ、31番の澤井尋選手(2年)がタッチダウンをし、3対7になり逆転しました。
次の第3クオーターでは、残り4分50秒にロングパスを2回成功させ、関学の流れを作りタッチダウンを成功し、13点差をつけました。盛り上がりが最高潮に達し、関西学院大学後援会が作成したハリセンの音がたくさん聞こえました。しかし、流れが変わりました。それは、45番永井励選手(3年)が綺麗なタックルをしたと素人の目に見えましたが、ターゲティングで反則をとられました。
この反則後には、観客から「お前は悪くない」や「ここからだぞ」という温かい声を聞く事が出来ました。スポーツはサポーターも含め一体になっていると感じました。
◎ターゲティングとは、ヘルメットの頂点からビールキャリアの頭や首にタックルし、パスやキックを追えた無防備な選手の頭や首にタックルする反則です。このタックルは、する側とされる側に危険が及ぶ為、罰則が重い反則となります。出場資格没収は、試合の前半で反則があれば、その試合、後半で発生すれば、次の試合の前半には出場する事が出来ません。
今回は、Q3で後半に反則が出たので、次の試合の前半は出場する事が出来ません。
第4クオーターでは、関西学院大学は反則が続き、一方で関西大学は巻き返していき14対14になり同点になりました。観客からは、「面白い試合になる」といった前向きな声援が聞こえてきました。それに答えるように、関西学院大学は何回かターンオーバーをして、積極的に動いていました。しかし、思うように結果は結びませんでした。
◎ターンオーバーとは、4回の攻撃の内にディフェンス側がオフェンス側のボールをとると攻守が交代することです。
少しは、アメリカンフットボールの試合の様子や用語を分かって頂けましたか?
関関戦の試合は終わってしまいましたが、これからも試合がありますので是非足を運んで会場の雰囲気を体験してみてください!
ルールが完璧に分かっていない人でも楽しめます!
関関戦はまだまだ続きます。
関西学院大学が会場になっている競技が多いので、足を運んで、観戦してみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?