【アーティストインタビュー】海老沢茜

みんなに笑顔と癒しを!

「Whoʼs Next?」へは前回に続いての出演となり、温かい笑顔と明るくハキハキとした声が印象的な海老沢茜さん。昭和カルチャーや昭和歌謡を愛し、昨年 9 月からはラジオパーソナリティーとしても活躍。「音楽」と「ラジオ」を通じて、笑顔と元気、癒しを与えてくれる彼女のインタビューもぜひご注目ください!

Q.今回「Whoʼs Next?」に出演しようと思った理由をお聞かせください。

A.以前 KEN asano FUJIKAWA(以下、KEN)さんの楽曲を歌うオーディションに参加していたことがあったんですが、もともと KEN さんの楽曲のファンだったので、その KEN さんの楽曲たちが集まるイベントというのでお声がけいただいてすぐに出演を決めました。前回のイベントのときに自分が共演したいアーティストさんとご一緒する機会になったことや、新しくアーティストの方と共演することによって、視野を広げられるんじゃないかという期待もあります。

憧れの女性は「森口博子さん」、尊敬するアーティストは「水樹奈々さん」

Q. 今回の出演者さんの中で、気になっている方はいらっしゃいますか?

A.「湖都音」さんです。2023 年に KEN さんが作ってくださった曲のリリースイベントを開催したときに、観に来てくださって、湖都音さんのラジオでも私のことを取り上げてくださったので、逆に私が興味を持っていて、これから何か一緒にできたらなと思っています。やっぱりミュージシャンなので、私が湖都音さんの楽曲にコーラスで参加したりとか、私の楽曲にコーラスで参加してもらったりとか、そういう形でやれたらいいなと思っています。自分のオリジナル楽曲はアップテンポのナンバーが多いので、楽しい感じにしたいですね。

Q.これまでに影響を受けたアーティストさんはいらっしゃいますか?

A.2 名いらっしゃいます。「森口博子」さんと「水樹奈々」さんです。森口博子さんはもともと私が学生時代の頃に行ったアニメライブに出演されていて、その時に感銘を受けたアーティストの一人です。歌声ももちろん、ルックスとか立ち振る舞い、女性としての品の良さとかが素敵で憧れるようになりました。自分も何かしゃべれて歌える人になりたいと思うようになりました。2024 年はオリジナル曲のほかに“昭和のカバーアルバム”をリリースしたんですけれども、その中にも森口さんの楽曲を収録させていただきました。CDをご本人にお渡しすることもできたんです。「水樹奈々」さんは、私が中学生のときに好きになった初めてのアーティストで、この道でやって行こうと思わせてくれた方でもあります。楽曲のエネルギー、ご自身から発する言葉やメロディーのエネルギー、そしてすべての人を笑顔にするパワーが素敵です。ファンの方を思いやる気持ちや言葉などが魅力的で、尊敬しています。

自分を甘やかさないのが、健康の秘訣!?

Q.音楽をはじめたきっかけを教えてください。

A.高校生のときに、学校のカラオケ大会に出たら賞をもらえたんです。それまでの人生で賞ってもらったことがなかったので、すごく嬉しかったのと友達が「自分もアーティストさんに元気をもらったから、茜もそういう存在になったらすごく素敵だと思う」って言ってくれて、「そうだね!」って単純に思ったのがきっかけでした。

Q.ふだんはどんな歌の練習をしていますか? また体調管理も教えてください。

A.毎日必ず何かをするというのを心がけていますね。ボイストレーニングだったり、スタジオで歌ってみたり、ストレッチをしたり......。最近はライブ活動が多くて、2024 年の 12 月は 20 本くらいライブをしているので、逆に喉を使いすぎないように意識をしています。喉に関しては過保護にしすぎないというのもこだわりです。マスク絶対着用とか、どこでも加湿器とかをせずに過ごすことです。野外ライブでもホッカイロを使わないとかね。甘やかしていると、強くならないですからね。ただお酒は控えるようにしています。ヤバいなと思ったら、漢方の薬を飲んだり、十分な睡眠をとるようにしています。もう 5 年くらい風邪をひいていませんし、コロナにも感染していないので、日ごろから厳しくしているのも悪くないのかもしれません(笑)。

Q.いろいろ活動している中で、スランプなどはありますか?

A.ありますよ。スランプに入ったときは何もせずに、ただひたすら食べてひたすら寝る(笑)。時間が解決してくれると思っているので、そのときは“時間が解決してくれるなんて、ウソでしょ”って思っていたけど、解決してくれましたね(笑)。“ライブが近い”“〇時に〇〇に行かなきゃいけない”“いつまでに〇〇をしなければいけない”という〆切が私を救ってくれました。やるべきことって見えているので、スランプだからといって、立ち止まってはいられないんですよね。好きなことをして、友達と会っておしゃべりして、動物に癒されて、そして何も考えない。いつも時間が解決してくれます!

音楽は「人生のスパイス」

Q.ご自身の曲や歌声で好きなところは?

A.「ずっと聴いていられる歌声だね」って言っていただくことが多いです。脱力系という感じはないと思うんですけど、朝から晩までどのタイミングでも聴いていただけるような曲を作り、みなさんの日常に溶け込めるようなアーティストになりたいと思っているので、そこが自分のおすすめポイントかなと思います。おすすめの曲はアップテンポだと「ファイト!ファイト!ねっち!」です。3 分 30 秒の曲で、ライブだとみんなが必ず笑顔になって、ふわっと歌いながら楽しめる曲です。それから「希望」(のぞみ)というファーストシングルの曲なんですが、私のはじまりの曲なので、みなさんに手に取っていただくことが多いですね。
私のファン層は、昭和歌謡が多いので、上は 70 代、60 代の方々もいらっしゃいますし、野外ライブだと、20代、30 代の方が多いので年齢層は広いと思います。私あるあるかもしれないですが、女性の方が多いですね。また家族で 2 歳、3 歳のちっちゃい子たちがママやパパと来てくれることもありますよ。わかりやすいんだと思います、私の音楽が。アップテンポだし、サビも言葉を変えずにずっと同じことを繰り返すので、覚えやすいんでしょうね。

Q.今後の目標は?

A.もっともっと昭和歌謡のジャンルを広めていきたいので、音楽番組をもてるようにMCにも挑戦してみたいです。カバー曲をもっと増やして知ってもらう努力をしたいなと思いつつ、2024 年には、タイのバンコクに行って活動したので、自分の生まれ育った場所以外の地域や国の人たちと音楽でつながれる場を増やしていきたいなと思っています。

Q.ラジオ番組もやっていらっしゃいますよね。

A.2024 年 9 月始まった「FM愛知」での番組なんですが、まずは一年続けるという目標があるので、その一年のなかでリスナーさんを増やして、リアルイベントもしているので輪を広げていきつつ、新しいクリエイターさんやファンの方に出会えたらなと思っています。
ラジオと音楽、それぞれに魅力を感じていますよ。「ラジオ」番組の 30 分を使って、これまでこういう人生を送ってきて、今ここで歌っていますというのを伝えられますし、時事ネタも交えながら話ができるので、いろいろなことが伝えられます。「おもしろいね」「けっこうしゃべるね」と言っていただけているので、リスナーさんにヒットしているんだなと感じています。「音楽」は、なくても死なないかもしれないけれど、あったらうれしいじゃないですか。あの曲いいなって思ったり、結婚式で流れてくるウエディングソングが素敵だなって思ったり、言葉がなくてもセラピーになり得るものだと思うんですよね。私自身が心を豊かにしてもらったとても大事な音楽は、言葉が通じない国でもどんな状況の人たちでも平等に楽しめるものというのが一番の魅力だと思います。「人生の欠かせないスパイス」です。

Q.最後に「Whoʼs Next?」への意気込みをお聞かせください。

A.今回の会場が「大塚 Deepa」という場所なんですが、私 1 月生まれで毎年バースデーコンサートをしているんですが、それを 6 年開催した場所なんですよね。ですので、自分の大好きな「大塚 DEEPA」の魅力を伝えつつ、KEN さんが今まで私に提供してくださった曲が 3 曲あるので、一人でも多くの方に伝えつつ CD を手に取っていただいて音源を好きになってもらえたら嬉しいなと思います。

【プロフィール】
海老沢茜 - Akane Ebisawa -
1996 年 1 月 8 日生まれ
千葉県柏出身『あなたの心にときめきとレトロを⭐️』
昭和カルチャーとレトロファッションを好みちょっぴり懐かしいポップでキャッチーな楽曲を歌っているシンガーソングライター。
2016 年歌手活動を開始。
現在はライブハウスの他に野外ステージ、ショッピングモール、施設などで歌ったり、司会やラジオパーソナリティなど枠に捉われず様々な場所で歌える小さいお子様から大人の皆さんまで楽しめる元気と癒しのステージ は必見です!
合言葉は『ファイト!ファイト!ねっち!』
2024 年昭和歌謡カバーアルバムの全国リリース!

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