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Fat Lavaという杜のなかへ

ドイツが東西に分裂したのが1949年。第二次世界大戦にて疲弊し抑圧された

感性が1950年以降、中小零細の工房で徐々に開花していく。

形状のデザイン・装飾(釉薬)のデザイン・量産工程などが分業されていた。

芸術としての作家モノとは違い、工業としての多品種少量生産であった。

用途のある花器・水差し・皿、置物として動物などがデザインされていく。

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1960年代から70年代に最盛期を迎え、80年代以降は統廃合されていく。

2006年イギリスにて「Fat Lava展」が開催され、世界のコレクターが注目。

同時に『Fat Lava  West German Ceramics of the 1960s & 1970s』が出版。

一部のコレクターは1990年頃から蒐集を始めた方もいるようだが、この

展覧会が再評価のきっかけになったようだ。

ちなみに、この分野のバイブルともいえる『Fat Lava』Mark Hill著だが

ありがたいことに先月、日本語版が出版された。(発行人 kiis)

というわけで、本を売らない書店の注文はこちら。(5,400円 税別・送料別)

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