Fat Lavaのアイコンを生み出したOTTO
Ruschaで1951年から生産部門の責任者を務めたOtto Gerharzは、1959年
Vulkano釉薬を考案した。Gerharzは、自身で起業するべくRuschaを離れる
まで、他にも多くの革新的な釉薬を作り出した。とりわけVulkano釉薬は
形成される際に分水嶺を作り、直線的なデザインから、滴り落ちる
ファッショナブルな釉薬のスタイルへと変化させる画期的なものだった。
(Fat Lava日本語版から抜粋)
1964年、Otto Keramikを設立し自宅で釉薬の研究に没頭した。
以降1978年まで自身が携わり、以降は息子たちに引き継がれていく。
この3点は、Otto Keramik時代に、Gerharzが制作した作品群。
現代のコレクターは、Otto Gerharzの釉薬により価値を認める。
この偉大な父親は、後継者にその貴重なレシピを残さなかったという。
Ruschaが1996年に閉鎖されると、Ottoが一部のデザインを引き継いでいく。