夢を持ってほしい
今回は「夢」について書きたいと思います。私は,以前は「将来の夢は何ですか?」と聞かれることはあまり好きではありませんでした。「夢」は,叶わないものであり,ただ自分の理想でしかないと考えていたからです。だから,私は「夢」という言葉を日頃から意識的に使わず,代わりに「目標」という言葉を使っていました。「目標」は,達成できるもの,と認識しています。だから,大きなことを自分自身に課すことはなく,自分自身の常識の範囲内で物事を考えていました。
しかし,最近は「夢」という言葉をよく使います。なぜならば,大きな理想を掲げないと,昔は非常識であったことが常識になりつつなる昨今を生きていくことができなくなると考えたからです。今,アメリカを中心に宇宙旅行が計画されていたり,中国が空飛ぶ自動車の製作の力を入れていたり,未開拓の地であったアフリカが年々経済成長をしていたりと数年前であれば考えられないことが次々に起ころうとしています。
以前書いたかもしれませんが,私の好きな言葉に
「夢を見なければ,未来を変えることはできない」
という言葉があります。これは,「華麗なる一族」(山崎豊子著)がドラマ化されたときに主演の木村拓哉さんが言っていた言葉です。人の夢には世界を変えるほどのものすごい力が働いているのだと思います。
最後に,若い人には大きな夢をもってもらいたいと思います。日本はどこか夢を持つこと,夢を語ることはどこかかっこ悪いという考えがあるように私は感じます。夢を持っている人は,かっこよく,輝いていると思います。私は,人の夢をバカにする人は絶対に許しませんし,夢を持っている人を応援し続けます。だから,たとえ夢を人に語ってバカにされた人も,そのような人は相手にせず,どこかに必ず自分の夢に共感し,応援している人がいると考え,最後まで夢実現に向けて前を向いてもらいたいと思います。夢を叶えて,未来を変えましょう!
夢は人を成長させ,自分を必ず輝かしてくれる