思いは本気になれば伝わる
今回は、「人を動かす」について書きたいと思います。誰もが、相手に自分の思い通りに動いてほしいと思った経験があると思います。しかし、前にも書きましたが、人間は自分の行動は自分で決めたいので、なかなか思うようにはいきません。そして、人間関係のことで悩んでしまうことがあります。そのような場合の、解決方法一つを紹介したいと思います。
まず、人間関係についてのウィンストン・チャーチルの言葉を紹介したいと思います。
誠実でなければ人は動かない。 人を感動させるには、自分が心の底から感動しなければならない。 自分が涙を流さなければ、人の涙を誘うことはできない。 自分が信じなければ、人を信じさせることはできない。
この言葉こそ、相手を自分の思うように動かすヒントであると思います。人は、お互いをよく見ています。だから、相手の本気の度合いは、相手の行動や発言からわかります。相手が本気で取り組んでいるとわかると、応援したくなり、何か力になれないかと考えます。逆に、相手が本気でないとわかると、相手のために自分の貴重な時間を使うことが、もったいないと感じます。だから、相手を自分の思い通りに動かすためには、自分が物事に対して、本気(夢中)になればよいだけです。これは、自分が変わればよいので、自分の気持ち次第です。
相手は必ず自分のことを見ています。だから、相手を変えようとするのではなく、自分が変わることが大切です。そして、自分の本気度が伝われば、必ず自分のよき理解者となり、大きな力となってくれると思います。