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Google ColaboratoryでNEUTRINOを使ったあとにファイルを自動転送
はじめに
これを読んでいる皆さんはDTMで音楽を作っており、AI歌唱ソフトウェアのNeutrinoをご利用かと思う。Neutrinoは無料で使える上にかなり高精度な歌声を提供してくれる。出始めた一年前から愛用しており、2023年9月現在ではメジャーアップデートを経て第2世代Muonへと進化している。
Neutrinoは画像生成系AIほどではないものの、GPUという計算するための部品が必要である。しかし、これについてはGPU付きの計算環境を貸してもらえるGoogle Colaboratoryサービスを使うことで、無料で利用をすることができる。基本的な使い方については公式ページを参照いただきたい。また、すこし便利に使う改造テクニックはこちらの記事を参照頂きたい。
さて、Google Colaboratoryを用いた結果得られる音声wavデータとして蓄積される。たくさん作った場合はこれのダウンロードが大変である。そこで解決法としてこちらの記事のような解決法を提案していた。しかし、この方法でもたまにうまく行かないことがあった。今回もっと単純で楽な方法を発見したので共有する。
単純にGoogle Driveをローカルに同期する
Google Driveはローカルのファイルと同期するソフトウェアが提供されている。こちらの公式記事を参考にインストールすると、Google Driveのファイルがローカルフォルダにすべてダウンロードされて、自動で同期されるようになる。エクスプローラやファインダーで表示できるので、お手持ちのDAWにそのままドラッグアンドドロップでき、そもそもダウンロードするという作業自体が必要になる。
(昔からこの機能があることを知っていたのに全く盲点だった。)
注意点
ローカル同期はハードディスクの容量を結構使うので余裕があることを確認してから実施すること。