転職が決まってから退職するまで

前職の退職を意識しはじめたことは、以前のnoteで書きました。

よくある組織の意向と個人の考えが合わなくなってきたから、というような感じです。
振り返ると、シンクタンク的な仕事であったこともあり、入職時は職員がそれぞれ職人的(個人商店的)な気質が強かったのですが、
コンプライアンスが重視され(悪いことではない)、組織的に対応することが多くなり(これも決して悪いことではない)、なんとなく合わなくなってきたのかと思います。
合わなくなってきたのもあるのですが、面白くなくなってきたという方が正直な表現かもしれません。

退職をしようと決めた時も、慰留をされることがわかっていたので、次の就職先が決まるまで妻以外には口外しませんでした。
志望先のジャンルは2つ。1つは大学教員、もう1つは公務員でした。
大学教員への転職は自由を求めて、公務員への転職は安定を求めて、という振り切っての転職活動を行ってきました。
大学教員には面白さを求めて、公務員には面白さは金輪際諦めようという気持ちでの転職でした。

公務員の社会人採用に応募し、夏に採用決定通知をいただきました。
その段階で勤めていた会社に退職の話しをしました。やはり慰留をされました。
慰留をされることは嬉しいことなのですが、もう決めていたし、転職先もある状態での慰留なので、とにかく丁寧にお断りをし続けました。
「公務員になるくらいなら残って働いてほしい」ということでしたが、大学へ転職をするとわかった途端に慰留もなくなりました。
大学と一緒に仕事をすることも多かったので、ある意味ステップアップと捉えられたのだと思います。
「公務員になるくらいなら・・・」という発言の真意はわかりませんが、おそらく公務員並みに安定をしているし、公務員より裁量は大きいという事だとは思います。

辞めるタイミングの相談をし、上半期または10月末で退職をしたいことを願い出ました。
正直、まとまった時間が欲しかったし、やりたいことがたくさんあったので、早く退職をしたいと思っていました。大学院に入学をするための受験勉強や研究を進めたいという気持ちもありました。
職場からは、年度末までは勤めて欲しいというお願いがありましたが、結局1月末で退職をすることで合意しました。

年度途中の退職で迷惑をかけたことは認めますが、大学院受験や転職準備が必要なこともあり、3月末まで勤めることはできないという事情もありました。

そんなこんなで、1月末に退職をして4月に赴任をしました。


その後、今日まで記事を書けませんでした。
忙しかったというのもありますが、いろいろありすぎて書けなかったとい事情もあります。

赴任までの準備、赴任から春学期を終えるまでは、また機会があったら書きたいと思います。

ではまたー



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