Creation.11「ひとりであること」
作.くにっち
わたしたちが生きるこの社会は、
繋がりや共感が大事にされすぎてときに息苦しい
人間は一人で生まれてきて一人で死んでいく孤独な存在だという現実と、ゆっくり向き合う余白が失われている
誰かと過ごすから味わえることもあれば
独りじゃないと味わえないこともある
誰かと味わう思い出には賞味期限があるけど
孤独はわたしたちそれぞれの死を看取ってくれる、一生かけても味わい尽くせないもの
そんな孤独が気付かせてくれたもの
それは誰かと分かち合える喜びや
自分は自分でしかないということ
そして何より他人を慮る想像力の大切さ
回想
テーマを「ひとりであること」としてくにっちさんをゲストにお招きした回
番組のメーンパーソナリティ、ソルティとアフリカを通して繋がったそう。
「ひとりであること」を真に経験してから得られる他者への想像力。
ポンティンはくにっちの話を聞いて、ブラジルでの孤独な生活とか、
その時にふと、「友達ができるって奇跡なんじゃね」って思い始めたこと
なんで友達とか、人と繋がるってことがここまで当たり前な感じになってたんだろう、ってこと
いろいろ思い出しました。(笑)
このポエムは読む人の数だけ"回想"の幅が出てきそう。
僕の拙い回想で言えば、かなりハイデガーチックだな!と思いました
有限性、ひとりである「自己存在」を見つめる。
その強烈な自覚抜きに果たして本当の「想像力」や「共感」はありえるか。
というような問いかけを感じた。
実存的で好きです。
作.ぽんてぃん
「ちょっと茶しない?」
という台詞。言う前が一番緊張する。
言ってみて断られるならまだよい。
誘いにノられてしまうと、そこからカフェまでの道のり、カフェの中、カフェの後別れるまで、一切合切、その人との時間を請け負ってしまうんだ。
それくらいにリスキーな一手。
「一緒に茶しない?」
こんなことを打ち明けてしまうと、
「誰もお前なんかに何も請け負ってもらいたくねえよ。」と、こうくるだろう。
分かってない!
ホンのチョッピリ、請け負いたいんだ。
そんで、できることなら次回は、
君に僕を請け負わせたい。
なんてややこしい問答をやっているんだ。。。
喫茶の机はプリズン。いや、リングであるとも言える。
本当は何てことない人の位置の前後左右が、ゲームを動かす。
あぁ、こんなことなら一人がよかった、か。
じゃあなんでまた僕は誰かと、また請け負っちゃってるのやら。
まるで筋トレ。請け負い筋を鍛えてる。
今日も今日とて、「請け負いマッスル」。
反省
からの、これ。ひとりよがりチックなものを出してしまってちょび後悔。
関係性を請け負うこと。これに四苦八苦していたのでした。
私を請け負うことでもなく、あなたを請け負う事でもなく。
関係すること。それを請け負う。やっかいなんです。この関係ってのが。
というポエムでした。