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原付旅は道中こそが本命

愛車(原付・Vino)に乗ることが楽しくて、行先を考えるのが楽しい日々。
ある予定のない週末に「海が見たい!」と思いつき、埼玉から横浜へ、50cc原付を時速30km以内で転がして行ってきました!

行き方を調べたところ道中のほとんどを大きい道路を使う最短ルートが出てきたのですが、道交法厳守をモットーにしているので少し尻込み・・・。
それとは別に道中の2/3くらいは知っている道で大きい道だけじゃない道路も走る行き方ができそうだったので、そのルートで行くことにしました。多少遠回りになるので時間もかかりますが、原付で急ぐことは元々想定していないので、あとは私の体力・気力次第です。
というわけで、前夜はしっかり寝て体力温存しつつ朝9時半ごろに出発しました。

当日は日曜日だったので道中ずっと交通量が多く途中渋滞に巻き込まれ、おおよそ中間地点にたどり着いたところで「地図アプリの表示から想定したよりもさらに到着時間が遅くなりそう」と察知。横浜に着いてから遅めのご飯にしようと思っていたのですが、諦めて道中のマクドナルドでランチ兼休憩をしました。その時点で、出発から3時間経過。

30分ほどの休憩ののち出発。
また別のポイントでもしっかり渋滞に巻き込まれつつ、国道1号へ突入しました。
国道1号はこの日一番の大きい道だったので最初はドキドキしましたが、走り始めてしまえばなんてことはなし。道幅が広いので他の車に抜かれるときはむしろ安心で、車線が常に2~3車線あるので急いでいる車は車線変更をするので「1車線の道幅が広ければ大きい道も大丈夫だ!」という気付きを得られました。
また、朝夕のラッシュ時間ではなかったからか渋滞もなく、横浜へのラストスパートはこの日一番快適でした。

東神奈川を過ぎて目的のみなとみらいエリアへ差し掛かったところで、様子が一変しました。
日曜の午後のみなとみらいは人が多い。しかも、いくつかのイベント施設が密集し、おそらく各施設でイベントが催されていたようです。(近隣の人の流れと客層での判断)
なので、イベント施設周辺でとてつもない渋滞が発生している上に、それなりに車・バイクの交通量も多かったです。
そして、みなとみらいエリアの中でも観光中心地へ向かおうとすると、人生でも経験したことないレベルの渋滞に巻き込まれました。赤レンガ倉庫や山下公園などへ向けて、少なくとも10分以上はほとんど進まなかったです。汗

最終的には「象の鼻パーク」へバイクを押していき、記念写真をパシャリ。
(乗り入れはだめですが、バイク・自転車を押して入るのは可能でした)

この時点で、16時半。
出発から7時間経過しており夕方。しかも日曜日のみなとみらいエリアは混雑しているので、一息できるカフェも見つからないかと思いましたので、この撮影だけして帰路へ着くことにしました。
(帰路の出発直前に、公園敷地にバイクを停められそうな場所を見つけました・・・無念)

移動時間が思ったよりもかかってしまった上に、翌日は月曜日なため、帰路は地図アプリ上で最短の大きな道で帰るルートを選択しました。
ただ、往路で感じた通り大きい道の方が逆に安心というのもあり、そして国道1号は復路も渋滞はなく行きより快適でした。
ですが、都内に突入して環八通りに入ってからは、国道1号に比べると道幅がやや狭かったので抜かれるときは少し緊張もあり、車線は2~3車線でも交通量が多いので渋滞も発生。さすが都内。
ですが、市街地の道と違い交差点は立体交差やトンネル化していて、細々とした信号が少ないため道路設計上の時間短縮効果を感じました。さすが都内。(2回目)
最終的に、みなとみらいエリアから出発して4時間で帰宅できました。

今回は、今までの横浜訪問の中でも一番短い滞在時間。(30分足らず・・・?)
ですが、横浜・みなとみらいはサッカーや野球観戦のついでのプチ観光・高校の遠足・ポケモンのイベント・純粋な観光やデートと何度も行ったことがあるので、じっくり観光できなかったことへの後悔などはなかったです。「海が見たい!」という目的も果たせましたし、Vinoに乗りながら道行く歩行者の雰囲気を感じるだけでも「賑やかなところへ来たなぁ」と休日感も感じられました。

この1日を通して、たっぷりじっくり原付に乗ることを楽しむ高揚感・充実感を感じられて、「原付に乗ることがお出かけの本命目的になる」という気付きを得られました。
これからのお出かけレパートリーが増えて、ますます楽しみが増えそうです!

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