【Javascript】if文とSwitch文と条件式
Javascriptの分岐方法はswitch文とif文があります。
switch文とif文では
条件式があっていた場合とあっていない場合の処理を分ける
ことができます。それでは説明します。
そもそもif文とは
まずは、if文について説明していきます。if文は
・条件があっている場合。
・条件があっていないけど、指定した条件があっている場合。 else if
・条件があっていない場合。
の3通り処理を分けることができます。それでは、書き方を見ていきましょう。
if(条件式A){
//①が実行
}else if(条件式B){
//②が実行
}else{
//③が実行
}
上のif文では
1.条件式Aがあっていれば①を実行
2.条件式Bがあっていれば②を実行
3.AもBもあっていなければ、③を実行。
というふうに1.〜3.の順に処理が進んでいきます。
またif文にはもう一つの書き方があります。それは
[条件式]>=[数字・文字列] ? [条件式があっている] : [条件式があっていない];
という書き方です。
これは、
if(条件式){
//①が実行
}else{
//③が実行
}
を置きかえることができますが、1文で済まさなければいけません。
なので、条件式があっていてもいなくても
「1文で済ます」
のであれば、このコードの書き方を覚えておくとスッキリします。
ちなみに、
[条件式]>=[数字・文字列] ? [条件式があっている] : [条件式があっていない];
の書き方を3項演算子と呼びます。
それでは条件式があっているという基準はどこで決まるのでしょうか?
条件式で合っているかいないかの基準
条件式の基準は以下の通りです。
①<,>,<=...など、比べた結果がただしいときは「条件式があっているtrue」
②null,0,undefined,''(空の文字列)は「false」
となります。すなわち
条件式があっているといないの違いは、
「trueかfalse」
かで決まります。すなわち、
・if文は条件式がtrueだったら実行
・if文がfalseだったら、else if→elseの順に実行
の順に処理が進んでいきます。
ただ、条件式を作るだけだと、trueかfalseを返すだけなので、組み合わせ次第では、複数の条件一気にまとめて書いておくこともできます。
条件演算子はどんなものがあるのかを興味がある方は以下のNoteも見てみてください。
分岐はif文だけではない
Javascriptにはif文だけでなく、switch文の書き方もあります。それでは見ていきましょう。switch文は、
switch([変数]){
case [値、文字列]:
break;
︙
default:
break;
}
と書きます。ここで変数の値がcaseの値とあっていれば、case文の下の処理を実行します。
また、breakをあえてはさまないようにすることで、複数のOR条件と同じ扱いで分岐させることもできます。なので、普段はcase文の終わりにはかならず、breakを用いましょう。
なお、defaultはcase文において、
「どの値も当てはまらない場合」
に分岐させることに使います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
①if文
②条件式だけではtrueとfalseを返す
③switch文
をお伝えしました。if文とswitch文を使い分けるだけでコードを見やすくすることができるので、覚えておくと良いでしょう。
それではまた次のNoteにてお会いしましょう。