OAuth2.0 キーワード
OAuthの概要
シンプルにキーワードの説明を中心に。
委譲のプロトコル。具体的にはトークンの使用方法、トークンの受け渡し方法を定める。
OAuthに関わる登場人物
- リソース所有者
システムを使用しているユーザー
- クライアント(アプリケーション)
ユーザーが操作しているシステム、アプリ、ブラウザ
- 保護対象リソース
ユーザーのものへアクセスするためのAPI
- 認可サーバー
OAuthのトークンを発行したりするHTTPサーバー
以上の構成要素が直接的なHTTP通信(バックチャネル)、間接的なHTTP通信(フロントチャネル: ブラウザを介してクライアントと認可サーバーガスリダイレクトを行い合う)でやりとりを行う。
その他のキーワード
- アクセストークン
クライアントが認可サーバーから受け取るもの。保護対象リソースへ何が行えるかの権限が記載されている。期限がある。
- スコープ
アクセストークンに付与するアクセス権の範囲を制限する手段。保護対象リソースへのアクセス権を制御できる。
- リフレッシュトークン
再度アクセストークンを取得するためのトークン。アクセストークンと分離することでセキュリティ向上。
- OIDC
OAuthの認可フローの中でとIDプロバイダー(Google等)が発行するIDトークンをアクセストークンと一緒に受け渡しする。本人確認の認証をIDプロバイダーが行う。受け渡しが行われるIDトークンの形式をJWTという。