トランプは何に怯えているのか
共和党のドナルド・トランプ氏が1月20日,第47代米国大統領に就任し,第2次トランプ政権が始動した.
就任演説の中での多くの人がスタンディングオベーションをするなか,第46代米国大統領と副大統領は座ったままであった.
多くの参列者が新大統領へ賛同か迎合かはわからない行動の中,座ったままのまともな米国人の姿を見せてくれた二人にこそスタンディングオベーションする人が私だけなく世界に多くいると思いたい.
今朝のラジオで驚きの事を聞いた.昨日の山のような大統領令の中に,米国政府にいる多くの政府職員,上位の管理職から現場の中間管理職までの5万人余りをいつでも「解雇」できる権限を大統領が持つことが含まれているという.
第1次トランプ政権時に官僚に反対にあったり,楯突かれたりしたのが嫌だったのが背景にあるとコメンテーターは言っていた。
彼が信じているのは「米国への忠誠心」ではなく,「ドナルド・トランプへの忠誠心」.アメリカ国家をYESマンの国家に変えることが,彼の口にする「常識の革命」なのだろう か.
アメリカは4年後に黄金時代の真っ只中にいるのか,それともアメ…その先は聞きたくない国になっているのか?