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色が伝えるメッセージ

明けましておめでとうございます。
少し更新が止まっていましたが、新年を迎えて
また、デザインや映像についての記事を
順次上げていこうと思います。

さて、年末に発表されましたパントン社の
カラー・オブ・ザ・イヤー。

前回の記事で、2019年のカラーを紹介しました。

2020年、新型コロナウイルスで、世界は一変しました。
誰もが思うようにいかない毎日で辛い日々もあったと思います。
新年を迎えて、心機一転と行きたいところですが
再度発出された緊急事態宣言に、出鼻をくじかれたようなスタートとなりました。

2021年、これからどうなっていくのか不安ももちろんありますが
明るく、穏やかな1年になることを心から願います。

さて、2021年のカラー・オブ・ザ・イヤーは何色でしょうか?

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今年は2色が選ばれました。
PANTONE 17-5104 Ultimate Gray(アルティメット・グレイ)
PANTONE 13-0647 Illuminating(イルミネイティング)
の2色です。

鮮やかなイエローと、柔らかくもすっきりとしたグレイ。
この2色からは、意欲的で希望に満ちた印象を受けます。

新型コロナなどの影響から、沈みがちだった雰囲気から
あらゆるものが明るい方向へと向かうようにと願いが込められているとのこと。

素敵な色ですね、デザインにうまく入れられれば
かなり今風のデザインになりそうなカラーです。

カラー・オブ・ザ・イヤーのほかにも、ファッション業界での流行色もありますね。
2021年の色は「White」とのこと。
実際に、ファッション業界やTVなどの衣装では、白を使ったお洋服がかなり増えてきています。
白も、いろんな素材を使うことで
質感や繊細な色の変化を見せることもできます。

ここ数年は、ワントーンのコーディネートも流行していますし
白でのワントーンでも、異素材を組み合わせた美しいものが増えていくことでしょう。

イエロー、グレー、ホワイト。

デザイナーとしては、なかなか難しい色味が流行色に選ばれたなあと思います。
エッジがぼやけやすく、媒体によっては使いにくい色もあるでしょう。
デザインの良さを生かすこともあれば、壊してしまうこともある。
今年1年は、デザイナーの腕が試される1年になりそうです。

新型コロナはまだまだ収まりそうにありませんが、
健康を大切に、自分たちのできる限りを尽くす1年にしていきましょう。


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