子犬の骨折
2月末から、子犬が訳あってやって来た。シニア犬とヤング猫2匹のいるわが家に、新風を吹き込んでくれている。
子犬はやっぱり可愛い。
歩く時は「テチテチ」と言う言葉がぴったり。何をするにも初めての体験だから、全力投球。世界は自分を中心に回っているときっと思っているだろう。先住犬猫はすっかりタジタジになっている。
そんな子犬が骨折をした。
実はこの子犬は、2ヶ月前に指先を骨折し、それがようやく完治し、散歩がこれから楽しくなるところだった。
原因は、車で公園まで行き、目的地に着いて抱っこして車から降りる際、嬉しすぎて身を捩ってバタバタしたために、腕から飛び降りてしまったのだ。
「キャンキャン!キャーン!」
と、今まで聞いたことのない声。悲鳴。途端に身体をブルブル振るわせ、右前足を地面につけることができない。
右前足は、まさに数ヶ月まえに骨折した場所だった。血の気が引いて呆然とする。
慌てて駆け込んだ病院で横向きに寝かされ、両足を丁寧に診察+レントゲン撮影。
「前回の右前足の指部分ではなく、今回は足首から上の長い骨の一部が骨折しています。」との診断。
「確かに折れてはいるのですが、ポキッと折れている訳ではなく、ズレが生じた程度の折れです。いわゆるラッキーな骨折に入ります。」
先生。
骨折にラッキーってあるんですね…
そんなこんなでギブスを付けて1ヶ月の安静となりました。1週間に1回のギブス交換。2週間に1回のレントゲン撮影。まだ6ヶ月と若い子犬なので、治りも早いでしょうと言う見立てでした。
子犬は可愛い。
小型犬の子犬は本当に可愛い。
だけど。その小ささをきちんと理解して扱わないといけないなと猛反省。
①抱っこ時は、自分の身体に密着させ、少々ジタバタ動いても決して離さないこと。
②リードは短く持ち、万が一に備えておくこと。
本当に血の気が引く体験でした。今は完治まで全力でサポートしていこうと思います。