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リーダー修行記25(札幌遠征修行で私が多々良くんだと気づいた件(妄想))

3年ぶりに札幌に行ってきました。
(写真はダンス修行の翌日に行った札幌競馬場です)

3年前、まだダンスを始めたばかりの頃に突撃したふたりの先生のもとに再び突撃。これは本当に本当に本当なのですが、今回、純粋にパートナーを習うつもりで行ったんですよ。事前に課題を洗い出して、何を習うかしっかり決めて。なのに、このnote のせいで、私のダンスライフが全バレしていて、ふたりの先生から、リーダーを習いに来たんですよね?と言われ、私の修行本能がむっくり起き上がり、結局リーダーを習ってしまいました(笑)

特にスタンダードの先生のところでは、来週のトライアルに向けて、ここは見せ場…にしたい!というステップをがっつり確認(遊びに行ったのにいつの間にかガチモード)。
「僕、パートナーをうまくやる自信はあんまりないんだけど…」と言われて組んだ瞬間、女性ばりのシェイプに怯みました。10ダンサーの身体の可動域やばい。パートナーのときの私よりよほどパートナーらしいのではあるまいか。

そして、とりあえず踊ってみての先生の第一声が「うん、大丈夫!パートナーの居場所をちゃんと作ってあげられてる」だったことに狂喜乱舞しました。遠方からのゲストだからかしら。札幌の先生、ハイドにならない。それだと動けねえ、とか言わねえ。

「パートナーの居場所を作る」ということについて、私は直接的に教わったことがないし(た、多分)、あまり考えたことがないのですが、思えばいつも先生が、お前がどうであれ俺はこのポジションに絶対入る、というスタンスで私と組んでいて、無言で修正され続けてきたので、私の身体は形状記憶合金のように、自然にその空間を空けるように仕上がっているのかもしれません。感覚的には、パートナーに居場所を示しているとか、迎え入れているというより、とりあえず扉を開けておいて、パートナーが決めた場所に自分が合わせてる感じです。まあそれがリーダーとしていいのかどうかはわかりませんが。

その後、いろいろ指摘をもらいながら(ほぼいつも言われてることばかりでした…うぬぬ)修正を繰り返して何回か踊ったところで。

先生「そう、それ!あ〜僕なんかいま女性の気持ちがわかったかも!」
私「私の先生も同じことよく言いますよ(爆笑)」

男性の先生たち曰く、パートナーとしてこういうふうに踊りたい、というのをリーダーがちゃんとやらせてくれると大変に心地よい、というのが体感できるらしいです。逆にいうと、そうじゃないリードがどれほど不快か気づくらしい。
私の先生のことばを借りると、

「ちゃんとリードしてくれないと、やる気がなくなる」(容赦がない)

先生的には自戒を含むらしいので、私、先生のパートナーさんの役にとっても立ってるんじゃないかしら。ふふふふん。

札幌の先生は、私のnoteやTwitter で私のHSPという特性を大変理解してくれていて、「けやきさんは、この人はこうしたいんだな、というのを敏感に感じ取れる人だから、その特性を利用するといいんじゃないかな」という提案をしてくれました。
きっかけを与えるのがリーダーの仕事というのは大前提として、その先は「こういうふうに踊りたい」というパートナーの意志に寄り添う、というアプローチでリードをするといいリーダーになる気がする、と言ってもらって目からウロコでした。
まさか私が、パートナーに寄り添うことで力を発揮する多々良くんタイプだったとは。(ボルムはさらっと観ただけであんまり覚えてないし適当に言ってます。多分違う)

先生「けやきさんは、リフォローが得意なタイプだと思いますよ」

なるほど。ともすれば消極的すぎる私の踊りも、そう考えると、大変にパートナーにやさしく、かつカップルとしても魅力的な踊りができる気がしてくるな。

なるほど。
なるほど…。
わあああぁぁぁなるほど〜〜〜!!!

思えばこの先生とは、私が3年前にnoteに書いたある記事に対して、僕もHSPタイプなんですよ、というメッセージをいただいたことから繋がりができたのでした。いわゆる「生まれ持った特性」の部分からアプローチしてくれる先生は希少だし(というか、他にいますかね?)、それが私と近い特性の先生だなんて、本当に幸運な出会いだと思います。ありがとう私のnote (自画自賛)。

今回の学びをちゃんとホームに持ち帰って、「リードがへぼいとやる気がなくなる」という先生にやる気を出させてみせるわ!とかたく誓った旅でした。

アディオス札幌。札幌で出会ったみなさんありがとう。大好きだーーーー!!!

(絶対また行く)

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