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コンセプトの大切さ

音楽制作から意図的に離れたリフレッシュ期間を過ごしてる中で、あるゲームにはまりました。

"Slay the Spire"

ざっくり言うと、風来のシレンとカードゲームを合わせた感じ。
潜るたびに変わるダンジョンで、敵と戦ってカードを集めてデッキ構築していくゲームです。

ググるとはまった人々の叫びがちらほら出てくるんですが、例に違わず私も一晩ではまりました。
気付いたら夜明けって恐怖体験をさせられたゲームはブレスオブザワイルドぶりかもしれない……


ここから「コンセプトの大切さ」の話です。

ゲームで気付いたことを音楽制作に繋げていきます。

前述の通り"Slay the Spire"は集めたカードでデッキを組むんですが、潜るたびに得られるカードが変わります。
そのため毎回理想の形にできるとは限らず、手に入れた強いカードを使いこなせず撃沈→再試行…という流れで沼落ちしていきます。

そうして何度も撃沈してようやく気付いたのが「デッキコンセプトがない構築だと負ける」ということ。

・高コストだけど強カードを拾えたら、マナ補充もできる構築
・低コスト低火力が多めなら、ドローソースを増やしてぶん回す構築

こんな感じに方向性を柔軟に変えつつ攻略し始めたら、無理ゲーを覆す瞬間も増えてきました。


「コンセプトがあると強い」

これは音楽制作者としてファンを獲得する、売上を伸ばしていく上でも重要な視点では?と白む空を見つつ考えたんです。

コンセプト(≒企画)について、作曲家のこおろぎさんが最近こんな動画を出してました。

サブチャンネルなのにめちゃくちゃ大切な話してる。
『曲作り自体が企画力』というのはもう納得。


じゃ現在の自分はというと、そのコンセプトが弱い。まっさら。

2020年のテーマとして制作への苦手意識克服のため「とにかく数を作ろう」という思想を優先して活動した結果、50曲作って苦手意識も消え去りはしました。
ただその時思いつくままHiphopにオルタナにFuture Bassにと作ったせいで、「何が持ち味の作家か分からない」状態だろうと認識してます。

活動を続けていく中で人気を得て、「〇〇な曲ならCarponejamyがおすすめ」とか「〇〇なBGMが欲しいからCarponejamyに頼もう」って言われたい。
そんな強い作家になりたい。

その欲を実現するためには〇〇に当たるコンセプトを固めることが優先課題だな、とゲームをして気付いた話でした。


次シーズン以降"Carponejamy"という名義をどんな企画にしていきたいか。
リフレッシュしながらじっくり考えていきたいと思います。


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"Slay the Spire"はiOSやスイッチなど各プラットフォームで遊べます。
2000円前後で買えるのに徹夜させられるほど奥深いゲームなので、ぜひ!

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Spotifyプレイリスト更新してます。
直近の楽しみは浦上想起とSen Morimotoのアルバム。

リストに入れてた田中ヤコブが堀込兄と対談してました!すげえ!


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