見出し画像

櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」フォーメーション発表!

お久しぶりです。先日13日深夜の「そこ曲がったら、櫻坂?」にて櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」のフォーメーションが発表されました。放送直後にはセンターを務める3人の曲のフォーメーションもすべて公式サイトにて発表になりましたね。今回は、今分かっている情報をまとめると共にそれらの意図を考えたり、なんとなく今後の予想をしてみようと思います。

櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」公式サイト
https://sakurazaka46.com/s/s46/page/4th_single?ima=4214

判明済み情報まとめ

  • 4枚目シングルへの初言及は、渡邉理佐の卒業発表ブログ

  • このシングルの活動をもって1期生の渡邉理佐・原田葵両名がグループを卒業、卒業後について本人からの具体的な発言は今のところ無し

  • リリース日は2022年4月6日、これは欅坂46がCDデビューを果たしたのと同日

  • (詳しくは上の公式サイト参照)表題曲「五月雨よ」のセンターは最年少の山﨑天、これまでより1人多い15人構成

  • 関有美子、上村莉菜が表題曲初選抜入り

  • 櫻エイト制度は継続、1st・2ndシングルの櫻エイトから菅井友香が抜け守屋麗奈が加わる形に

  • 共通カップリング曲は渡邉理佐センター、全員参加

  • 3人センター制の下で生まれるもう1人のセンターは4作連続となる森田ひかる、その曲の3列目は表題曲に入らなかったメンバー全員

  • 菅井友香はミュージカル「カーテンズ」出演を控えているため、渡邉理佐センターの共通カップリング曲のみの楽曲参加(参照:菅井友香公式ブログ「4枚目シングル」https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/42793?ima=5423&cd=blog

  • 渡邉理佐は、森田ひかるセンターのカップリング曲には不参加(詳細な理由に関しての記述無し)

フォーメーションについて

今回の目玉と言えば、やはり新センター山﨑天の誕生でしょう。櫻坂46の2期生で坂道最年少、「グループをアイドル界の頂点に導く」という本人の言葉通り、櫻坂46では1st・2ndシングルで合計4曲のセンターを務めあげて来ました。櫻エイトには毎回の選出を果たし、ライブパフォーマンスにおいても常に存在感を発揮し続けていたまさに櫻坂46の秘蔵っ子が遂に表題曲のセンターに立つことになりました。発表直後と思われるコメントでは、既にグループ全体を客観視出来ているともまだ実感が湧いていないともとれる発言がありましたが、先を見据えて大切に作っていく決意が聞けただけでも十分でしょう。ポジション両脇にいる2期生表題曲経験者や裏センターに控える渡邉理佐、その他グループ全員の力を借りながら、素晴らしい楽曲を最高のパフォーマンスで届けてくれると確信しています。

上村莉菜は櫻坂46としての表題曲に初参加となりました。グループ随一のメンバー想いでありつつ、「Nobody's fault」から外れた際は悔しさを滲ませた発言もあり、まだまだある楽曲への熱意を込めてくれることでしょう。同じく関有美子も初参加となり、これで今いる旧2期生8人が全員表題曲を経験することに。パフォーマンス面で少々伸び悩む時期があったかもしれませんが、BACKS LIVEでの成長は確かなので、きっと良い存在感を出せると思います。

櫻エイト制度に関しては今作も継続して採用されています。しかし全てのフォーメーションを見た方は、櫻エイト制度がほぼ有名無実化していることに気づいたのではないでしょうか。制度の影響を受けているのは、実質森田ひかるセンターの1曲のみです。ここで一旦櫻坂46の初期を振り返ってみると櫻エイト制度は、3人センターの7曲全体曲という変則構成をとって色々な表現に挑戦する中で、楽曲の質をある程度担保しフォーメーションの複雑化を防ぎつつ、BACKS LIVEというスポットライトを隅々まで当てる機会を用意するといった非常に多くの意味をもつ制度でした。その重要性は無視してよいものではないと思いますし、結果として休養・卒業に応じたバックアップ体制の充実や、違う自分を見せたいメンバーの輝く場の誕生に繋がったことには、グループも少なからぬ恩恵を受けていることでしょう。

それでは、一定の責務はもう果たし終えたと言える櫻エイト制度を、なぜ存続させる判断をしたのでしょうか。筆者が一つ大きいのではと考えているのが、先ほども名前が出てきたBACKS LIVEです。過去2回少しのメンバー入れ替えを挟んで開催されたBACKS LIVEは、様々な面で非常に功績のあるライブだったことは皆さん同意していただけると思います。自分を変えたいメンバーや普段の活動で余り目立てていないメンバーが想いをぶつけられるのはもちろん、櫻エイトのメンバーにもいい刺激となっていたようです。3rdシングルでユニット曲を与えられたメンバーのほとんどはBACKSで、BACKSのための曲まで生まれたことから、BACKSと櫻エイトが単なる優劣を表す単語であるとは到底言えない活動内容でした。人数的に櫻エイト制度の存続が不可能に近づきつつある中、この制度をまだまだ有効活用したいと運営サイドは考えたものと思われます。夏のツアーやイベントとの兼ね合いもあり、去年BACKS LIVEを開催したのと同時期に再び開催する可能性は極めて高いでしょう。

そんな櫻エイトには今作守屋麗奈が初めて加わっています。天邪鬼に見れば菅井友香が抜けた穴を埋めるポジション、と言えなくもないですが、「ブルームーンキス」から「流れ弾」までのパフォーマンスの緩急を使いこなし、一方では「ラヴィット!」への長期出演などを通してグループの名を広めた功績もあります。素直に彼女の実力と言って全く問題無いでしょう。

共通カップリング曲に目を向けると、「櫻坂の詩」に次ぐ、MVの制作が(恐らく)される楽曲として初めての全員参加曲になっています。加えてフォーメーションの中央3列には1期生が全員集合しており、そんな楽曲のセンターを卒業する渡邉理佐が務める。ここまで粋な、素晴らしい記念になるようなことをするとは驚きました。ただでさえ良曲揃いの櫻坂の曲にこんなにもドキュメンタリー的な要素が加われば、ライブでの披露は感動的なシーンになること間違いなしでしょう。ただ、これには良くも悪くも「記念」という要素が隠し切れません。4thシングルの活動が終わればすぐにセンターと裏センターをこの曲は失うことになりますし、ファンから今後の卒業などの際に同様のことを期待されるようになるのを承知でこのフォーメーションを組んだのだとしたら、運営の覚悟も感じられます。楽曲のクオリティーについては言うまでもなくメンバーを信頼しているのでそこは誤解しないでいただきたいのですが、2人が卒業してすぐさま代役を立てるというのも非現実的なため、ライブでの披露が難しい期間が早くに訪れてしまうことは少し寂しいですね。何はともあれ、楽曲を聴いてもいない段階でこんなことを言うのも時期尚早かもしれません。期待して待ちたいと思います。

森田ひかるセンターのカップリング曲については、渡邉理佐が参加しないため櫻セブンの14人編成です。卒業を控える原田葵を含め個性派揃いですし、どんな曲を届けてくれるのかこちらも楽しみです。ところで4作連続でセンター曲をもつことになった森田ひかるには、運営サイドも全幅の信頼を寄せているようですね。表題曲センターを交代して少し肩の荷が下りた様子もみせる彼女には、今後も高い期待をしてよさそうです。

本編の終わりに、軽くその他の収録曲の予想をしてみます。3rdシングルに倣うならば、表題曲のセンターを務める山﨑天はもう1曲センター曲をもつでしょう。そして全曲全体曲構成に戻ることもほぼ無いでしょうから、やはり少人数曲が3曲入る形になるのだと思います。BACKS LIVEが鍵だと述べた以上、BACKS曲も「ソニア」に引き続きあるという予想でいこうとは思いますが、その「ソニア」の扱いが櫻エイトの入れ替えによってどう変わるのかにも影響されそうです。卒業する渡邉理佐には、これまでのポジションなどから考えてソロ曲が与えられてもよさそうですが、森田ひかるセンターのカップリング曲に不参加なことが少し引っ掛かります。ユニット曲については前作の2曲の人選がかなり良かったと思うので、このまま強みを生かす起用をお願いしたいですね。

最後に

この記事を書いている間に全体アーティスト写真が公開され、「五月雨よ」の初オンエアも来週2月21日の「レコメン!」と分かりました。オンラインミーグリの申し込みなんかも本格始動し、なかなか楽しい時期に突入していますね。長々と書いてしまいましたが、結局は新曲のパフォーマンスに彼女たちがどう思いを込めるか、そこに全てが集約しているのだと思います。4thシングルの期間も、楽しみましょう!

いいなと思ったら応援しよう!