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初めてのエジプト旅行:一人旅 🇪🇬|ルクソール - Day2

プライベートツアーDay2はルクソールです。エジプト到着初日の夜便で、カイロ空港からルクソール空港へ移動。翌朝は07:00ロビー集合でルクソール観光です。ロビーに現れたのはドライバーさんのみで、王家の谷付近でガイドさんと合流です。ドライバーさんとは、Google翻訳で日本語↔︎アラビア語で会話を楽しみました。

ルクソール|先に事の顛末

プライベートツアーのDay2は、ルクソールで3箇所の観光地を巡ります。見どころが多く、また14時(だったと思う)にクルーズ船が出航するとあって、かなり忙しかった印象です。見たいところを予め決めて、事前予習しておくべきだったと思っています。ツタンカーメンの王墓は、そもそも買ったエリアチケットに含まれておらず、慌てて単独チケットをスマホ予約して入りました。あわや、大事な見所をスルーする所でした。

さて、Day2のガイドさんとは概ね良好な関係で進みましたが、最後にチップを「40(フォーティ)」要求され、それがドルだと思った私とエジプトポンドだと後になって言ったガイドさんとで少し揉めました。前日の学びから大元のツアー会社に速攻連絡を入れ間を取り持ってもらいつつ「単位で誤解があったね!」的な着地点で、ドライバーさんとガイドさんにそれぞれ10ドルづつチップを渡しました。ドライバーさんとは午前中の移動でだいぶ仲が良くなったせいもあり、後になってWhatsAppで「僕はお金はいらなかったんだ」と散々謝られました。あぁ、分かっているよ、あなたがそういう人でないことは…。

また、Day2からツアーが終わると同時にガイドにトリップアドバイザーにレビューを入れるよう詰められ始めます。旅行者からすると「このツアーまだ終わってないけど…」状態なのですが、ガイドからすると、「私のガイドは終わったから星5を付けて!会社に出さないといけないの」という言い分なようで、目の前で5つ星を強要されるのに困りました。心からの5つ星なら問題ないのですが、そうでない場合は「ホテルに戻ってから必ずやるよ!」と逃げ切るか、書いたレビューを見せた後にレビューを消す等する事で乗り切れます。

なお、ルクソールの位置は↓こちら。

ルクソール|観光したところ

  • 王家の谷:(3箇所巡れるチケット 600EGP ※2,032円)
    ∟ 王家の谷 1:ラムセス3世王墓(K.V.11)
    ∟ 王家の谷 2:ラムセス9世王墓(K.V.6)
    ∟ 王家の谷 3:メルエンプタハ王墓(K.V.8)

  • 王家の谷 4:ツタンカーメン王墓(K.V.62)(現地でスマホ予約 500EGP ※1,701円)

  • 王家の谷 5:ラムセス1世王墓(K.V.16)(現地にて別ルートでチケットゲット 10$)

  • ハトシェプスト女王葬祭殿(360EGP ※1,185円)

  • カルナック神殿(450EGP ※1,530円)

  • 石細工店

※ネフェルタリの墓も行きたかったのですが、修繕中とのことでクローズ。あぁ、見たかった!

ルクソール|印象に残ったTOP3

  1. ツタンカーメンのミイラが小さい。

  2. 美しい色と細かなレリーフが残る王墓や神殿に感動する。

  3. 一面の砂漠?荒野?王家の谷の巨大さに驚く。

  4. 【番外編】ルクソールはラオスのルアンパパーンのように美しかった。

  5. 【番外編】ルクソールを半日で周るの無理ゲー。

ルクソール|解説(ChatGPT-4)

せっかくなので、王家の谷についてChatGPTに解説をお願いしました。

王家の谷。広くて白い砂の山に囲まれている。眩しい。

ルクソールの王家の谷は、エジプト新王国時代(紀元前16世紀~紀元前11世紀)のファラオたちの墓所として知られています。エジプトのテーベ(現在のルクソール)の西岸に位置し、ナイル川に近い谷間にあり、現代では観光客や考古学者にとって非常に興味深いスポットとなっています。

▼王家の谷の概要

  • 発見された墓の数:63以上の墓が見つかっています。墓の番号は「KV」(King's Valley)として識別されます。墓の中には、王族や高官のものも含まれます。

  • 歴史的背景:新王国時代のファラオたちは、盗掘を避けるためにピラミッドを建てるのではなく、隠された谷に墓を作り、地下に埋められたトンネルと廊下の複雑なネットワークを構築しました。

▼主要な墓(私が見学した王墓)

  • ツタンカーメン王墓(K.V.62)
    紀元前1332年~紀元前1323年。若干の治世で亡くなったが、発見された墓の豊富な財宝で非常に有名。

  • ラムセス1世王墓(K.V.16)
    紀元前1292年~紀元前1290年。短命だった治世であり、その後を息子セティ1世が継いだ。

  • メルエンプタハ王墓(K.V.8)
    紀元前1213年~紀元前1203年。ラムセス2世の息子で、カデシュの戦い後の平和条約を維持したことで知られる。

  • ラムセス3世王墓(K.V.11)
    紀元前1186年~紀元前1155年。古代エジプトの最後の偉大なファラオと見なされ、治世中に複数の戦争で国を守った。

  • ラムセス9世王墓(K.V.6)
    紀元前1126年~紀元前1108年。不安定な時期に王位にあり、彼の治世は墓泥棒の多発と王権の衰退を見た。

王家の谷はエジプトの歴史と文化を深く知るための重要な場所であり、古代エジプトの死生観や宗教観を直接感じることができる貴重な場所です。

ルクソール|思い出写真

ここからは、思い出の写真と共にルクソールの旅を振り返ってみたいと思います。今回ちょっと多いです。

朝のルクソール。水と緑が豊か。

写真:ツタンカーメン王墓(K.V.62)

ツタンカーメン王墓入り口。他の王墓より人が並んでいた。
ツタンカーメン王墓。深い階段を降りていく。
ツタンカーメン王墓。王墓内はとても狭い。
ツタンカーメン王墓。美しい壁画が残る。この時代はまだ立体ではないのかな。
ツタンカーメン王墓。ツタンカーメンのミイラ。とても小さいのに驚く。

写真:ラムセス1世王墓(K.V.16)

ラムセス1世王墓入り口。
ラムセス1世王墓。青い色がしっかりと残っていて美しい。
ラムセス1世王墓。この時代もまだ壁画。
ラムセス1世王墓。中はそれほど広くは無いが、青い壁画が見所。

写真:メルエンプタハ王墓(K.V.8)

メルエンプタハ王墓入り口。
メルエンプタハ王墓。レリーフが立体に。とても綺麗に残っている。
メルエンプタハ王墓。レリーフで削った石の角がくっきり残っていて、質感がよくわかる。
メルエンプタハ王墓。地下にどんどん潜ると雰囲気も変わってくる。
メルエンプタハ王墓
メルエンプタハ王墓
メルエンプタハ王墓。広くて見応えあり。

写真:ラムセス3世王墓(K.V.11)

ラムセス3世王墓 入り口。
ラムセス3世王墓。こちらも広くて見応えたっぷり。
ラムセス3世王墓。長い通路にはヒエログリフがびっしり。
ラムセス3世王墓
ラムセス3世王墓
ラムセス3世王墓

写真:ラムセス9世王墓(K.V.6)

ラムセス9世王墓 入り口。
ラムセス9世王墓。美しい天井レリーフ。
ラムセス9世王墓。こちらもヒエログリフがびっしりと。なんて書いてあるのかな〜。
ラムセス9世王墓
ラムセス9世王墓。スマホで写真を撮っているようなレリーフ。

写真:ハトシェプスト女王葬祭殿

ハトシェプスト女王は、紀元前1479年から紀元前1458年までエジプトを統治した新王国時代の女性ファラオです。彼女は王妃から共同統治者へと立場を変え、後に単独のファラオとして王位に就きました。ハトシェプストは政治的に安定した時期に国を率い、貿易関係を強化し、特にプントの地との交易で知られています。これにより、エジプトは豊かな財宝と外国の商品を獲得しました。(GPT-4解説)

ハトシェプスト女王葬祭殿。崖の下に造られ、荘厳さが際立つ。
ハトシェプスト女王葬祭殿。他の墓に比べて整然と並んだ柱や白い壁が美しい建築物。
ハトシェプスト女王葬祭殿。たまたま頬に色が残っているせいもあり、チークのよう。全体的に女性っぽいふくよかなフォルムも印象的。
ハトシェプスト女王葬祭殿。食べ物のレリーフ。豊かな食文化を感じる。
ハトシェプスト女王葬祭殿
ハトシェプスト女王葬祭殿。お肉、お魚、フルーツ…美味しそう。
ハトシェプスト女王葬祭殿。天井にびっしり描かれた星。
ハトシェプスト女王葬祭殿。遠くに街並み。
ハトシェプスト女王葬祭殿までの道のり。賑わうお土産さん通り。

写真:カルナック神殿

カルナック神殿はエジプト・ルクソールに位置し、古代エジプトで最も巨大かつ複雑な神殿の一つです。主にアメン・ラー神を祀るこの広大な神殿群は、約2000年の長い期間にわたり、多くのファラオたちによって拡張と改修が繰り返されました。神殿は数々のピロン(巨大な門)、広大な柱廊、複数の小神殿、聖湖などから成り立っており、特に大柱廊は134本の巨大な柱が並ぶ壮観な景色を提供します。これらの柱には豊富なレリーフが施され、ファラオたちの神聖な儀式や軍事的勝利が描かれています。カルナック神殿はその規模と装飾の豊富さで知られ、エジプト文明の宗教的および建築的達成を象徴する場所とされています。(GPT-4解説)

カルナック神殿入り口。
カルナック神殿。珍しい羊のスフィンクスは「世界ふしぎ発見」でもクイズになった。
カルナック神殿。巨大な柱が並ぶ。
カルナック神殿
カルナック神殿
カルナック神殿。巨大な柱が圧巻。
カルナック神殿。巨大な柱に残る美しいレリーフ。
カルナック神殿
カルナック神殿。天を貫きそうなオベリスク。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Day2は巨大な遺跡を3箇所も巡り、エジプト文明の大きさや豊かさを感じる濃厚な1日となりました。雄大なナイル川と緑に溢れたルクソールの街並みに反して、各所の遺跡は砂漠地帯で白茶の世界。このコントラストも見応えがありました。

遺跡のレリーフを見て驚くのが、それが絵ではなく文字(ヒエログリフ:エジプト聖刻文字)であるという事です。誰が見ても分かりやすい絵に対して、文字はその意味を知っていなければメッセージを受け取ることができません。こうしたヒエログリフが壁中に描かれている事に、エジプト文明がいかに高度な文明であったかを体感することができました。

また、ハトシェプスト女王葬祭殿(紀元前1479年)では、古代エジプト唯一の女性ファラオ、ハトシェプスト女王の面影を感じることができたのが良かったです。少しふっくらとした、どこか可愛らしい面影を残す像や、豊富な食べ物に恵まれたことを示すレリーフなど、歴代のファラオにも色々な人がいたのだろうと思わせる個性を感じることができました。

正直、ここを半日(07:00 - 13:00)で周ったのは、さすがに少し無理があったかもです。最後に訪れたカルナック神殿は駆け足観光となり、ちょっと消化不良。次回はもう少しゆっくりと眺めてみて周りたいですね。

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