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初めてのエジプト旅行🇪🇬|準備編 - GWひとり旅

今回は、先日(2024年4月26日〜5月3日)行ったエジプト旅行の準備や費用についてご紹介します。ChatGPTや生成AIがすっかり生活に溶け込んでしまい、ココでご紹介できるテックネタがあまりなく…(言い訳)。

今年3月、大好きな「世界ふしぎ発見!」が38年の歴史に幕を閉じるということもあり、自分の「行ってみたい国」候補の中から同番組の原点であるエジプトを選ぶに至りました。

「見たことのない景色を見る」が旅のテーマで、一眼レフカメラ(Canon EOS 6D)で写真を撮るのが旅の楽しみです。荷物は最軽量(でもカメラとPC+iPadが重い…)で、衣類は旅先で洗濯、自撮りはしないのでメイク用品やオシャレ着は持っていかない、宿は立地最優先で多少難ありでも平気な方です。


エジプト旅行の費用

今回の旅に費やした費用は、7泊8日で約40万円(税込)となりました。プライベートツアーを入れずに自分で諸々の手配をすれば、もう少し安くなると思います。

エジプトの観光地は縦に長く点在していて、国内航空、ナイル川クルーズ船、観光地までの車移動(しかも交渉前提)と、ちょっと個人手配はキツイなぁと。また、自分のペースで観光をしたかったので、団体ツアーは避けた形となりました。とは言え、思ったようにはいかない部分もあり、それはまた追って記事にします。

|航空券:199,360円

SkyScannerで検索 → H.I.Sで予約しました。今回は、唯一直行便を飛ばしているエジプト航空(週2便)を選んだため、旅程もこれに合わせた形です。H.I.S以外の格安航空券サイトやエジプト航空公式でも購入できるのですが、数千円〜1万円程度安いくらいだったので日本語で購入できる手軽さを選びました。ちなみに、航空券を買ったのは3月16日で旅行の約6週間前です。購入後もSkyScannerのアラート機能で料金が通知されますが、上がることはあっても下がることはなかったです。

|プライベートツアー4泊5日:159,692円

現地ツアーを提供しているGetYourGuideで《カイロ発:5 日間のエジプト ハイライト プライベート ツアー(フライト付き)》を予約しました。英語のガイドさんとドライバーさんが付いてくれて、飛行機移動、ナイル川クルーズ、期間中の宿泊や一部食事が付きます。北はアレクサンドリア、南はアブ・シンベル神殿(日本で例えると札幌 - 静岡間、約1,150kmに相当する)と、エジプトの観光地をほぼ網羅してくれたので、色々あったもののツアーを選んで良かったと思っています。時期によっては9万円台〜あるようで、ここまで安いとかなりお得なツアーだなと思います。

※日系ツアーとはクオリティ面で色々思う所はありましたが、それはまた別の記事にします。パーフェクトではないですが、おそらく、この価格でこれだけ充実したエジプト周遊ができるツアーも他にないと思います。ちなみに、観光スポットを詰め込みすぎて、めちゃくちゃ忙しいツアーです。予約される方は気合を入れて参加してください。

|ツアー以外のホテル2泊:約14,000円(87$+クレカ手数料)

ツアーに含まれない最終日のホテルは、Booking.comで《Tamara Pyramids View》を予約。帰りが深夜便でシャワーを浴びてから空港に向かいたかったため、2泊分(利用は1.5泊)予約しました。クレカ決済だと手数料が高く、現金があればその方が良かったかもです。しかしここ、見事なほどにピラミッドビューで、ここよりもピラミッドに近いホテルも他に無いと思いました(行くと分かるのですが、他のホテルがこのホテルの背後にあります)。

|通信:¥0

私は今回、楽天モバイルの海外ローミング(月2G無料)と現地フリーWiFiのみで乗り切りました。旅程がちょうど4月と5月の月跨ぎだった事もあり、楽天の無料枠が更新されてデータ容量も足りたのです。通常ですと、現地でSIMを購入するか、楽天モバイルで1G500円で追加するかのどちらかになります。個人手配で旅行をする場合は、常にスマホを確認するなどかなりのデータ容量を使うため、現地でSIMを買う方がお得だと思います。また楽天モバイルの通信品質についてですが、アスワンからアブ・シンベル神殿までの砂漠地帯以外は、ほとんどの場所できちんとつながりました。すごい。

|ツアーに含まれないチケット代や食費など:約40,000円

観光スポットの入場料は、すべてクレカ決済でOKでした。他、クルーズ船の飲み物、観光地での軽い飲食、チップ、最終日の1日ドライバー手配(55ドル)、空港へのタクシー移動(Uber)等、〆て約4万円となりました。なお、お土産はほとんど買っていないので、必要な人はもう少し持って行ってください。

ちなみに、私はツアーに一部トラブルがあり(熱気球が飛ばない、プライベートツアーが一部グループツアーになるなど)、ツアー会社の補填で本来はツアーに含まれていない食事が2回(夕飯と昼食)追加されました。おかげで、ツアー中は一切の食費を出していません。

なお今回、皆さんもご存知のように「約34年ぶりの円安水準」と「政府の為替介入」に巻き込まれ、日々急激に変わる為替レートに翻弄されました。

一応、上野駅周辺の両替店で2万円を128ドル(1ドル=155円)に変えた所までは良かったのですが、成田空港のレートの高さに恐れ慄き、なんとそのままエジプトに行ってしまい、さらにはエジプトポンドに両替する暇もなくツアーが進み、最終的には、最初に両替したドルとクレカ、また、ガイドさんに現金10ドル分をエジプトポンドに変えてもらう、ホテルの人にクレカで支払ってその分の現金を確保するなどして乗り切り、非常に危ない橋を渡りました。手元に現金がなく、本当に困りました。ドルで良いので必ず現金を持っていってください。

ちなみに、現地でドルは使えるものの圧倒的にレートが悪く、それも観光地価格。なので、ドルを使う場合はある程度損をする覚悟を持って使ってください。エジプトポンドは他の国で使えないため残ると不便ですが、やっぱりあった方が少額決済がしやすくて良いなと思いました。また、今回はクレカ決済トラブルもあり、こちらも2枚持っていて助かりました。こういう時一人旅は辛い。今回、お金周りはほんと自分のミスが多かったなぁ。すごい反省…。

※エジプト入国の際、VISA発行で現金25ドルが必要です。これだけは必ず日本から持って行ってください。

エジプト旅行のスケジュール

フライトスケジュールはこちら。エジプトにいられるのは正味6日間です。ちなみに、フライト時間は行きも帰りもかなり遅れました。

2024年4月26日(金)20:55 成田発 → 27日(土)早朝 04:45 カイロ着
2024年5月03日(金)深夜 01:00 カイロ発 → 3日(金)19:00 成田着

スケジュールの作成にはChatGPTを使っています。フライトスケジュールが決まったら、その中に主要な観光地を入れ込んでもらいます。移動時間なども鑑みて作成してくれるので、最初のざっくりスケジュールを立てるにはちょうど良いですね。今回のエジプト旅行では、結果的にプライベートツアーを予約しましたが、ChatGPTで作ったスケジュールをベースにツアーを探しました。

|スケジュール

実際のスケジュールです。4月27日〜5月1日までの5泊がプライベートツアー、5月2日が単独の観光で1日ドライバーを手配しました。

▼4月26日(金)
成田国際空港発・機内泊

▼4月27日(土)
移動:カイロ国際空港ピックアップ → 観光地(車)
観光:エジプト考古学博物館
観光:ギザの三大ピラミッド、スフィンクス
土産:パピルス、土産店に連れて行かれる…
食事:遅めのランチはコシャリ
移動:カイロ → ルクソール(飛行機)
宿泊:ルクソールのホテル泊

▼4月28日(日)
移動:ホテル → 王家の谷(車)
観光:熱気球 ※天候不良で中止
観光:王家の谷(3ヶ所の墓+追加でツタンカーメンの墓)
土産:石細工の土産店に連れて行かれる…
観光:ハトシェプスト女王葬祭殿
観光:カルナック神殿
移動:ルクソール → アスワン(ナイル川クルーズ船、ランチ含む)
宿泊:クルーズ船泊

▼4月29日(月)
移動:クルーズ船 → ホルス神殿(馬車)
観光:エドフ・ホルス神殿
移動:クルーズ船(ランチ含む)
観光:コム・オンボ神殿
宿泊:クルーズ船泊

▼4月30日(火)
移動:クルーズ船 → アブ・シンベル神殿(車)
観光:アブ・シンベル神殿
観光:アブ・シンベル小神殿(ネフェルタリの神殿)
食事:遅めのランチ
移動:アスワン→カイロ(飛行機)
宿泊:カイロのホテル泊

▼5月01日(水)
移動:カイロ → アレクサンドリア(車)
観光:コム・エル・シュカファのカタコンベ(地下共同墓地)
観光:コム エル デカ(ローマ時代の遺跡)
観光:カイベイト要塞
観光:アレクサンドリア大図書館
食事:遅めのランチ
移動:アレクサンドリア → カイロ(車)
宿泊:ギザのホテル泊 ※これはツアーには含まれていません。

↑ここまででプライベートツアーは終了です。

▼5月02日(木)
観光:死者の町(エジプトカイロ旧市街地)
観光:ハーン・ハリーリ市場
観光:ムハンマド・アリー・モスク
土産:香水店、スパイス店に連れて行かれる…
食事:遅めのランチ
休憩:ホテルで21:00まで休憩、帰国準備
移動:ホテル → カイロ国際空港

▼5月03日(金)
カイロ国際空港発

エジプト旅行の荷物類

細かい荷物のリストは他の方がまとめてくださっているので、今回は工夫した点やお気に入りの点のみまとめます。

|バッグ類

メインのバッグ類は、機内持ち込み用のスーツケース(INNOVATOR INV50 SS 38L)、仕事でも使っているリュック(WEXLEY STEM BACKPACK 17L)、ウェストポーチ(CedarEight)の3点スタイルで行きました。

スーツケースにPC類(MacBookPro、iPad)、リュックには一眼レフカメラ(EOS 6D)、ウェストポーチには貴重品を入れ、首からスマホをぶら下げています。

今回、新しくフロントオープン式のスーツケースを買ったのですが、これがとても便利でした。これまで、PCやカメラ等はリュックに詰め込んでいたのですが、まぁこれがとても重くて…。取り出しが便利なフロントオープン式を探して今回のに辿り着きました。スーツケースを全開にしなくても中身の取り出しがしやすくなり、リュックも多少軽くなって楽になりました。

スーツケースはターンテーブルで待ったり、預け入れだと雑に扱われるのが嫌なので、可能な限り機内持ち込みで頑張りたいタイプです。今回、行き先が真夏で洋服類が軽かったのと、洗濯前提で衣類は3日分しか持って行かなかったこともあり、スーツケースは少し余裕があるくらいでした。

ウェストポーチは海外旅行では必須の生命維持装置ですよね。小ぶりですが体型に合ってるので気に入ってます。とにかく忘れっぽいので、身体に括り付けておかないと不安です。

|小物類

小物類は、保冷温ができるマイボトル、充電器とバッテリーが一体となったAnker 521 Power Bank、無印のトラベル用変換プラグアダプター、小さなお財布、コンビニやドラッグストアで買えるスキンケアトラベルセットあたりがお気に入りです。

マイボトルは、寒さが苦手な自分には必須のアイテムで普段から愛用中。6時間は余裕で熱々を保ってくれて、デザインもお気に入りです。今回は保冷で大活躍でした。

AnkerのPower Bankは、ヨーロッパ旅行用に購入しましたが、便利なのでこちらも普段使いです。USB-Cが2口あり、普段はコンセントに刺して使い、外出時はバッテリーになります。MacBook用のバッテリー(コンセントにつながない状態)としては「つなぐと減らないのでなんとか凌げる」程度の力しかありませんが、スマホの充電には十分ですし、持ち物がコンパクトになって助かりました。

変換アダプターは何でも良いのですが、薄くてスマートな無印が気に入っています。

お財布は、海外旅行用に小さくて安っぽいものを愛用しています。現金、クレジットカード2枚、パスポートのコピーだけ入れて、それ以外はすべて日本に置いていきます。ポーチの中で目立つようにもっと派手なのが欲しかったのですが、今回はダイソーの合皮っぽい黒にしました。

スキンケア類のトラベルセットは、飛行機移動の多いヨーロッパ周遊旅行で大活躍して味を占めました(その時は期間が4週間くらいだったので7日間用を4セット位持って行きました)。機内持ち込みの容量制限に引っかからないし、事前に詰め替える手間もない、使い終わったら捨てて軽量化。金額も、スキンケア1週間セットで1,000円程度、パウチタイプのシャンプー&コンディショナーは1セット100円程度なのでお手頃かなと。

あと写真に収め忘れたのですが、セリア(100均)の《洗濯バサミが8つ付いた折り畳みピンチハンガー》が、めちゃくちゃ使えました。洋服のハンガーはホテルにありますが、下着や靴下などの小物を干すのは洗濯バサミ付きが便利ですね。手のひらサイズに畳めてコンパクトです。

海外旅行でChatGPTを使ってみる

最後に、私が旅先でChatGPTを使った場面をいくつかご紹介します。

|旅行スケジュールの作成をお願いする

まずはスケジュール表の作成です。ほとんどが個人手配だったヨーロッパの1ヶ月周遊時はだいぶお世話になりました。細かいタイムスケジュールや見るべき作品のリストアップなどをしてもらい、パリでは1日に美術館を3ヶ所巡り、16kmも歩いたのは良い思い出です。調子に乗って詰め込みすぎましたね(笑)。

|読めないメニューを翻訳したり解説してもらう

これも助かりました。手書き(←ここが凄い!)のスペイン語メニューを写真に撮って翻訳してもらったり、メニュー名を見てもピンとこないカタルーニャ料理や謎野菜の名前は、その土地の風習や文化、特産品なども解説してもらい、味わうポイントなんかも教えてもらいました。

|絵画や彫刻などを解説してもらう

フランスやドイツでの美術館巡りでは、作者や作名、または作品の写真を撮ってGPTに解説をしてもらいました。同時代に作品を残した作者同士の関係性や年代による変化、修復の歴史なども解説してもらい、さながら人間のガイドのように活躍してもらいました。

伝えたい事が明確な場合にはGoogle翻訳、移動ルートの作成にはGoogleMAPが一番ですが、旅に深みを与えたり、一人旅にはない話し相手(?)になってもらうのには、ChatGPTが適役かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。世の中には海外旅行上級者の皆さまが、役立つ情報をたくさんUPしてくれているので本当に助かっています。旅行で大切にしたい部分やこだわりたい部分は人それぞれですので、今回の投稿が誰かの何かに役立てば嬉しいです。

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