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中京記念&函館記念前日予想

 前日予想では、馬柱の情報と土曜日のトラックバイアスから考察して予想を出しますのでよろしくお願いします。
 基本的に、人気の低い馬の買うべき理由を中心にわかりやすく説明していきたいと思ってますが、軸にすべき推奨馬とその理由も添えますので参考にしたい部分だけ切り取ってもらっても構わないです。

中京記念前日予想

①注目すべき穴馬

 土曜日の小倉は上がりを必要としない展開になっており、下位人気から大穴を開ける馬は展開待ちの差し馬、もしくは番手で控えて好位先行する馬です。今回、穴を開ける鍵はペースとなると思います。ハイパースになるのかミドルペースになるのかで馬券内に来る馬は大きく変わります。

2枠2番 ダノンチェイサー
 小倉で2戦走って1着と3着で馬券内率100%と好データも押し材料の一つですが、選出した一番の理由はこの馬に展開が向くからです。今年の中京記念は逃げ馬が不在ということで、スローペースになることが考えられます。スローペースということは前が有利、ダノンチェイサーは前走重馬場のハイペースを先行していました。スタートさえ決まればハナを切っていくと思います。
 ただ4ヵ月の間隔が空いているのでそこは判断が難しいところです。上位人気のメンバーを見ても重賞実績のある馬も多いので簡単に逃がしてはくれないかもしれませんが、鳴尾記念のように上位馬同士で牽制しあってくれればワンチャンスあります。

②これは外せない軸馬

 今年の中京記念は小倉開催ということで、どんなデータを重視するかで軸にする馬は変わってきます。展開を読むのも鍵になってきそうですので、予想家としての腕が試されているような気がします。

3枠3番 アンドラステ
 近5走は全て重賞を走っており、そのうち4回は掲示板内と安定した走りを見せています。先ほど私は、スローペースになるだろう、と予想しましたがその展開にハマりそうな一頭で、終いも伸びる足を持っているので直線素早く抜け出してそのまま、ということも大いにあり得ます。さらに鞍上も川田騎手というのは大きくプラスに働くと思います。

7枠10番 ディアンドル
 前走G1のヴィクトリアマイルで4着と好成績を収めており、福島牝馬ステークスは実力だった可能性が高いです。この馬もまたレース展開がハマりそうな一頭で、先行していくと思います。ダノンチェイサー、ロータスランド次第ではハナを切ることも考えられ、ペースを握る鍵となる馬なのは間違いないでしょう。小倉の戦績は3戦走って全て馬券内というのも好材料です。

個人的推奨馬

・軸馬 3枠3番 アンドラステ
    7枠10番 ディアンドル
・穴馬 2枠2番 ダノンチェイサー

 人気が割れてしまっているので、なかなか高配当は期待できないレースだと思います。穴馬としてダノンチェイサーを挙げましたが、このメンバーレベルでも能力が足りてないです。アンドラステとディアンドルを軸馬推奨しましたが、ボッケリーニとロータスランドにマイナス材料があるわけではないので悩ましいところです。


函館記念前日予想

①注目すべき穴馬

 土曜日の函館競馬場は先行有利ではありますが、上がりの使える馬であれば後方差しも決まるような馬場となっています。今年の函館記念には中京記念同様に逃げ馬が不在ということで、誰がペースを握るのかが鍵になると思います。

7枠14番 マイネルファンロン
 前走函館競馬場で行われた巴賞では、前々の競馬をしていたこの馬に展開が向いたこともあって2着でした。今回も逃げ馬不在の中、前目で競馬して渋とく残ればチャンスはあります。
 実はこの馬、函館記念は2019年に2着に好走、2020年は大敗、そして今年とオープン馬になってから毎年走っています。2着と好走した年は前走巴賞を使ってからの参戦、大敗した年は叩かずにぶっつけローテでした。これを根拠にすれば、今年のマイネルファンロンは期待することができます。さらに、前走57㎏から55㎏で2㎏軽くなるのも2019年と全く一緒です

4枠7番 ドゥオーモ
 この馬もマイネルファンロンと同じく函館記念好走実績のある馬です。巴賞を使っての参戦も前回と同じローテです。さらに前走斤量57㎏から今回53㎏と大幅に軽くなるのもプラスと捉えていいでしょう。展開待ちにはなってしまいますが、例年通りの函館記念であれば来てもおかしくありません。

②これは外せない軸馬

 過去のレース結果を見て行くと、まともな結果で終わらないのが函館記念です。過去10年で1番人気が馬券内に入ったのが僅か1回、上位5頭で決着したことはありません。穴党として予想の段階からワクワクが止まりませんが、当たらなければ意味がないのです。函館2歳ステークスで逃した魚をここで獲りたいと思います。

4枠8番 トーセンスーリア
 前走の新潟大賞典では惜しくも4着でしたが、ハイペースで差しが良く決まっていた中、よく粘ったと思います。今回はもう少しペースが落ちると思うので展開も向いてくるのではないでしょうか。G2でも掲示板に入っていますし、安定感を考えればこの馬以外にいないです。押さえておきたい一頭なのは確かです。

7枠14番 マイネルウィルトス
 前走、圧勝劇を見せたこの馬に競馬ファンの期待が掛けられています。もちろんG3くらい軽く勝って欲しいところですが道悪巧者でハマっただけとも見て取れます。斤量も今回のメンバーの中では2頭しかいない、斤量増加ということですので呆気なく負ける姿も想像できます。しかし、北海道開催と言えば、丹内騎手ということで彼の手腕にも期待して軸推奨とさせていただきます。

3枠5番 ジェットモーション
 巴賞を叩きに使っている一頭です。前走巴賞から馬券内になっている馬は過去5年で見て行くと5頭も絡んでいますので、期待できます。スローペースになれば自身の能力を発揮することができます、そして今年の函館記念はスローペースになりそうな気配ですのでこの馬を軸に推奨します。前走の負けはオープンと一つレベルが上がったのと、函館に遠征した結果ですので今回は期待できるのではないでしょうか。

個人的推奨馬

・軸馬 4枠8番 トーセンスーリア
    7枠14番 マイネルウィルトス
    3枠5番 ジェットモーション
・穴馬 4枠7番 ドゥオーモ
    7枠14番 マイネルファンロン

 軸馬を多く選出してしまったのでは申し訳ないのですが、これくらい手を広げないと今回のレースを勝ち切るのは難しいと判断しました。正直、軸に添えた3頭で決まるとは考えにくく、1頭来てくれれば勝ちと考えています。なかなか厳しいかもしれませんが、穴馬で選んだ2頭が馬券内に来てくれれば面白い配当も期待できるので頑張って欲しいものです。

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