バンド好きがBTSにハマるまでの話。②
こちらの続きです。
バンド好きがBTSにハマるまでの話。①
私が思うアイドルと、
BTSは何が違うのだろうと考えてみる。
そもそも、アイドルって…?
アイドルは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を指す。
英語(idol)に由来する語。
日本の芸能界における「アイドル」を『成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物』と定義している。
Wikipediaより引用。
これだけ見ると、
アイドルって色々なグループや人に
該当するんだろうなと思いました。
多分、
私が思う「アイドル像」は…
物凄く偏りがあるのですが、
お揃いの衣装、振り付けで踊り、
提供された曲を全員で歌うイメージ。
私のそんな偏ったイメージを
ぶち壊したのが
BTSでした。
ロック好きが感じるBTSの魅力
アイドルやダンスをするグループに対する
知識がほぼ皆無な私。
そんな私(ロック好き)から見ての
BTSの魅力について書きます。
①クオリティの高さ
楽曲もさることながら、
歌唱力、ラップ、
ダンス、楽曲に応じたファッションなど…
あらゆるものにおいての
クオリティの高さは、度肝を抜かれます。
楽曲の世界観を徹底的に表現していて、
特に圧巻なのはダンスシーンではないでしょうか。
DynamiteやButterは
ディスコサウンドを意識している
レトロな感じの曲調で、
彼らの楽曲の中では、
ダンスも割とフリーな感じに見えます。
ダンスアレンジを歌う度に変えてるメンバーもいたり、
それを比べるのも楽しいのですが(沼の始まり)
BTSは、
ダンスのシンクロ率がえげつない。
デビュー当初は、
曲調がヒップホップ色強めなのも
関係があるのかもしれないですが、
衣装も勿論素敵だけれど、
MVのダンスが凄くて鳥肌が立ちました。
寸分違わず揃っていて
速いリズムなのに動きもキレッキレ。
カッコいい以外の単語が見つかりません。
それでいて、
個々の特徴(力強くとかセクシーさとか)も
いかんなく発揮されています。
そして、歌うメンバーが真ん中に来たり、
必ずそのメンバーが
目立つ形のフォーメーションになるのも好き。
楽曲のジャンルも多岐に渡ります。
なので、ダンスも楽曲に応じて
雰囲気がガラリと変わります。
激しくビートに合わせて踊ったり、
曲のストーリーに合わせて情緒的に踊ったり…
それと、本当に良いなと思うのが、
顔の表情です。
物凄く魅力的ですよね。
そういうのも
表現方法として練習するのかな?
本当に色々な楽曲があるので、
その曲ごとに沢山の魅力が詰まっています。
ダンスだけではなく、
そんな多岐ジャンルの楽曲を
自分達のモノにする為に、
グループ内でボーカル、
ラップに担当が分かれていて、
それぞれがその担当分野では特に、
並々ならぬ努力をしているのだと思います。
そのプロ意識は、本当に頭が下がります。
そして、私が驚いたのは、
皆が揃って歌うということがほぼないこと。
歌うパートを
分担する割合などに違いがあるものの、
皆がそれぞれのパートをソロで歌うスタイル。
声も各々で特徴があります。
この「Film out」は、
日本のバンドのback numberとコラボして
出来た作品だと聞いて驚きました。
メンバーもメロディーのアイディアを出したりなど、
彼らは作詞作曲も出来るとのことで…
実力派グループで、強烈なダンスパフォーマンスに定評がある。
メンバー自らも作詞作曲や振り付け、
ミュージックビデオ制作の考案を行うなど、
積極的にアルバム製作にも参加している。
特にラッパーであるSUGA、J-HOPE、RMの三人は、
自身らのラップパートのほとんどを作詞している。
Wikipediaより引用。
「Film out」のような
メロディアスな曲もありながら…
こういうダンサブルなのも歌えちゃう!
そして、衣装や髪型や髪色とか…
原色多めで
大事故になりそうな予感しかしない。
なのに、どうやったらこんな風に着こなせるの??
MVの世界観も独特です。
曲調や、韓国語詞は韓国伝統のものが
使われているのだとか。
IDOLは歌詞も
皮肉っていて好きです。
ダンスも舞う(飛ぶ?)
振り付けが多くて好き。
②メンバーの個性
端的に言うと、
みんな違って、みんな良い…
好きなバンドや
日本のグループでは「推し」がいる私。
だけど…
BTSでは選べない!!
こんなことは初めて!!
ここで初めて、
私は「箱推し」という単語を知ります。
箱推しとは…
アイドルグループ全体を応援すること、あるいは、アイドルグループ全体が好きなこと。
箱はアイドルグループ、推しは応援を意味する。
私、まさしくそれだ…!!
箱推しかも…(軽く混乱)
念の為、声を大にして言いたいのは、
魅力的な人がいなくて「推し」がいないのではない。
皆、素敵過ぎて選べないのだ…!!
敢えて言うなら、ボーカルライン…??
BTSにハマるきっかけで観てたMVでも、
ボーカルラインのメンバーに
惹かれたのは認めます。
これは、後ほど触れようと思うのですが、
ステージ上では、物凄く素敵な彼ら。
ですが、ステージから降りたら普通の男性です。
YouTubeでは、彼らのそんな姿が見れる
コンテンツで溢れています。
本当に沼、沼です。
それを見たら、メンバー全員を好きになっちゃう!
芸人並みに面白かったり、へっぽこだったり…
とにかく、皆個性的。
キャラが被っていないし、
ステージとのギャップがあり過ぎるし、
むしろキャラ立ち過ぎ!!
そして、お国柄もあるのか、
年長者に対する
礼儀みたいなものも感じるし、
年長者も
年下のメンバーの面倒見がとても良いです。
画像は、マンネライン。
弟チーム。
楽しいこと大好き!!
続いて、ヒョンライン。
兄チーム。
やんちゃな弟たちに
手を焼きつつも温かく見守る。
宿舎生活を送っていたこともあってか
みんなが家族のように仲が良い。
お互いをリスペクトしている様子も
すごく伝わってきますし、
感謝の気持ちであったり、
相手への褒め言葉を
何度も口にしているシーンもよくあります。
あと思うのは、スキンシップ多め笑
日本のメンズは、ああはならないのではないだろうか…
そして、少し変わっているなぁと思ったのは、
リーダーが最年長のメンバーではなかったり、
センターに主に立つのが
最年少のメンバーだったりすること。
それに加えて、メンバー各々の担当の項目として
「ビジュアル」というものがあるのです。
ただ、それも納得。
色々なイケメンランキングで
上位にランクインされるメンバーがいるので、
ビジュアル担当も頷けます。
いつかメンバーについても書いてみたいけれど、
表などにメンバーそれぞれの担当などをまとめて
分かりやすく解説してあるブログも多いので、
今回は割愛します。
③巧みなSNS発信
Wikipediaより引用。
ソーシャルメディアを上手く活用して
人気を得たグループでもあり、
Weverseで積極的にファンと
コミュニケーションを取ったり、
V LIVEで頻繁に生配信や
バラエティー番組の放送を行ったりしている。
YouTubeではダンス練習動画を始め、
各種音楽番組やジャケット撮影の舞台裏はもちろん、
ラジオテイストでの座談会や食事の様子を
配信したりするなど、その内容は多岐に渡る。
冒頭でも触れた通り、
私も同じ曲でもMVの種類の多さから
BTSが気になった人間なので、物凄く頷けます。
そして、普段の彼らの様子の動画が
物凄く溢れています。
関連動画ですぐに何らかの動画が
流れてくるかと思います。
日本語訳を付けてアップしてあるものも
かなりあります。
メンバーはノーメイクか、かなりスッピンに近い状態で
起床時すぐにゲームをする内容だったり、
お料理を作ったり(勿論スマートなモノではない)
ゾンビと競ったりなどなど…
寝起きのパジャマ姿や、生活している部屋や
クローゼットの様子なども垣間見れます。
普通に面白いものが多いです。
私は動画だけではなく、公式のインスタも
凄く凝っていて、びっくりしました。
投稿、物凄く気を遣ってるんでしょうね、
担当スタッフの方々…!!
私はこういう投稿の仕方を初めて見たので、
物凄く感動しました笑
新曲が出る際などのプロモーションも
SNSをフル活用して行われているそうです。
特に今の時代では、大切な事なんでしょうね。
④人としてのあり方
動画を見ていると、
デビュー時から
彼らが一貫しているのは、
歌やラップ、ダンスなどに対して
並々ならぬ努力を続けていること。
メンバー全員が
他のメンバーやスタッフ、
彼らのファンをとても大切に思う心を
持っていると感じます。
色々なコンテンツを見ていく中で、
世界的に活躍して、年齢も重ねているのに、
驕らない彼らの姿がとても印象的です。
時には衝突しながらも、
未熟な部分は見守ったり、促したり、
足りないところを、
赦しあったり、フォローし合ったりする。
そんな風に、
お互いに影響を受けながら、
人を思い遣り、
素直で自然体でいられるBTSは偉大だと思います。
そういったところに、
惹かれるファンも
とても多いのではないでしょうか。
まとめ
あまり、今まで好きになったことのない
ジャンルに足を踏み込んだ
知識も無く、BTSを知った歴史も浅い
私が感じたBTSの魅力について、
いかがだったでしょうか。
私も新米ARMYになれたでしょうか?
「ARMY(アーミー)」、もしくは韓国語で「アミ」とは、BTSのファンを指す用語。
BTSとファンはいつも一緒にいる、という意味を込めて、“BTS(防弾少年団)”の名前に関連深いキーワードとして「ARMY(=軍隊)」と名付けられたのが由来。
BTSが結成時に掲げていた“若者たちの代弁者になる”というコンセプトに掛けて、“Adorable Representative M.C for Youth(若者を代表する魅力的なMC)”の頭文字を取った言葉、という意味も。
世界的に活躍しながらも、
人として大切なことを
忘れないBTSの面々。
今後も兵役など、
彼らが乗り越えなければいけない
難関はまだまだあるでしょう。
(まだ誰も兵役義務を果たしていない)
今よりも更なる活躍への期待と、
彼ら自身が楽しく生きられる時代で
あって欲しいということと、
彼らの心身の健康を願ってやみません。