優しい王が治めていた時代を知っている人
暑すぎる。
あまりにも暑すぎる。北極の氷が溶け行く映像や常緑樹が泣いているポスターよりも、今週の気温によって「地球は人間のものではない」と実感させられた人も多いと思う。以前「俺、冬より夏の方が好きッス!」という色黒短髪記事を書いたが前言撤回。心の底から冬が待ち遠しい。
今月二度目となる札幌も、北国とは思えないほどに暑かった。地元の人にとってもこの気温は異常らしく、タクシーで移動した際の運転手も「札幌も変わってしまいましたよ」と言っていた。優しい王が治めていた時代を知っている人かと思った。
ライブでも舞台上が暑すぎて長袖の衣装を断念し、「たし喜利」ではOWARAI NYLONのラジクロTシャツを着たが焼け石に水、渋谷で微笑む冬の鬼ぺるとも俺の背中を札幌の汗で濡らしてしまった。全員でうっすら湿りながらも最高のロケになったので、ぜひ楽しみにしていて欲しい。
大喜る札幌、昼公演ではカイタク勢、夜公演では楽太郎さんが竜巻を起こしていて凄かったです。ひつじねいりさんの鞭の捌き方たるや!
警備員はその暴風雨にボードが飛ばされないような低姿勢で大喜利をしてしまったな〜と反省したが、MVP投票の結果を見ると思ったより票が入っていて嬉しかったです。見に来てくれた皆さん本当にありがとう。
翌日の変トナも、MCの横澤さんがモンキー・D・ルフィをモジッた回答に「変な名前だな!」と言うぐらい何も知らず、アキトさんを魁として全員で横澤さんの知識を素手で触る時間があって楽しかった。東京でお会いしたい。
大喜るの打ち上げでは、松村さんと吉原と同卓になり「警備員はれなちょの写真集買ったん?」と聞かれたので、
「買ってないです。俺にとって吉原は、妹みたいなもんですから。ああいうのを見ても、なんか、頑張ってるな〜って(笑)、それだけです。」と言い、隣のぺるともから「一番キモいよ」を頂いた。
2日目はセントラルゲートが終電を逃したので、日野ヤヨイさんふたつぎさんと4人でカラオケに行った。スピッツカラオケにしようという約束だったが、セントラルゲートは槇原敬之と安全地帯を歌い、自ら「KY」と言っていた。
大喜利で、一ヶ月のうちに二度も札幌に行かせて頂いている。ありがたい。
今回、少し贅沢をしてジェットスターの上位クラスシートを取った。普通席より少し広いだけだが、確かに心地よかったし、何より「上位シートに座っている」という優越感に満たされた。行くとこまで行ってみるか、と機内販売のビールも注文し、空から夕焼けを眺めた。
「大喜利だけで、こんな経験をさせてもらっているのか」と改めて思った。
ただ「大喜利ができる」というだけで、飛行機の最前列に座らせてもらっている。15歳からやっていたことが、空の上のビールに繋がっている。
感謝と同時に「こりゃ怠けていられない!」という炎が生まれ、急いで「こんな飛行機は嫌だ」で5答した。
せっかくなので下に書いておきます。あとnoteとか大喜利が強張っていた話も軽く。
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