内税か外税か

請求書を作成するにあたって、初めての案件だと請求書の金額について、内税なのか外税なのかで認識が異なると、結構な金額に差異が出てしまうので注意したい。

具体的には翻訳の単価で、
たとえば、極端な話で1ワード20円で承ったとしよう。(これは例なので、本来はこんなに高いことはないはず)

2000ワードの翻訳をしたとして、

外税で考えていると、
2,000×20=40,000円であり、
請求額は40,000の10%の4,000円を増加して、
44,000円。
実際の振込額は源泉徴収が10.21パーセントなので、43,095円

内税になってしまうと、
2,000×20=40,000円ではあるが、これが内税なので、
内税は、内税計算のサイトで計算して
3,636円。
源泉徴収は10.21パーセントなので、4,084円。
4,0000-4,084=35,916円

差額は7179円になる。

総額表示をしなければいけないのは、小売店など、不特定多数の相手に商売をしている場合の値札などだと思うので、翻訳家が企業に対して見積もりを出すときに、「まあ、この単価で計算した後に、外税がつきますけど」と言わなければいけないということはないはずだ。ないはずだと思っているんだけど実際のところどうなんだろう?

問い合わせを入れて、個別に解決しよう。

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