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息子が自分を称賛しまくるオジサンにならないために

久々に子育てに関する内容です。

というのも友人がSNSで自分を称賛しまくるオジサン上司に対して愚痴をこぼしていたのですが、それを見て私も前職の上司を思い出しました。

以後、この前職の上司を"Eさん"とさせて頂きます。

Eさんは自分が社内でいかに重要なポジションか、社長からどれだけ信用されているか、自分がどれだけ頭の回転が速いか、どれだけ部下をまとめ上げているか、マイホームが如何に豪邸か、どんな車に乗っているか

はたまた酔いだすと女性社員に言い寄られたエピソードを披露したり、とにかく自分の優れた部分に関するエピソードが止まらない笑!

まぁ見ていて気持ちよくないし、自分の子供にはこういう風になってほしくないなーっと思います。

ということでEさんの考察、そしてこれから大きくなる自分の子供に対する想いなど綴っていきます。

巷で話題の承認欲求

SNSの流行と共に「承認欲求」という用語をよく見かけるようになりました。

要は上記の「自分を称賛しまくるオジサン」に感じている欲求そのものだと思うのですが、私は心理学を勉強したこともないし、ド素人です。

だけど自分の経験と照らし合わせると感じることがあります。

褒められたことがないんだろうなと思う

Eさんが武勇伝を披露する度に「滅多に褒められたことがないんだろうな」と思いました。

しかし、それなりのポジションですし、高い車に乗っているし、住んでいる家もかなり立派なので相当の報酬を得ているはず。

だからかなり「評価」されています。

だけど評価されて報酬を得るのと、面と向かって褒められるのは別腹なのかもしれません。

コンプレックスもあるっぽい

それと興味深かったのがいつだったか彼がポロっと話した弟の話。

なにやら弟さんは子供の頃から優秀だったらしく、今は社長さんとのこと。

自分よりも年下なのに自分よりも出来が良い弟をずっと追い抜かそうと頑張ってきたそうです。

あんなパワハラなEさんがこんな本音をポロっとこぼすなんて珍しいなと思いましたが、この話を聞いてEさんの言動に少し辻褄が合いました。

また怒鳴り散らしながら部下に言うことを守らせるEさんですが「自分がそうやって育てられてきたし、こういう方法しか知らないんだよ」とのこと。

推測だけどこんな感じかもしれない

Eさんの人生のほんの一部しか知りませんが、幼少期から厳しく育てられて、自分は頑張っても滅多に褒められることがなく、優秀な弟ばかりスポットライトを浴びる・・・みたいな人生だったのかもしれません。

Eさんの名誉のために補足するとEさんの言動はさておき、しっかりと利益を出す部署の責任者で他部署からも一目置かれていました。

それに車はBMW、住まいは立派な一軒家で傍から見たらなかなかの充実っぷりです。

なので相当な努力を持って、かなりの成果を出しています。

ですがちょっとしたボタンの掛け違いで心理面を拗らせてしまったようです。

自分の子供に対してできること

とにかく私は子供を褒めてあげようと思っているのですが「褒める文化」と言えば欧米の文化を思い浮かべる人もいるかもしれません。

そして、こちらにも書いている通り私は合計で10年ほどアメリカに暮らしていたことがあります。

小中高経験した結果、学校で先生から褒められまくることはありませんでしたが、日本でいう部活ではまぁ褒める褒める褒める笑

ですが私の体験上、むやみやたら褒めたところで承認欲求は満たされません。

実際、褒めまくる文化の欧米の方がSNS上の承認欲求がエグイ説もありますから・・・

盲目的に褒めても意味はない

巷のそれ系でもよく見かけますが「工程を褒める」とか「うまくできた部分を評価してあげる」とか、割と当たり前ですがそういった評価の仕方が大切だと思います。

ただただ"good job!"と言われても、私自身もはや「お疲れ様!」にしかきこえませんでした笑 まぁ実際そんなノリでしょう。

でももしかすると結局・・・

だけど結局のところ将来、承認欲求に振り回されないようになるためには、子供のうちに承認欲求が満たされないといけないのかもしれません。

要は子供のうちに子供なりに成功体験をするということ。

というのも自分でいうのも何ですが私は子供の頃から多少チヤホヤされる機会がありまして・・・

6年生が中心の部活動で5年生からスタメンに選ばれたり、日本の部活動で基本を叩きこまれていたのでアメリカの野球チームでも活躍できたり、日本に帰国すると英語が喋れるのでちょっと目立ったり・・・

正直なところ段々と「あんまり褒められると天狗になりそうなので褒められても聞かないようにしよう」と思うようになりました。

そんなこともあって高校生くらいから「自慢話はしない」、「自慢に聞こえないように気を付ける」など意識し始めました。

とはいえ私も下記のような記事を書いている時点で承認欲求オジサンなのかもしれません笑

とりあえず年下、年上、シチュエーションを問わず「自慢話」に聞こえないようにメチャクチャ注意しているつもりです・・・

もしかしたら欲求オジサンの一員かもしれないけど、少なくとも自分を客観視する努力はしているということで悪しからず・・・

子供に成功体験をさせてあげるためには

まだまだ先の話になるけど、きっと適切なタイミングで適切なアドバイスをする必要があるだろうし、適切なタイミングで口出しせず黙っている必要があるかもしれません。

子供の長所を見つけて伸ばしてあげた結果、成功体験に繋がると良いなと思います。

そんなこんなで子育てに関する本を読む度に思うのですが、割と当たり前のことが書いてあるんですよね。

それこそ褒めてあげることもそうだけど、強引な説明で終わらせないでちゃんと子供に対してもちゃんと説明するとか、好ましくない行動はそもそも親本人がしないようにするとか。

人の話をちゃんと聞くであったり、素直にいうことを聞くであったり、集中力を持続させるだったり、そういったものは勉強にせよ運動にせよ、どんな分野にも欠かせないものです。

なのでこういったことを身に着けさせるために親自身が日頃からしっかりと振舞う必要がなるのかなと思います。

ということで家事は割かししっかりやっているつもりですが、お酒を飲むとぐでーんとしてしまうのでシャキっとせねば・・・

まとめ

正直、今まで書いてきた記事の中で最も考えが散らかってしまいました。

「子供の承認欲求を満たしてあげる」なんて壮大過ぎて今の自分にはどうすればいいか分からないです。

ということでどんな物事にも必要とされるであろう物事を子供が身に着けられるように、親が手本となって日頃から振舞うように心がけようと思った次第です。

何はともあれ結局は愛情注いで育てなさいってことだと思います。

それではまた!

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