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【怪文書】ゲキテキ!ムテキ!恋したい!のあんロコについての叫び

2022年10月上旬、日々あんロコに関してのよくわからない妄想をこねくり回す日常の中、全然想定してないところから突然の公式あんロコ供給がありました。

そうです。このNoteを閲覧しているような人ならもうお分かりの通りかと思いますが「ゲキテキ!ムテキ!恋したい!」のイベコミュがとんでもない濃度のあんロコをねじ込んできたのです。コミュ3話のバナーに杏奈ちゃんがいるのを見たときは悲鳴を上げました。だって、こんなところであんロコが来るだなんて思わないじゃないですか。悲鳴も上げます。

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それで一気にコミュ解放モードに切り替えて全話解放してコミュを読み進めて死にました。「杏奈ちゃんがいるっていっても友情出演ぐらいかな?」と高を括っていたら、

 ①2017年に自分が初めてあんロコを知った時
 ②2019年のあんロコ日照り期に突然叩き込まれた夏祭り
  あんロコ→いっしょ四コマで今に至るまで狂わされた時
 ③2020年にSTEREOPHONIC ISOTONICで見たいと思っていた
  二人の関係性が見れてより狂った時

そんな過去のPTSDレベルに自分に衝撃を与えたあんロコ事案の時と同様に、自分の中のあんロコ解釈を破壊し再構築するとんでもないものだったのでそのあたりに関する叫びを以下に記録し、あんロコの新時代に対する祈りと感謝を電子の海の世界の中で永遠のものにしたいと思います。

なお上記③のSTEREOPHONIC ISOTONICの実装日は2020年10月29日ですので、これは2周年のお祝いの祝詞です。あんロコおめでとう。目一杯の祝福を。

注意喚起
本記事は以下を含みます。
・あんロコ関係の各種コミュのネタバレ
・事実に則さない妄言


ゲム恋前までの自分のあんロコ解釈について:

ベースは過去に書いたこの怪文書の解釈です。https://note.com/kevin_memo/n/nd401538c300f

ざっくりまとめると、
・「ロコは凄い」と自由にロコのままなんでも表現するロコに対する尊敬と憧れを持っていて、ロコが困っていたら寄り添うけど、「ロコが好き」ってことは恥ずかしくてロコに直接は絶対言えないし悟られたくない杏奈ちゃん。

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・寂しかった時に寄り添ってくれて、「わからないけど凄い」と自分のアートを認めてくれて、全然違うし、色々合わないけど、それでも「アンナといっしょの世界にいたい」って思ってるロコ。

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というような解釈で、相手に対する好意を
 ・相手に直接表現することが出来ない杏奈ちゃん
 ・自分の気持ちをぐいぐい伝えてしようとして来るロコ
というところがあるので
 攻め「ロコ」×受け「杏奈ちゃん」
というような関係性と解釈していました。

それが今回叩き壊されました。
何があったのかを次項以降で述べます。

 ※なおあんロコは恋愛的な関係性ではなく憧れと親愛の関係性だと思っているので百合では無いと思っています。ただし、妙な独占欲みたいなものとか、非対称性とかあたりからBLとの親和性がとんでもなく高いので、BLシチュをあんロコに当てはめるととんでもなく捗りますので皆さまも耽溺するとよいと思います。誰かTSあんロコ女装BLください。

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まぁ、現状自分が認識できる範囲であんロコ=BLと認識している人は皆無でしたが。


凶器1「ロコについてわかってる杏奈ちゃん

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コミュ3話、昔から好きだったアーティストであるヨルノオルカ(旧名「Q」)が変わってしまったことに人知れず嘆いているロコの前に颯爽と杏奈ちゃんが現れ、上記画像のようなことを言い放ちました。

ロコは杏奈ちゃんにヨルノオルカさんが好きだなんて話したことないのに、「わかる、よ…ロコもきっと好きだろうな、って、思ってた…」
とかをサラリと。

いや…いや、いやいやいや!
「はぁ!?」ってなりました。
え?なに?どうしたの杏奈ちゃん?え?なにそれ?なんでそんな確信をもって「ロコもきっと好きだろうな」ぐらいの根拠で「ファン、でしょ?」とか言えるの?え?は?へぇ!?えぇ…なんなの…えぇ………
となるのは必然でしょう。

あんロコという関係性を考えるうえで「相手の考えへの理解」というのは非常に重要なテーマだと思っています。

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上記の画像のセリフはグリマス時代に杏奈ちゃんがロコについて言及する初めてのセリフですが、杏奈ちゃんはロコが何をしようとしているかわかっていません。わかっていないけどロコがすることが気になってしまうというのが杏奈ちゃんです。

このロコを理解できない杏奈ちゃんというのはこれまで幾度となく繰り返されているモチーフで、ティーチャーロコいっしょ、VIVIDイマジネーションコミュ(以下の1枚目 )、STEREOPHONIC ISOTINICコミュ(以下の2枚目)等でリフレインされていました。

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そんな中で「でも、わかる、よ…」です。いったい…いったい何があったんだ…。いや、確かに過去にもオファーの杏奈→ロコで「誰もわからないロコの言葉を唯一通訳出来る杏奈ちゃん」という、「ひょっとしてこの二人は魂レベルでは理解(わか)ってるのか?」と思わせるのはあったんですけど、でも杏奈ちゃんがロコについて「わかる」ってはっきり口に出したのは約9年半のミリオンライブのあんロコ史の中で初のはずです。「何なの…何なの…ぎぃぃぃ…」ってなります。

が、ミリシタ君からの刺客はこれだけで終わるほど生易しいものじゃありませんでした。


凶器2「ロコについていつも考えてる杏奈ちゃん」

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同じ場面ですが、これもヤバい。これ、ロコが杏奈ちゃんに「ヨルノオルカが好き」って話してないってことから察するに、望月杏奈という女はロコと全く関係ないタイミングで何かを鑑賞している時に「これ…ロコもきっと好きだろうな…」って思っている女ということです。狂います。


「愛」とはなんでしょうか?

Wikiを見ると広辞苑には以下のような語義が記載されているとのことです。

・親兄弟のいつくしみあう心。ひろく、人間や生物への思いやり。
・男女間の愛情。恋愛。
・大切にすること。かわいがること。めでること。
・ 神が、全ての人間をあまねく限りなく いつくしんでいること。
・渇愛、愛着(あいじゃく)、愛欲。

人によって解釈は色々だし、何が「愛」なのかについては個人個人の心のうちにあるものだと思いますが、最近見た以下ツイート内容が自分の中ではかなりしっくりきました。

今回の杏奈ちゃんのセリフは決して「ロコに言われたからヨルノオルカを聴いてみた」というようなものではないのですが、自分の中で価値判断をするときに相手の意見を自然に考えてしまうのって「愛」だと思うのです。一人でヨルノオルカの音楽を聴いている時に「この感じ…ロコも好きかも…」って思っているって「愛」としか言えないと思えません?

これは別に恋愛的な愛ということではないと思います。広辞苑先生でいうと「親兄弟のいつくしみあう心」というやつかと思います。ですが、誤解を恐れずにはっきり言うと、

望月杏奈は伴田ロコを愛している

と言えるのではないかと。

ヤバい。


凶器3「アンナに素直に心の内を明かすロコ」

まだある。

第3話でロコはヨルノオルカについて一人でモヤモヤを抱えている状況でした。けどなるべくそれを悟られないようにはしているようでした。

が、秒(1センテンス)で杏奈ちゃんに元気がないことを看破されます。

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ミリシタP君も育ちゃんもエレナもロコの調子が悪いことには気づいて気にかけているので、気づいたこと自体はそこまで特殊なことではないとは思うのですが、杏奈ちゃんと一緒のタイミングでレオの3人に合っている歌織さんの反応が杏奈ちゃんのコメントを聞いて「あら」だったことを考慮するにこの気づきの速度は異常です。プロデューサーやユニットメンバーとして一緒に過ごしているPやレオの二人のように共に長い時間を過ごしているならわかるのですが、ロコに出会って1センテンスでロコの不調に気づくのはハンターハンターの手刀を見逃さなかった人レベルの洞察力です。

とはいってもこれはもはやジャブレベルのあんロコだったので、軽く流せばいい話ですが問題はこの後です。

ロコは明らかに調子が悪いのですがそれを皆に言うのは憚られると思っているようで、不調を指摘されても「ノープロブレムです!」としか言わないbotになってました。

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これは杏奈ちゃんが聞いても最初は一緒で、声をかけてきた杏奈ちゃんに対する第一声がこれです。

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…だったのですが、結局ロコは自分がQ(ヨルノオルカ)の厄介古参オタクであったことを皆の前に晒すことになります。それは何故でしょうか?

伴田ロコという少女は自分の弱みを他人に見せるのを嫌っている側面があると思っています。それはいっしょ四コマでぼっちであることを気づかれないように一人でいたことだったり、犬扱いされてバウワウしたりロコランタンで本当は評価されるか不安なのにワールドワイドに評価されていると虚勢を張ったりするあたりに表れており、よくロコがドヤっているのも小動物が自分を大きく見せるために威嚇しているのと同じような感じでとてもかわいいと思います。

そんなロコにとって自分がQ(ヨルノオルカ)に抱いている感情をオープンにするのはかなり抵抗があることだったはずです。だって「昔の方がよかった」って今も現役で頑張っている相手に伝えるのってどう考えたってただの厄介の感想ですから。だからQのことが好きだからこそ、無意識に自分のめんどくさい感情に触れないようにして、目を逸らして、それゆえノープロブレムですbotになるしかなかったのだと思われます。

そんなロコが自分のネガティブな感情に向き合うには「自分のネガティブな感情も受け止めてくれる相手」が必要なはずです。誰のことだか賢明な諸兄ならわかりますよね?

そうです。杏奈ちゃんです。

杏奈ちゃんの今回のゲム恋コミュでの役割は「ロコのネガティブな感情の扉をこじ開けるためのカギ」というものだったかと思われます。その鍵は最初は撥ね返されましたが、杏奈ちゃん「も」「Qの頃から好き」という合言葉により本来の役目を全うし、めんどくさいロコの封印を解いたのです。おそらく扉が開いたのは以下画像の瞬間です。実際この後に杏奈ちゃんが再度「どうしたの?」と聞いてからロコが心の内を語り始めます。

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杏奈ちゃんがロコの心の鍵になれたのはこれまでのあんロコの軌跡がおそらく影響しています。SIコミュで出てきたようにロコは「アンナと一緒に楽しめるもの」というものに強い感情を持っています。SIコミュでは「サンドボックスゲーム」がそれで、その感情の強さゆえにアンナとケンカになりましたが、いろいろあり「アンナにはそのままの気持ちを口に出していい」となっていました。

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この成功体験があるからこそ今回も「アンナと一緒に楽しめるもの」=「Qの頃から好きなヨルノオルカ」があるから「自分のネガティブな感情を出しても大丈夫」となったのだと思われます。それは「アンナならわかってくれるはず」という期待というより、「仮に意見が衝突してケンカになったとしても、最後には絶対仲直り出来る」という確信だったんじゃないかと。

「違っていたとしても大丈夫」
それがきっとあんロコです。

閑話「成長を感じるケンカ」

なお、ロコが自分の感情を発露した後に杏奈ちゃんは最初こそロコの「昔の方がよかった」という意見を肯定も否定はしなかったのですが、そのせいでおそらく「アンナも同意してくれた!」と勘違いしたロコは暴走していってイクやエレナにも自分の感情を押し付けようとしていって、最終的に杏奈ちゃんにも「最近のヨルノオルカも好き」って言われて全方位からボコボコにされて捨て台詞を吐いて逃げ去ります。

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この捨て台詞にも個人的にはあんロコの成長を感じます。だってSIコミュの時(以下1枚目)のケンカなんてもうどうしようもない感じで、お互いに意見がぶつかった時にどうしていいかわからなくて、このみさんとPにロコが相談するまで、うじうじ、ぐじぐじしていたのに、今回(以下2枚目)なんて「古典の少女マンガですか?」って言いたくなるような見事にかわいい捨て台詞で、「意見がぶつかったとしても大丈夫」という無意識の確信を感じます。ロコ側も杏奈ちゃん側もこの後再会したときにケロっとしてるし。なんなの君達?二人でなかよしアピールしたいだけか?もっとやれ。

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凶器4「ロコが好きって隠そうとしない杏奈ちゃん」

はい。というわけでここまででもわりと致死量のあんロコだったのですが、今回のコミュのメインウェポンはこの後です。

凶器1~3のあんロコはあんロコで相当なものでしたが、これらの凶器は過去のコミュ、事例から考えうる範疇でした。

ロコのことが分かっている杏奈ちゃんはオファーにて、
ロコについていつも考えている杏奈ちゃんは「まぁ、そうだよね…」と、
アンナに素直に心の内を開示するロコもSIコミュの延長戦。

見たかった未来ではあるので見た瞬間に狂喜乱舞しましたが、過去のあんロコインパクト達に比べれば耐性も出来ている分全然耐えれます。すでにあんロコに壊された脳が補強されるだけです。大丈夫です。あんロコは宇宙だってもう知っています。平気です。

が、ミリシタ君はミリシタ君なのでこんなもので許してはくれませんでした。真の凶器はコミュ4話に潜んでいたのです。

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コミュ4話冒頭ではロコが完全な厄介古参オタクになってました。いかに過去のQが素晴らしいか(暗に今のヨルノオルカがダメということを仄めかす)みたいなことを書き綴った怪文書をご本人に渡そうとしてらしく、「うわぁ…」って感じでみんなにドン引きされていたのですが、杏奈ちゃんがその怪文書についてなんかとんでもないこと言いました。

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「杏奈は、みたいけど……。」
は?
「杏奈は、みたいけど……。」
あ?
「杏奈は、みたいけど……。」
はぁ?
「杏奈は、みたいけど……。」
え?
「杏奈は、みたいけど……。」

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あ…ダメだ…死んだ…

貴方のあんロコはどこからでしょうか?
グリマスから、夏祭りから、いっしょ4コマ、SIコミュ、はたまた何かしらの二次創作から。様々な入口があったと思いますが、私はどこかの掲示板まとめブログで見た以下杏奈ちゃんのセリフです。

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ミリオンの4thライブをたまたま見に行って圧倒され、それからコンテンツを履修し始めてまだアイドル達の特徴も掴めてない中で、このたった3行のセリフが自分をあんロコの虜にしました。

この子は何故伊織がロコアートを褒めたことをロコちゃんって子に伝えるのをやめたのか?ロコちゃんがきっと喜ぶと思ったのになぜ?

その疑問の答えを探していくうちにずぶずぶと沼に沈んでいき、夏祭りあんロコ以降で壊され続けて今に至るのですが、あんロコについて理解を深めるうちに「杏奈ちゃんはロコに自分の好意を仄めかすことすら出来ない」という風に解釈し続けていました。

はじまりの3行でもそう。
ロコランタンでもロコのランタンがずっと欲しかったのに瑞希が言うまで欲しいといえなかったのもそう。
ロコがおかしくなったとか言ったり、ゲームでぼこぼこにしたり、早くバドミントンしなよと釘を刺す塩対応している時もそう。
VIVIDコミュでもSIコミュでもぐいぐい来るロコを避けようとするのもそう。
SIコミュエピローグでロコの描いた「アンナの絵」という凶器を受けて何も言わずに持ち去ってしまったのもそう。

杏奈ちゃんはPに対しては「ロコが好き」って匂わせ続けているし、制作済みのロコアートに対しては「すごい」と口に出してはいるけど、「ロコ個人に対する好意」というのは頑なにこれまでロコの前では見せてきませんでした。SIコミュのステージ後にロコが本当に仲良くなれたのか心配になってきたのも、その辺の杏奈ちゃんの塩対応から「アンナはロコのことが好きなはずですけど、そういえばアンナからフレンド扱いされたことが無い気が…?」みたいな疑問からでしょう。

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これはSIコミュでも言及されていて、杏奈ちゃんがロコを「すごい」と思う理由の一つとして「ちゃんと自分の気持ちが言える」というのがあり、これは裏を返せば「望月杏奈は自分の気持ちをちゃんと言えない/表現できない」ということなんだと思われます。

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そんな風に捉えてた中で「杏奈は、見たいけど……。」という文字列を叩きこんできました。

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これは凄いセリフです。既に凶器1の「ロコについてわかってますアピールする杏奈ちゃん」というものがあり、あれはあれで凄いのですが、それと一線を画すセリフだと思います。

「ロコについてわかっている」というのは受動的な状態です。
当然相手に対する好意があるからこそ、相手のことを見て、それで相手をわかることになるのですが、これは自ら積極的に動かなくても、なんとなく相手と一緒にいたりすることで達成可能な状態です。例えばこの四コマのようにロコ側から話かけてきている状態でもこれは達成可能で、ロコから見たときにアンナが自分に好意を持っているかどうかはよくわからない状態です。これはこれまでの自分の解釈から外れるようなものではありません。

が!
ですが!
「杏奈は、見たいけど……。」
というセリフは違います。

これは、「望月杏奈『は』、ロコに興味がある」という杏奈ちゃんのロコに対する積極的な矢印を本人の前で明確に示したセリフです。

しかもロコランタンのように「瑞希さんやPも欲しいと思っている」というあん→ロコでよくみられる「みんなが思っているから杏奈もロコのアートが欲しいだけだから勘違いしないで!」という言い訳をはさむ余地が一切なく、まわりのみんなはロコの怪文書にドン引きという状態で、「杏奈『は』」です。

叫びました。

自分のこの5年半ぐらいのあんロコ解釈の歴史から見ると解釈違い甚だしいテキストです。ゲム恋コミュのロコのように解釈違い厄介オタクになってもおかしくない脳破壊テキストだと思います。夏祭りあんロコで壊れてから約3年。そこからたぶん数百のあんロコ妄想をしてきたすべてが灰塵に化したのを理解しました。

ですが、あの時の自分の身体を貫いた感情は歓喜でした。
「杏奈ちゃんがロコの前で自分の気持ちを伝えてる…!!」
その喜びの前に自分の些細な解釈等まさに塵芥でしかありません。

これは、祈り。
これは、夢。
これは、希望。

いずれ至って欲しいと願っていた場所にいつの間にか立っていた望月杏奈という少女の姿を確認し、そのままひっそりとこの世から成仏したいと願いました。

けど来年にはBC13巻の特典であんロコデュオのBigバルーン◎があることを思い出し復活しました。ミリアニもあるしトライガンのアニメもあるしね。死ねない理由が多い。


はい。というわけでこのセリフを見て当時死んだり生きたりしました。
いやぁ…凄かったですねぇ…。まったく想定してなかったですねぇ…。
その少し前まであんロコ×Relationsとか妄想してたりして、タイミング的にむしろ「ロコに気持ちを伝えられない杏奈ちゃん」という解釈がより一層補強されている時だったので、認識が180度ぐるりと回転させられて死ぬかと思いましたねぇ。

振り返って当時の自分のツイート見ると認識の再構築をしようとしている姿が見れて壊れたロボットを見ているみたいでなかなかに楽しい。ホントとんでもなかった。

凶器5「浮気を許す杏奈ちゃん」

そんなこんなでここ数年の解釈を灰塵に帰した爆弾を乗り越えてヘロヘロだったのですが、ミリシタ君はミリシタ君なのでこれで許してはくれませんでした。

結局4話では厄介オタクであることから抜け出せなかったロコですが、その後育ちゃんとエレナという光属性アイドル達のサポートもあり、ちゃんと今のヨルノオルカとも向き合い、ヨルノオルカのずっと変わらない魅力(おそらくファンと共にずっとあること)を形にした作品を本人に送り、憧れのアーティストにライバル宣言までする急成長を見せてくれました。それはそれで「ロコ…」となるところではあるのですが、ひとまず置いといてあんロコします。

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色々乗り越えたレオの面々がゲム恋お披露目のステージに向かう直前になんか杏奈ちゃんが控室に来襲してきました。

「まだあんロコするの!?」と驚愕しましたが、これまた特大のあんロコでした。

突然の来襲に驚くレオとP。当然どうしたここに来たのかとPが問うと歌織さんから「杏奈ちゃんが、本番前に、どうしてもロコちゃんに見せたいものがあるから来た」とか言います。もう死の気配しかしません。

「何だろう?杏奈ちゃんからロコへの応援メッセージとか?チアやったし」とか思っていたらこんなんでした。

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「ロコが憧れているアーティストであるヨルノオルカからのビデオレター」

いえ、正確にいうとヨルノさん個人のチャンネルでレオを宣伝してくれている動画なのでビデオレターでは無いんですけど直前にロコに好きって言っちゃう(言ってない)杏奈ちゃんというものを見せられていたので、もうよくあるダメな感じのビデオレターにしか見えず、動画の内容もヨルノからロコへのラブレターみたいなもので、「ね、寝とられ!?寝取られビデオレターなの!?それを自分からロコに見せに行くの!?」となりました。

これもこれでとんでもないことです。
上でも述べましたが、私のあんロコの始まりはこの3行です。

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「ロコが他の人に褒められていることをロコに伝えない杏奈ちゃん」というのが自分の中の原点ですが、「ロコがロコの憧れの人から褒められていることを自分からロコに伝える杏奈ちゃん」とかいう劇物がサラリとお出しされました。なんなのミリシタ君?傷害罪で訴えるよ?事実誤認で寝取られビデオレターみたいに認識しちゃったのは全部ミリシタ君が悪いんだからね?怒るよ?もっとくださいお願いします。

いや、ホントなんなんですかねミリシタ君は。なんで立て続けにとんでもないことしてくるの?なんなの?こんなことしていいと思ってる?くそぅ…好きぃ……。

これはまだ解釈が完了してないのでこれ以上は語れないのですが、このコミュ時点のあんロコの関係性と、はじまりの3行のあんロコの関係性の差異が「杏奈ちゃんがロコに他者の評価を伝えられるか、伝えられないか」を明確に分ける要素なんだと思うのですが、もう杏奈ちゃん側の変化が大きすぎて「何もわからん」ってなってます。

とりあえず仮の解釈として
「ロコが自分から離れることはないと確信しているからこそ、他人がロコに何をしようが気にならない望月杏奈という女」
というものを設定してはいますが、この1か月はあんロコに対してまともな目で見ることは出来ていないのでもうしばらく冷却期間を設けてから再度考えたいと思っています。

なんなんでしょうホントに。たぶん「自分たちの関係性への確信」みたいなものはあると思うんですけど、何がどうしてそんな自信のあるつよつよ杏奈ちゃんになっているのかがわからず「ぎぃぃ…」と唸ってます。特別な何かがなくても積み重ねた日々が関係性を確信させたのかなぁ…。SIコミュ以降も定期的にあんロコ匂わせがあったから、そうした積み重ねが影響しているのかなぁ…。とりあえず杏奈ちゃんの新ソロ聞くまでは保留。


凶器6「よかったね」

そして最後の一刺し。

ヨルノオルカからの応援動画を見て感極まっているロコに対して杏奈ちゃんが一言。

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もう、さぁ…ミリシタ君はさぁ…
なんなんですか貴方?


あんロコはよく光と闇の側面があると言われます。
凄く乱暴にいうと2人の仲良しな様子を貴ぶ光と2人の拗れた関係を貴ぶ闇みたいな感じだと思いますが、おそらくこの2つの側面はグリー自体のカードセリフにルーツがあります。

闇の方はこの記事でも何度か出している例の3行のセリフのやつがおそらくルーツです。過去記事でも少し触れていますが、このセリフから読み取れる独占欲みたいなものがルーツでしょう。

光の方はおそらく以下です。これも過去記事で触れていますが、最初アーティストとしてはチョコを作る係がいいと不満を表明していたロコが最終的に楽しそうにチョコを配っているのを見てのセリフです。

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杏奈ちゃんいったい何目線なの?ママなの?正妻?姉?心の友と書くタイプの親友?なに?

わかりませんが、このロコに対する慈愛に溢れた杏奈ちゃんがいたからこそあんロコは闇に染まることなく、光と闇のコントラストが無限に形を変えて人々を狂わせてきたのだと思いますが、その時のセリフをなぞるように「よかった、ね?」で刺してきました。

いや…なんなのホント?
新解釈を投げ込んで、過去の闇を粉砕して、光を取り戻すの?
何?世界でも救う気?

というかグリマス当時のロコもこんな顔していたってことなの?
そういうこと?こんな顔でチョコ配ってたのロコ?どういうつもり?
可愛い罪で逮捕されるよ?頼みの杏奈ちゃんももはやロコを止める気がなさそうだし、ロコをだれが守ってくれるの?千鶴さんとお姫ちんか?たかちづロコユニット曲もください。

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まとめ

はい。というわけでミリシタ君にコミュ閲覧中に6度も刺され、脳を壊され、過去解釈も灰燼に帰され、息も絶え絶えとなりましたが、なんとか生き残り今日も日々シアター生活を楽しんでます。

総括すると

・杏奈ちゃんがロコに対して自分の気持ちを言えるようになっている
・あんロコ双方が相手との関係性を確信しているように振舞っている
・グリマス時代からの種を踏襲しつつ新たな道を示した

あたりが自分のあんロコ的視点で見た時のゲム恋コミュの要点で、過去を踏まえつつ新たに道を示すというミリシタ君のコミュの好きなところを推しコンビで特大濃度でお出しされて狂ったというのがこのNote記事の主旨になるかと思います。3000文字ぐらいかとか思ったら気づいたら1万字超えてて我ながらアホだなと思いました。


いや、でもホントとんでもなかったです。「次に濃厚あんロコが来るとしたら囚われのティータイムかな?前はすばゆりメインだったし、あんみずロコというロコランタンの組み合わせがいるから楽しいことになりそう。ふふふ…」とか思っていたので完全に油断していました。ロコが出演するイベントではあるけどそんなあんロコするだなんて普通思わないし…。

これまでの解釈を灰塵に帰されたのでゼロベースでまた妄想を組み立てないといけませんが、これまでしてきた妄想を今のあんロコの関係性で組み立て直すだけで無限に楽しいのであと少なくとも3年はあんロコに狂ってるんだろうなぁ、と思っています。楽しい。

未来の話をすると直近でいうとミリオンBC13巻特典であんロコBigバルーン◎が来るのが確定しているわけですし、11月には出てくるはずの杏奈ちゃんの新ソロ曲が揃うことで、あんロコの二人が次にどんな道を歩もうとしているのかがわかりますしね。どんなだろう…。別に公式があんロコを匂わせるようなセリフ等を入れてくるとは思ってませんけど、どんなものだろうが勝手にこじつけて嗅ぐので楽しみでしかない。

はい。というわけでこれからも末永くあんロコしたいと思います。
いるかどうかは不明ですがこの最後まで読んでくれてありがとうございます。皆様にもよいあんロコライフを。


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※PS:
ゲム恋イベのロコのランキング報酬アナザー衣装なんですけど、どう考えても杏奈ちゃんのラビッツラビリンスアナザーを意識したカラーリングでこれはいったい誰の意志なんですかね?個人的にはロコが衣装制作の手伝い時に私情全開で「アンナとお揃いの衣装…」とか思っているととても捗るんですけど、そうではなく美咲ちゃが「杏奈ちゃんとロコちゃんをお揃いにしよう♪」とか思っていたりしてもよいのでどちらでもいいです。

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