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人間の予測能力は、ほぼファンタジー

(個人のモーニングノートなので、あまり文章力ない。最後にAIによる要約をつけておく)

素敵な人生って、何?
誰もが素敵な人生に対して憧れの感情を抱いているに違いない
僕だってそうだし
一回きりの人生ってよく口にする

どうやって素敵な人生を送れるのか
様々な方法論はネット上に転がっている
この時代の便利さでもある

もし1個だけ、まず意識してやってみようとしたら
僕は、最近こう思う
僕たちの予測能力を抑えるべきだ

今日雨降るかな、傘を持っていかなきゃ
前もってテニスをキャンセルしなきゃ
ランチを食べてる時、今夜の飲み会はどこの店でどのような料理が出るかな

日経平均はまた上がった、専門家はこれから暴落が来ると言う
日本の株価が今までずっと低過ぎたから、まだまだ上がると言う人もいる

前回のデートは楽しかった、その子とどのような展開になるのだろ
姪っ子はそうそろ思春期、これから親は大変だろうな

そして自分の周りには、この能力の強さはIQの良さと真面目さと比例している事例も多い
彼らは、無意識に1歩先、2歩先、常に物事の展開を読み取ろうとするし
目の前の相手の気持ちを無視してこれからの関係性を想像してしまう

時々、周りの情報を見てすぐにその延長線を予測してしまうから
目の前のことに集中しづらいのではないかと
それこそADHDの原理の一つではないかと、疑う

何より、彼らは無数の可能性に膨大なエネルギーを使ってしまい
周りに馴染まないところか、本人も疲弊しやすい

それをみて、この能力は素晴らしいところばかりではないなと思った
未来よりは、今は?今をちゃんと楽しめているのか
僕たちは予測のために使っている時間は今の時間ではないか
僕たちは予測のために使う脳のエネルギーは今から搾取していないか
常に未来のために、今を犠牲にしていないか

もちろん、未来への予測は大事なことだし
おそらくこれは人類に備わっている機能の一部である
今日の選択で明日の自分が幸せになれるかどうかは決まると言われる

でも、本当にそうかな
いくら予測したって、物事の発生は確率だし
いくら予測したって、彼女はゲームのNPCでなく、対等の人間だし
いくら予測したって、思春期の激しさはほぼほぼDNAで決まってる

確率は大事な科学だ
しかし、いくら降水確率は80%と言われても
今日のテニスは小雨の中でできたら100%だし
雨に恐れて仲間が集まらなかったら0%
そんなパーセンテージで悩んで躊躇してたら
素敵な朝の時間が慌ただしいものになってしまう

人間関係は確率の問題にすらなりえない
だって、相手は人間なんだもの
相手も自分の「運命」あるし
一瞬一瞬の気持ちの起伏がある
そして彼らも予測しながら常に自分の選択を調整している
常に次の一手を打とうとして、目の前の彼女の欲求をスルーしてしまう
子供をどう誘導すれば、思春期を穏便に過ごせるのかばかり考えて
目の前にいる彼らが喋ってることを聞こうとしない

たまたま正しく予測できたものは、あとで「よかった」と思う
実際に起こったりもしないものは、ただのファンタジーに過ぎない

僕は、意識して自分の予測能力を抑える
自分の予測で織り出すファンタジーに囚われず
「今」に目を向ける

目の前のこと(人)こそはファンタジーではく、
手を伸ばしたら掴めそうな現実だ
本当に僕が注意力とエネルギーを注ぐべきところだ
今目の前にある体験や人のことに
「心」を寄せて感じ取ろう

そうでなければ、僕たちは常に自転車の前に縛ったバナナを追いかけ、
一生懸命にペダルを漕ぎ続けるだけで、
本当の幸せを感じる機会はずっと少ないままで
人生の時間ばかり、過ぎてしまう

2024年7月16日 Morning Note, Kevin

空想のバナナ、予測のファンタジー

AI(ChatGPT4)による要約:

多くの人が素敵な人生を夢見ている中、作者は、予測に囚われすぎることが実際には私たちの「今」を楽しむことを妨げていると指摘しています。過度の予測は、日常の小さな喜びや人間関係を十分に味わうことを難しくし、結果的に疲弊と孤立を招く可能性があると述べています。また、人間関係を含めた多くの事象は予測不可能であり、そのために、予測の努力がしばしば虚しくなることがあります。作者は、未来への予測の重要性を認めつつも、そのために今を犠牲にしてはならないと強調しています。さらに、私たちが予測に費やす時間とエネルギーを、目の前の現実と人々に注ぐべきだと提案しています。これにより、現実の瞬間を真に体験し、人生の真の喜びを見つけることができると述べています。

最終的に、予測が常に正確であるわけではなく、また予測によって得られる満足感は一時的なものであることを認識することが重要です。そのため、現在を大切にし、目の前の人や事象に真摯に向き合うことが、素敵な人生を送る鍵であると作者は結論づけています。



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