TSLA現状整理と今後の投資戦略(私見) 記事無料
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さて、テスラが10月21日に発表した2020年第3四半期(7~9月)の決算は、売上高が過去最高となる87億7100万ドル(前年同期39.2%増)、純利益は3億3100万ドル(前年同期比2.3倍)となり、5四半期連続の黒字を達成。
これを達成した理由として、いくつか重要な要因があげられるが、一度ここで頭を冷やして、現状Tslaを取り巻く環境を簡単に整理した上で、今後の戦略について考えてみることにする。
整理する観点としては、環境規制や政策、Tslaのビジネスモデル、そこから来る競争優位性等々を含む。
以下表はKJまとめ。
パッと思い付く辺りでこれくらいかなと。
短期戦略
決算時まではTsla株は楽観視していたものの、欧州でのコロナ拡大を受け楽観視できなくなってきた。経済不況からの買い控えが連想される。2020年4Qの決算は、予想EPS:0.76、予想売上高:9.59Bだけども、これはTeslaが目標としている2020年に50万台生産を達成できれば、4Q決算も無事通過できると個人的には見ている。
しかし、買い控えによってコンセンサスに到達しなかった場合、4Qの決算未達で一度大きく売られる可能性が浮上してきたと思う。
この状況踏まえると、ここからさらに買いあがるのはややリスキーと感じる。
中長期戦略
もし仮に、4Qで売り込まれる可能性があったとしても、また売り込まれなかった場合、現在株価が高いのどうのって議論はあれど、Teslaはまだまだ全然余裕で上値を狙える可能が高いと思う。
特に利益率の高いTruckはビジネスとしては非常に重要で、これが軌道に乗ると株価は暴騰すると思う。
・欧州をはじめとするCAFE規制による追い風、カーボンクレジットの販売
・アメリカでも2035年からエンジン車を販売禁止する法案が検討
・中国でのEV補助金政策延長
・利益率の高いビジネスモデルの展開
・カーボンクレジットに頼らなくても本業で利益を稼ぎ出せる収益構造
→圧倒的な競争優位性
・ModelYの立ち上げ
・利益率の高いTruck立ち上げへの期待
実際のところ、ModelYやサイバートラックといった車種について、中国ではかなり期待度が高まっており、サイバートラックに関しては既に65万台のバックオーダーが入っている模様。以下はアキ45さんの情報提供です。
P.S.
最近EVが持てはやされるようになってきているけども、これは環境規制の厳化を受けた必然的な流れであることを忘れてはいけない。環境規制はかなり複雑なので、知っているように思えて、実は意外と正しく理解されていないことが少なくないように思える。今後もこの環境規制によって自動車業界の動向が左右されることになるので、常に最新の情報を掴んでおくことが重要。自動車業界に身を置いている者として、次回の記事では最新の環境規制の動向について少しばかり解説しようかなと。
総論
※Tslaに関して、個人的な立ち回り戦略としては、とりあえず一旦パス。
(50日線まで落ちてきてるので手は出したくなるが、、、)
もし4Qで大きく落ちるタイミングがあれば、そこで拾う作戦がリスクが低そう。
→あくまで既にホルダーとしての意見であることを追記させていただきます
※補足
表にも記載したが、欧州の国境炭素税は注意した方がいいと思う。あれは欧州復興を掲げたグリーンディール政策(1兆€)の一環で、EU企業内の競争力を高めるのが狙い。つまりEU国外の企業の参入はウェルカムじゃない。
欧州の水素社会の実現で、PLUG(Plug Power)とかBLDP(Ballard Power Systems)とかいった企業が恩恵を受けられるかというと、そう簡単な話じゃないということ。
※あくまで個人的な私見が入ります故、想定と異なる可能性があります。
投資は自己責任でお願いします。
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