【祝!学マス参戦】ストレイライトのつかいかた【ユニアリ】
こんにちは!けちゃどんです。
当記事は学マスからユニオンアリーナに興味を持ったプロデューサーに向けて書いたストレイライトの構築記事です。
アイマスに興味のある方はもちろん、イベント軸や速攻軸を使う方、もしくはその対策の参考材料になれば幸いです。
全文無料。
早速ストレイ解説にレッツゴー!
【はじめに】ストレイライトは強いの?
アイマスorストレイを使いたいなら十分握る価値あり。
SBなら環境に合わせるだけの対応力はある。
シャニ環境ならアンティーカ対策が必須なので後述するが先攻微有利、後攻不利
デッキリスト
デッキコンセプト
・ステップと2玉過剰採用による小型速攻
・アクティブインや速攻レイドによる4000打点
・スペシャル・レイド冬優子・ファイナルを引き続け除去でリード
・インパクトによる勝ち逃げ
上記の流れで勝ちます。
芹沢あさひ不採用の理由
このデッキでは一般的なストレイデッキよりもレイドあさひを中心としたカードを大幅に減らしています。
減らした理由は、使いこなす難易度が非常に高いから。
主によく採用されている『4レイドあさひ』とそのコンボパーツ『腹が減っては遊びは出来ぬ』には下記の採用リスクがある。
・『4レイドあさひ』を除去されてストレイ名称が崩れてしまう
・終盤に『腹が減っては』が手札に来てしまいAPが余ってしまう
あさひ名称は0あさひと4カラーあさひだけで十分と判断。
代わりに2愛依やイベントカードを増やすことで、
エナ事故、愛依名称事故、イベントカード事故を防ぎつつ、
愛依レイドによる打点の期待値を上げています。
採用カード解説
0冬優子
これがいないとこのデッキは成立しない。4投。
このデッキは0エナ、1エナ、2エナが11-3-4枚しか入っていないが、
それでもデッキを成立させている功労者。
冬優子のレスト退場効果は下記の条件を満たしている場合に使う。
・5冬優子にレイド出来る時(5冬優子登場時効果は不発でも可)
・2玉を着地出来る時
序盤のエナ事故を防ぎつつ、
退場デメリットを5冬優子レイドによって踏み倒して速攻で殴れます。
このデッキは冬優子名称が多く、序盤以降は基本的に価値が下がるのでレイド元が足りていれば捨てて良い札。
0愛依
0エナ、1エナ、2エナが11-3-4枚で成立している理由その②。
手札事故が起きても諦めないで。
愛依がなんとかしてくれる。
序盤以降もレイド元になるので強い。
エクストラドローするよりなるべく0愛依を出したい。
【序盤に3愛依が手元にある場合】
1ターン目:0愛依着地
↓
2ターン目:前出し1点
↓
3ターン目:相手が蓋をしてきたら3愛依にレイドして4000打点で1点
という動きが出来る事を覚えておこう。
0あさひ
名称の必要経費。レイド先がいない当デッキでは弱い。
1枚出せば十分なので3投。
余裕があったら0愛依やノー墨で積極的に捨てよう。
1冬優子
後攻を取った場合はこのカードが来ることを祈ろう。
相手の先2アクティブ2玉からの2前出しによる速攻に対して非常に強い。
序盤に低コストが手札に多くくれば前に出て殴りつつ中盤は下がってレイド元になれる。
2500なので、紫5摩美々圏外&『月吠え』で4500インパクトに化けるのも◎
冬優子名称はデッキ全体で非常に多いので3投。
2愛依
新ストレイで採用している型は少ないが、レイド元アクティブ2玉なので当然強い。
他デッキのアクティブ2玉と同様に、先2で着地すれば3ターン目に小型前出し速攻が出来る。
前に出した小型は1冬優子ならステップで戻ったり、0愛依はレイド元になったりと腐りづらいので相性も◎
最終盤にはレイド元になって4000打点になるか、『月吼え』で4500インパクトによるリーサルパーツにもなる。
3愛依を安定してレイドさせたいので4投。
3愛依
新ストレイの潤滑油。
デッキ全体を安定させてくれるポケモンのハッサム的存在。ランドロスですらある。
状況によってこのカードの強みを取捨選択していく。
─────────
・メインの役割:3エナ速攻4000打点&ドロー要員。
・事故防止の役割:ゲットトリガー2玉としてエナ事故や名称事故防止。
・終盤のリーサルパーツ:素置き3愛依は最終盤の『月吠え』要員に。
─────────
一見すると超強力な性能は書かれていないが、
テキストの汎用性が高く、打点不足や名称事故や手札不足など様々なリスクに対応しなければならないストレイを陰から支えてくれる。
レイド元の0愛依と2愛依が非常に強力なのも◎
ストレイはとにかく4000打点を確保しづらいので少しでも打点を上げるために4投。
3冬優子
デッキコンセプトの核。これでファイナルやスペシャルを引きまくる。
最終盤は5冬優子のレイド元になったり、『月吠え』打点になったりと活用の幅が広い。
非常に強いが2玉と冬優子名称とイベントがデッキ全体に十分いる事から3投。
4あさひ
これ1枚で紫4レイド三峰と同等の展開速度を出せる。4投確定。
最強!!!!!!!
……の代わりにイベ事故という新リスクを生み出した問題カード。
なるべく次ターン用のイベを1枚手元に確保しよう。
イベが無いからといって無理に負けブロックをする必要はそこまで無い。
0愛依、3冬優子、3愛依などを駆使して次ターンにイベを引ける可能性は十分にあるし、無理でも退場直前まで打点にはなるので最低限の仕事は必ずしてくれる。
(例外として、4あさひが2体並んでいて、かつ次にイベが打てない可能性がある場合は、片方負けブロックをして大事故リスクを抑える場合もある。)
【余談:5000打点について】
自ターン+1000は地味に活きる場面がある。
・宿儺戦での虎杖4000バウンス回避。
・最終盤アクティブトリガー対策として、『月吠え』で7000インパクト打点。
・5000を並べるデッキへの有効打点。
(ノー墨が4000までしか届かないせいでストレイは5000を並べられやすい)
上記の効果を活かしやすくするために、あさひのアタック順は遅い方が良い場合が多い。
スペシャルトリガーがあさひに撃たれやすくなるのも、イベ義務というデメリットを背負い続ける関係上GOOD。
(あさひ名称が少ない場合は例外としてスペを撃たれないように最初にあさひから殴る。)
5冬優子
ストレイ軸最強のカード。
4回レイドする事はほぼ無いが、ストレイはとにかく4000が少ないので4投。
場外にイベが足りない時はガンガン素出しする。
レイド元も優秀かつ潤沢。
・退場効果を踏み倒せる0冬優子
・ステップでいつでもエナLに戻れる1冬優子
・強力なサーチと2玉の3冬優子
4000×2体を除去出来れば◎、
4000×2体+レイド元小型1体を除去出来れば◎◎◎
旧ストレイでは対5000除去を意識する必要があったが、
新ストレイには新カラーあさひによる5000打点があるので必須ではなくなった。
5000デッキ相手でも4000を消しまくり速攻で逃げ切った方が強い場合が多い。
5/2 冬優子
調整枠。
4000がとにかく少ないストレイを補うために投入したいが、
これが2枚手札に来るとエナ事故&AP不足で何も出来なくなり突如負け筋になるリスクがあるので1投。
ファイナルと絡めて序盤に出せると強い。
『アクティブイン&上質な1枚ドロー』で十分2AP分の働きをしているので返しのターンで即除去されても問題はない。
このデッキには冬優子名称が多く、除去札がこのカードに打たれる事はストレイの名称事故リスクを大きく下げてくれるので冬優子名称なのも◎。
一般的に2APカードは面が埋まる終盤に強い場合が多い。
しかしストレイの終盤はイベを打つ事に精一杯でこのカードを着地させる暇が無い場合も多いので、
序盤〜中盤までに出して欠けている名称やイベ、2玉、終盤のリーサルパーツを集めるのが基本的な使い方。
スペシャル
4投。
名称事故には気をつけて。
アンディなど、相手に退場時効果持ち4000がいる場合、
放っておいてもいつか勝手に負けブロックしてくれるので放置しよう。
ファイナル
ストレイ軸最強のカード。4投。
4カラーあさひ生存のためにも、1ターンにファイナルを2枚使う動きは慎重に判断。
月に向かって吠えろ
効果をレイドカードに例えると
『1体にレイドして有効打点&インパクト /ターン終了時にレイド上を墓地に送る』と同じ。
つまり序盤に使ってもめちゃくちゃ弱い。
しかし速攻&除去を得意とし、終盤のリソース不足が欠点のストレイにとって最終盤のインパクト付与は超強力。
基本的にリーサルパーツとしてのみ使い、
序盤に手札に来たらドローディス効果で場外に送って5冬優子砲の弾薬にしよう。
序盤は5冬優子砲の弾薬、終盤はリーサルパーツ、盾から出ればアクティブトリガー。
どの場面でも使えるストレイの新兵器。4投。
馴染まないで非日常
イベ事故・名称事故・2玉事故・4000不足など、
ストレイが抱えるあらゆる問題を解決してくれるカード。
あさひレイド軸では投入枚数を抑える構築をよく見かけるが、
当デッキでは入れれば入れるほどデッキ全体の安定感が増す。4投。
マリガンの判断基準
2玉着地の目処が立っていれば◎
4000着地の目処まで見通せていれば◎◎◎
初手で0エナジー2枚でも片方が0愛依なら右手を信じてキープする時もある。
序盤〜中盤
イベントカードを常に打てるように、移動フェーズ時点で3エナジーは確保したい。
理想のエナLは2愛依or3冬優子と1あさひ
常に4あさひ・5冬優子・ノー墨の準備をしたい。
先3で4000打点を早く並べるor小型速攻で2点入れるのが理想。
4あさひは出した瞬間が最も効果を発揮するので終盤に出しても強く、序盤に急いで出すことは必須ではない。
行動の優先順位
『相手のエースカード除去>
4000除去(有効打点が増える場合)>=キャラを一体出す>4000除去>4000未満除去>エクストラドロー』
を基本的な行動基準にする。
強力な起動メインを持つ4000エースカードは優先的に除去。
それ以外なら序盤は4000を消すよりもキャラを場に並べる方が重要。
3ターン目以降の対応変化
展開するキャラの優先度は『4000展開>=速攻展開(小型の前出し展開・3愛依レイド)>=名称の安定化・イベントカードの確保』が基本。
しかし実際には相手のデッキにより優先順位は変動する。
例えば
・紫アンティーカ戦なら0愛依の前出しは5摩美々に消されるので不可。4000打点並べを優先。愛依名称が崩れやすいので名称確保も意識。
・宿儺戦なら3000虎杖を通さないように注意&中盤以降での一斉除去を意識。
・キャバ戦なら対小型用に1冬優子設置&速攻打点によるレイドトリガー潰し。
最初は勝てないデッキにも、理解すれば勝てるようになる事もある。
諦めない、絶対!
最終盤のリーサルウェポン
相手残ライフが3でフロントLに4枚いる場合、
自分もフロントLに4枚出しつつ3枚スペシャルを出せば勝てる。
無理だと思うかもしれないが実際には相手の盤面が埋まっていなかったり、
スペシャル以外のカードでも代用可能なので、
相手ライフ2〜4枚からリーサル用カードで一気に勝つことが可能な事は覚えておくべき。
(※実際には残ライフ2からリーサルパーツ2枚を使って勝つ場合が多い)
リーサル用カードは下記の通り。
・ノー墨
上記の通りリーサル可能。
・5冬優子
除去&速攻4000打点。全てが強い。
・月に向かって吠えろ
1〜3エネの小型を有効インパクトに変えることが出来る。
これによりリーサル、もしくは半強制ブロックを促しフロントラインの壊滅を狙える。
最終盤リーサルのよくある動きとして
『2500前出し+3愛依レイド+月吠え』がありエナが枯渇しがちだが、月吠えは2エナで打てるのも◎
2愛依、3冬優子、3愛依の2玉月吠え予備軍は中盤に多く置ければ置けるほど最終盤に月吠えを打ちやすくなる。
負けパターン
・名称事故、イベント事故
どこまでデッキの感覚を掴んだとしても事故るときは事故る。
・トリガーにファイナル&4あさひが埋まりまくる
4あさひが盾に埋まれば埋まるほど名称事故と4000不足のリスクは高まる。
2500カラーを今からでも-2500にしておくれ。
・相手が3000除去を多用する
貴重な4000打点の3愛依が簡単に除去される場合はかなり不利な状況だと思った方が良い。
5摩美々やメカ丸など主に紫を相手にする場合、
愛依名称サーチの優先度を上げる事で
3愛依を除去された時の名称事故リスクをケアする立ち回りが必要。
・相手に速攻を許す
1冬優子を置けずに小型速攻を許したり、
4000を置けずに相手の3000打点を許すと負ける。
・細かいミスをする
・フロントに出せるキャラを出さない、
・エナに下げるべきキャラを下げない、
・捨てるカード・サーチするカードを間違える、
・攻撃順を間違える、
・カードを使う順番を間違える、
・ブロックする名称を間違える
・除去対象を間違える…など
常にリスクをケアしつつ最高火力を出し続けよう。
特に月吠えを捨てるタイミングは要注意。
【おまけ】細かい注意点
・小型の攻撃順
とにかく1打点でも多く叩き込む事を意識。
相手がレイドトリガー・紫、赤、青、緑カラーを構えている場合、
基本的には小型から殴る事で打点を潰されるリスクをケアする。
もしスペで4000が消されてもすぐに立て直して速効で勝つのがこのデッキのコンセプト。
4000が除去されるリスクが高い時は4000から殴る場合もあるが、
イベ事故の観点から4あさひが消されても良い場面も多々あるので状況により要判断。
・カードを使う順番
『馴染まないで』と『ノー墨』を確定で同時に使う場合、『馴染まないで』から先に使う。
先に沢山引く方がノー墨で捨てるカードを選びやすくなるから。
・除去対象のエースカード
デッキごとの除去対象を覚えるのは大変。
分からない場合、試合後の対戦相手に素直に聞いてしまうのも手。
ガチ大会などの緊張した場でなければ、優しく快諾してくれる方も多いです。
(手の内を見せたくない人もいるので、断られても仕方ない前提で聞こう。)
【おわりに】ストレイライトは強いの?
速攻と除去の2軸を使い分ける事で宿儺やキャバ、紫アンティーカとも十分に戦える対応力のあるデッキ。
ユニアリの基礎的な立ち回りを抑えれば、山札が回る分柔軟な強さを出せます。
一方で、悪く言えば明確な勝ちコンボは無く、分かりやすい強さは無い。
他のデッキに比べてステップを多用したり、
イベントや名称による縛りから独自のルールで戦う事を求められるユニアリらしい面白さが詰まったデッキ。
エンジョイ用としては十分戦えるし、安いから気軽に握ってみてね!!!!