見出し画像

エジンバラ・フリンジ準備記録(前年〜3月)

2024年のエジンバラフェスティバルフリンジ(以下エジンバラ・フリンジ)に参加するにあたり、僕が準備した記録です。*印はアドバイス的な文章です。だいたい例年これと同じようなスケジュール感で進むので、今後参加するみなさんの参考になるかと思います。

*これを読まなくても、スケジュールはエジンバラ・フリンジのオフィシャルサイトのこのページでつかめます。

初参加した2004年と翌年2005年は自分たちですべての準備していました。その後、最後に参加した2018年までは、いつもイングランドのエージェントが準備を代行してくれていました。今回、約20年ぶりに自分で準備をしてみて、わかってはいたけど、いろいろ変わっていました。

*一番はオンライン化が進み、郵便のやりとりがなくなった分、いろいろ迅速に進むようになったこと。楽にはなったけど、逆にオンラインで何でもできるので、いろんなオプションが増え、仕事の量が増えました。苦笑
それから、以前と違うのはいろいろな翻訳機能。まだまだ発展途上ですが、英語が苦手な人には強い味方です。ただし、エジンバラ・フリンジに挑戦するなら英語は話せるようになった方が絶対にいい!チャンスが何百倍にも広がります!僕は英語は若い頃にロンドンに留学して勉強しました。ネイティブには程遠いですが、話せるおかげで節約できたお金や時間、ものにしたチャンスは計り知れないです。

記事が長いので、重要な日程は目次にもあげておきます。


2023年

8月
10日間、エジンバラ・フリンジを視察。最後に参加した年から5年経っていたのと、その間にパンデミックもあったので、変化を自分の目で確認しておきたかったため。具体的には、観客数、演目数、システムの変化、演目のトレンド、宣伝のトレンドなど。

また、会場の視察もして、コネを作ったり、顔も売ったりしておきたかった。現場のスタッフはたいてい若いので、ほとんどがもうが〜まるちょばのことは知らないのです、、、。

2024年にエジンバラ・フリンジに持っていく公演は「ケッチスケッチ」。ケッチのソロ舞台です。日本で9都市で上演しているので、内容はほぼ固まっています。「ケッチスケッチ」を上演する目線で下見や質問もしてきました。

10月11月 ベニューの申し込み開始

ここから先は

6,148字 / 3画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?