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ケッチスケッチ、エジンバラ版忘備録

・とにかく毎日の準備時間が短くて、小道具の仕込み忘れが何度もあった。その都度アドリブで対応して、新しいネタに変わったり、カットして進めるのもありだと思えたり。さっそく今後のツアーでも採用できるネタもあり、ちょっと変えたらもっと良くなりそうなネタもあり。

・舞台の裏方をやったことのないスタッフが裏方で入り、間違った動きをしたのがお客さんにウケたので、そのまま採用。でも大劇場ではできないネタ、、、。

・ありがたいことにケッチスケッチは日本では大きな劇場でしかやってなかったから、表情で見せるということをしてこなかったけど、今回は小さな劇場だったし、集客も少なかったから、目玉だけの演技さえも解禁。
そして、かなり狭いステージでもできるようになったし、変則的なステージでもできるなあと思った。

・欧米仕様ということで、いつもは板塀柄のパネルをレンガ柄にした。現地のAmazonで発注したら、安っぽいビニール製のシートが送られて来た。使ってみると、逆にザ・セットという感じが良かったから、今後もこれで行こうと思う。

・子供との絡みで、かなりの確率で自然におもしろい動きに誘導できる技を発見!凄技なのに、あまりに自然だから「おもしろい子供がいて良かったね」で終わるけど、今後も採用。何度か見に来てくれた人は子供の動きが偶然ではなくケッチマジックなんだと氣づいたでしょう。回を重ねて、さらに精度を上げたい。しかし、日本でもできるのかは未知。これから試したい。(9月吉日、日本国内某所で、1回だけうまくいった!引き続きチャレンジします)

・最初の4日間は音響さんとの連携が取れず、効果音を口で出していた。それがなかなか馬鹿馬鹿しくハマったので、大きな劇場でもマイクなしでできるのか、マイクつけてもやるべきか検討したい。

・劇場で裸火の仕様が禁止だったから、LEDロウソクを使った。終演後お客さんに聞いてみたら、みんな本物だと思っていた。今後も火が使えない劇場からオファーが来ても大丈夫!

・いろんなクラウンを見て、すぐに自分も舞台に立ったことで、小さな劇場なら、ケッチスケッチもよりクラウン的な見せ方ができるなあと実感。ただ、それが日本のお客さんに、また、フェスティバル以外の環境で受け入れられるかは要検証。


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