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オオカミだ!

2022年の春から、企画を練っていた「オオカミだ!」@本多劇場。2/17,18,19ソールドアウトのうちに終了。終わっちゃって、さびしい。

ヨルノハテの劇場の岡島さんに声をかけて頂いたのがちょうど1年前。作・演出は劇団唐ゼミ☆の代表の中野敦之(アツシ)さん。アツシさんはロンドンに在住だったので、打ち合わせはずっとzoom。でも、5月に僕も渡英したのでその時に会えたし、同じ演目を見に行って意氣投合したし、何の心配もありませんでした。うそうそ、実際の稽古日程がたったの10日(劇場入りまでは立ったの7日)しかなかったのはさすがに心配でした。

zoom打ち合わせの初期の頃、アツシさんから作品の冒頭に紙芝居をやるという案が出ました。パントマイムで紙芝居!? 一瞬、???でしたが、狙いを聞いて納得。紙芝居の絵はカルディーコーヒーファームの絵でお馴染みの井上リエさんが手がけてくださる事に!


アシスタントに元が〜まるちょばプロジェクト研究生のSATOCOが決まり、あとはアツシさんの帰国を待つばかりに。しかし、僕のプライベート旅行や他の仕事があったため、全員が初めて対面で稽古できたのは本番の10日前。さすがに怠け者の僕も日々の稽古時間の延長を提案。そんなの人生初かも?稽古時間の削減の提案は何度もしてきたけど、、、。

稽古の後もほぼ毎日、晩飯がてら、ああでもないこうでもないと話は尽きず、本当に濃密な日々でした。


それから、特筆すべきは舞台の使い方。詳しく書きたいけど、いつかみなさんに体験してもらうためにここでは触れません。


そんなこんなで、舞台の使い方、音楽、マイム、紙芝居、観客参加が五位一体となったユニークな作品ができあがりました。しかも0歳児から入場OK!なんて素晴らしい試み!本番中は泣き出す子、応援してくれる子、アンチに回る子、静かに見る子、とダイバーシティに富んでいました。大人は大人で童心に帰りつつ、子供のヤジも楽しめて2度おいしい公演だったんじゃないかな?

と自画自賛しつつ、しっかりと課題も見えたので、今後もより良い作品になるよう精進します!

全国各地でやりたい!海外でもやりたい!


ケッチ


P.S. アツシさんに「これなら紙芝居の中身を変えれば、第2弾もすぐにいけますね」と言ったら、この定型じゃないものを作りたいと、あくまでも志が高かった。と言うわけで、乞うご期待!

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