(ネタバレ有)『ゴジラ-1.0』を観てきた!/観賞後共感用感想文
2023年11月3日公開の『ゴジラ-1.0』を観て来ました!今回は映画の感想をネタバレ有でご紹介。ネタバレNG派は回避をお願いします。
▼『ゴジラ-1.0』の感想
今回のゴジラ、面白かった!個人的には『シン・ゴジラ』よりちょい上、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』よりもハマった作品でした!
というのも自分はどうやら怪獣バトルよりも、「ゴジラ対人類」の構図が好きな模様。ゴジラ-1.0はシン・ゴジラと比べて、戦後間もない&武装も装備も貧弱だからこそ感じた、ギリギリでヒリヒリする様がツボでした。
以下に良かったポイントを紹介します。
◇神木隆之介氏演じる敷島浩一が段々ガンギマってくるのがいい!
いいよね、神木隆之介さん演じる敷島浩一。序盤の頼りないとっちゃん坊や感や、自分だけおめおめと帰ってきてしまった負い目を感じを経てのガンギマった目!
終盤は覚悟決まりまくった鬼気迫る敷さんが、もうたまりませんでしたわ。神木隆之介さん、演技上手過ぎて圧倒されましたわ!
◇震電のゴジラへのラストアタック
ゴジラが撃退される直前のシーン、最高でしたよね!?いや最高でしたわ!
再度熱線を吐くゴジラと、海神作戦参加者が熱線を喰らう覚悟や諦めを見せた瞬間、無音になるシーン。
からの!
震電のエンジン音が聞こえて、震電自体の体当たり&敷さんは寸前で脱出のくだりがもう痺れましたわ!
無音からの震電のエンジン音が聞こえるシーンが、もう最高。今作登場する震電のプラモやフィギュア、欲しくなりましたわ。
今回はIMAXで見たため、無音→体を尽きる抜ける震電のエンジン音は臨場感マシマシで、めちゃくちゃ興奮しましたわ!!
◇戦後だからこそ描ける描写の数々
今作は戦後間もない日本を舞台にしたゴジラの作品。序盤はがれきの山が映り、中盤には復興し始めた銀座が描写されました。
ようやく日本が復興してきたところに現れるゴジラ。そして破壊っぷりといったら!復興した街が跡形もなく壊滅していくところは、シン・ゴジラの時以上の絶望感がありましたね。
あの絶望感は復興描写があるからこそ生きるもの。映画観ながら、自分も愕然としましたよ。
そして敷さんの死生観も、物語に花を添えること!
生きて帰って来てしまった
戦争は終わっていない
敷さんの死生観があるからこそ、物語に深みを持たせつつ、最後に生きるシーンに繋がりましたね。戦時中から生きて来た人間だからこそ描ける心理描写は納得がいくもので、良かったです。
◇その他の良かったシーン
話が長くなるので、ここからはダイジェスト。
浜辺美波さんの存在感
浜辺美波さん演じる典子の色気(序盤のボロ服と川から落ちて這い上がった時)
ゆるキャラかと思いきや超優秀野田さん
佐々木蔵之介さん演じる秋津淸治や、平八r……山田裕貴さん演じる水島四郎も生き残って良かったね
人物劇がメインな上に、スポット当てるキャラクターを絞ってくれたおかげでメインキャラには感情移入ができたのも良かったです!
▼まとめ
今回は『ゴジラ-1.0』の感想をご紹介しました!
ゴジラ-1.0は戦後間もない時代において、人間対ゴジラのシンプルかつギリギリのバトルを見せてくれて、ハラハラドキドキさせてくれた作品。
気が付けばのめり込んで観ており、ラストシーン付近は息を呑みながら観て楽しんでいました!
近年のゴジラ作品を全部観ているわけではないですが、ここ最近の作品ではトップクラスに見応えのある作品でしたね。
KOMが肌に合わなかったから見るの迷いましたが、見て良かった!しかもIMAXで見て大正解です。
人間ドラマが濃かったシン・ゴジラ好きや、怪獣バトルが好きな方には合わないかもしれませんが、怪獣映画好きだけでなく人類側が絶望的なシチュエーションが好きな方にはおすすめの作品ですよ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?