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セントラル愛知201回定演

あまりに演奏会の感想を残してないので、ちょっとづつでも残そうが今年の目標。
(とは言いつつすでにサボっている💦)
(その前の中部フィルニューイヤーはまた別で書きます)

当日の指揮者は斎藤一郎氏。あまり詳しい情報を得てないのですが、セントラル愛知には2009年〜5年間常任を務められてた方でそれ以前にN響のアシコンも務めていたそうで。今は客演が多いようですが、以前2回ほど聴いた演奏会ではスケール大きめの一球入魂型なマエストロと思いました。

プログラムは一曲目がホルスト「冬の牧歌」(日本初演)←ホルストにもまだ日本初演曲あったのがビックリ。曲調はホルストがまだ若い頃らしく、多分色々なスタンダードな作曲家の影響があるかな、という感じでちょっとドイツっぽかったりしたが、のどかな優しい曲です。この曲はまた何処かで聴けるといいと思う。
次が、ブラームスのクラリネット協奏曲(ブラームスクラリネットソナタ第一番の管弦楽編曲版)でした。クラリネットはセントラルん元首席箱崎さん。これ、すみません、クラリネットソナタのままの方が良かったと思いました💦オケもソロも指揮者も問題はないけど何か違う感。そういうふうに思ったのは編曲版だから、かも。ブラームスの曲というのは足し算や引き算をしない方がいいかな、というのが正直な感想です。(編曲が良くない、というわけではないです。ただ、元のクラリネットソナタ以上の感動は正直ないかな)休憩挟んで最後が最後の傑作のブラームス交響曲4番。これは有名すぎるので聞く耳は厳し目になる曲ですが、斎藤マエストロは難しく作り込まずに、この方が感じるであろうブラームスのエモみな表現を最大限に響き渡らせた、と思います。これは聞く時期やその時の気分によっては乗れない時もあるかもですが、この日は素晴らしいと感じました。

セントラル愛知も通い始めてだいぶ経ちますが、表現はだんだん深くなっている感じで、それは今年のブラームスプログラムが一歩上の階段にあげたんではと思います。

次回でしらかわホールでの定演が最後。角田マエストロのプログラムはブラームス🎻協奏曲(神尾真由子さん)、そしてブラームスの原点でもあるベートーヴェンの運命、です(ちなみに完売👏)
角田マエストロは次年度から音楽監督も兼任、そしてセントラル愛知も主催プログラムが増えます。
地元の市の隣の市で練習している楽団なので、これからも応援していきます。

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