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コナンカードにおけるマリガン攻略法

コナンカードにおいて最も重要と言っても過言ではないマリガン。

最初に引いた5枚から、何を残して何枚変えるかなかなか難しい選択ですが、その最適解を理解してしまえばかなり勝利に近づけると思っています。

慣れている方はマリガンに悩むことはないかもしれませんが、初心者の方でも迷わずマリガンできるために、できるだけ一般化して自分なりの答えをまとめました。

よかったら参考にしてみてください。


1. マリガン攻略法


今回の記事、説明が複雑なので先に答えを書いてしまします。



自分の考える最善のマリガンは、
まず自分のデッキの中で初手に来て欲しい5枚に優先順(優先度①~⑤)をつけ、下記の4つのルールに従って入れ替えます


ルール1:優先度①を引いている手札なら、引いている優先度①~⑤のカードを各1枚残す

ルール2:優先度①なし、優先度②あり、優先度③~⑤が1枚以上の手札なら、優先度の高い2枚を残す

ルール3:優先度④以下しかない手札なら、全チェンジ

ルール4:上記以外の場合は、優先度が一番高いカード1枚を残す



具体例を1つ上げてみます

青単コナンにおいて、仮に上記の5枚が理想的な手札だとすると、このような最初の5枚を引いた場合どうするのか。

この場合、ルール2に従って優先度②と④を残し、5コナン、蘭の一撃、新一の3枚を戻して引き直すというような形です。




2. 最適なマリガンを求めて

ではなぜこの結論が出たか解説していきます。ここからはほぼ自己満足の解説なので、今回の結論が出た理由が気になる人だけどうぞ。


テーマデッキが発売した翌週から約1か月、私は白緑キッドをメインに使い続けて来ました。
構築が頻繁に変わったものの、基盤は変わらず、主な勝ちパターンは「レベル5の変装を序盤に決め、レベル8突撃キッドをたくさん出す」というものでした。

こんな構築を使う想定で説明します


そうなると理想的な初手は、
レベル2キャラ、レベル5変装、レベル8突撃キッド、それに加え、状況に応じたカードを持って来れるレベル1イベントとレベル4園子の5枚という結論になりました。

じゃあこれらが最初の5枚に来なかった場合、どうマリガンするのが最善手なのか疑問に思い、全パターン考えることにしました。


その前にまずこれらに優先順位を付けます。
①初動がなければ始まらないのでレベル2は最優先
②サーチがあれば柔軟に動けるので次に優先なのはレベル1イベント
③2,3ターン目に出したい変装は3番目
④後半で引いても構わないレベル8は4番目
⑤残った園子が5番目

まとめると、①レベル2 > ②サーチイベント > ③変装 > ④突撃キッド > ⑤園子となります。

これらが初手にあるかないかは、2の5乗=32パターンあるので、それぞれの自分なら何を残すか考えます。


その結果が下記の通り
(Xは優先度が⑤より低いのカード。「X②③④X→②③」は、最初に優先度②と③と④とそれ以外のカード2枚が来て、②③残して3枚引き直すという意味)

最初の手札 マリガンで残すカード
①②③④⑤ → ①②③④⑤
①②③④X → ①②③④
①②③X⑤ → ①②③⑤
①②X④⑤ → ①②④⑤
①X③④⑤ → ①③④⑤
X②③④⑤ → ②③
①②③XX → ①②③
①②X④X → ①②④
①X③④X → ①③④
X②③④X → ②③
①②XX⑤ → ①②⑤
①X③X⑤ → ①③⑤
X②③X⑤ → ②③
①XX④⑤ → ①④⑤
X②X④⑤ → ②
XX③④⑤ → ③
①②XXX → ①②
①X③XX → ①③
X②③XX → ②③
①XX④X → ①④
X②X④X → ②
XX③④X → ③
①XXX⑤ → ①⑤
X②XX⑤ → ②
XXX④⑤ → なし
①XXXX → ①
X②XXX → ②
XX③XX → ③
XXX④X → なし
XXXX⑤ → なし
XXXXXX → なし

これを残すカード枚数順に並べて法則を探します。


そうするとある程度法則性が見えてきました…


①②③④⑤ → ①②③④⑤
☆ 5枚理想手は全残し(当たり前)

①②③④X → ①②③④
①②③X⑤ → ①②③⑤
①②X④⑤ → ①②④⑤
①X③④⑤ → ①③④⑤
☆ 優先度①ありの4枚理想手は4枚残し

①②③XX → ①②③
①②X④X → ①②④
①②XX⑤ → ①②⑤
①X③④X → ①③④
①X③X⑤ → ①③⑤
①XX④⑤ → ①④⑤
☆ 優先度①ありの3枚理想手は3枚残し

①②XXX → ①②
①X③XX → ①③
①XX④X → ①④
①XXX⑤ → ①⑤
☆ 優先度①ありの2枚理想手は2枚残し

X②③XX → ②③
X②③X⑤ → ②③
X②③④X → ②③
X②③④⑤ → ②③
☆ 優先度①なし、優先度②ありの2枚以上理想手は2枚残し

①XXXX → ①
X②X④X → ②
X②XX⑤ → ②
X②XXX → ②
X②X④⑤ → ②
XX③④⑤ → ③
XX③XX → ③
XX③④X → ③
☆ どれにもあてはまらない場合は1枚残し

XXX④⑤ → なし
XXX④X → なし
XXXX⑤ → なし
XXXXXX → なし
☆ 優先度④以下しかなければ全チェンジ

これらをまとめると冒頭の結論となりました。
結局ルールが4つにまとまる形で一般化できたので、問題の難しさの割にシンプルな答えになったと思います。


ちなみにこのルールに従う場合、5枚すべてチェンジになるのは
レベル2が7枚採用の場合12%(約8回に1回)、8枚採用で10%(約10回に1回)、9枚採用で8%(約12回に1回)

だいたい皆さんの体感と一致していますでしょうか?



3. サムネ画像の答え

さて、サムネの画像に戻って場合何枚入れ替えるか考えてみます。

この5枚なら「①②XX⑤」のパターンでルール1に当てはまるので、優先度⑤より低い2枚のキッドを戻します。

変装と突撃キッドを引きにいき、いらないカードが来ても園子で捨てるプランがとれるという作戦です。



以上が自分の考えるマリガン攻略法でした。



この攻略法が最適かどうかはわかりませんが、
この方法で先日の指名手杯に優勝することができたので、かなり正解に近いところまでいっているのではないかと思います。


初心者で何を引き直せばいいか分からないという方は1つの目安にしてみてください!

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