ARR100億突破!28万のクライアントを抱えるfreeeの次なる一手とは?
下記決算資料を踏まえて今後の展望について考察していきます。
ビジネス全体像
業績①ARR及び売上高
ARRは100億を超える。売上高は26億を超える。
共にYoYは+50%弱。
業績②有料課金ユーザー企業数及びARPU
有料課金ユーザ数は28万企業を突破。数年前から市場に対する認知はかなり高いとの認識だが、未だに新規課金ユーザー企業数が毎年最多を更新しているのは凄い。
今後の展開
海外公募増資によりM&A戦略を実施。法務領域のサイトビジット社を27億円で子会社化。
今後の展開についての考察
①既存事業の市場は拡大
クラウド化は避けられないトレンドであり、市場の拡大に伴い業績の拡大は加速すると思われる。
②競合より抜きん出る顧客数
上記は直近のマネーフォーワードのビジネス事業における業績だが、スマートキャンプ社の売上をを除けば四半期で20億弱と大きく差は開いていない。
課金顧客数は15万程度と大きな顧客数を抱えているが、freeeの28万と比べると大きく差が開いている。
③LTVを高めるM&A戦略
28万の強固な顧客基盤に対してクロスセル・アップセルのためのM&Aは加速すると思われる。海外のSaaS企業も同様の戦略を取ることで実績を挙げており、手堅いビジネスである。
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