「ひらがな」に触れられるお部屋遊び~自立した子どもに!!Part㉔
今回は子育て支援雑誌「おうちでほいくえん」園長みや先生の連載コーナー『自立した子どもに!!』より遊びの中から”ひらがな”に触れられるお部屋遊びをご紹介します。
前回は年少さんからはじめられる「ペットボトルキャップ」を使った「かず」遊びを各年齢ごとにご紹介しました。
今回は前回と同様、遊びの中から「ひらがな」に触れられるお部屋遊びをご紹介。今回使用する「ひらがなカード」は手作りでもいいですが、100円均一ショップでも見つけることができるので、簡単で子どもが喜ぶお部屋遊びになりますよ。
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【入門編】~3歳児から文字や絵カードに興味をもった頃~
<用意するもの>
・ひらがなカード(表に絵、裏にひらがな書き順もかかれていると良い)
・画用紙 B4又はA4サイズ×4(写真のように「あ」から「ん」まで枠の中にひらがなを書く)
<遊び方>
画用紙に書かれているひらがなと同じ形の字をカードの中から見つけ出し、重なるように置く。一人で遊ぶなら、”全部やれた”という達成感が感じられますし、親子やご家族など複数でやる場合は、トランプのようにあらかじめ「ひらがなカード」を人数分配り、「じゃんけん」や「サイコロ」の数で勝った人がカードを重ねられる。手持ちのカードが早くなくなった人の勝ち!!など簡単なルールを特に大人とする場合は設定してあげると盛り上がりますよ!!
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【発展編】~4歳児からひらがなに興味をもった頃~
<用意するもの>
・ひらがなカード(上記と同じ物)×2
・名刺フォルダー(100円均一でも購入できるもの)×1
<遊び方>
ひらがなカードを写真のように名刺フォルダーに入れていく。もう一つのひらがなカードは絵が書かれている表側に揃える。「あめ」のカードなら2枚目のカードはフォルダーから「め」のカードを抜き出し完成。1つ目のカードに同じ文字が重ならない限り、フォルダーに戻して次のカードへと続けられます。
上手にできるようになれば、「とけい」等3文字「ひこうき」等4文字に発展させてみよう。「いちご」の「ご」等「”」や「えんぴつ」の「ぴ」等「゜」は始めのうちは同じ形として見つけにくくなるので、あらかじめ外しておこう。
この遊びも複数で遊ぶ場合は、子ども達の年齢や「ひらがな合わせ」の理解に合わせたカード(文字数)を選別し、絵が表になって並んでいるひらがなカードを「じゃんけん」等で順番を決め、絵に描かれたひらがなと同じひらがなカードが集められたら、始めの絵カードがもらえる。
最後は絵カードが多くもらえた人の勝ち!!というルールはシンプルですが、「ひらがな」を選んで並べて文字にするという少し難易度が高い事を遊びの中で楽しくやれたら文字「ひらがな」への抵抗も低くなるはずです。是非試してみて下さい。
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