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雑草という名の草はない
映画「植物図鑑 運命の恋、拾いました」
原作 有川浩 三木康一郎監督 岩田剛典、高畑充希出演作
≪あらすじ≫ 冬の夜、仕事も恋愛もうまくいっていない普通の女の子・さやか(高畑充希)の目の前に倒れていた青年・樹(岩田剛典)
「よかったら俺を拾ってくれませんか」
突然の出会いから始まった二人の「半年」という期限付き同居生活。しかし彼は、自分の名前と、野草に詳しいということ以外は、謎に包まれていました。家事万能で植物オタクの樹。週末ごとに近所の土手や川原で「植物狩り」をする日々は、仕事で疲れたさやかの心を癒していくのでした。そんな毎日を通して徐々に惹かれ合っていく二人ですが、樹にはさやかに伝えられないある秘密があり・・・。「名前した知らない、あなたを好きになってもいいですか?」というヒロイン・さやかと謎の青年・樹との純愛を描いた有川浩原作、泣ける度No.1の甘く切なく、最高にキュンとなるラブストーリー。
食事は惣菜など既製品で済まし、朝が来るとまた会社に向かう。
だが樹と同居を始めて樹の作るごはんを食べ、樹の居る家に帰る。休みの日には樹と植物狩りに行く。会社の飲み会で行く焼き鳥の味が濃く感じた。さやかはどんどん樹といる日々に染まる。
半年の期限の日を迎えても、樹はきっと隣にいる…
さやかの願い虚しく樹の姿は無かった。
樹が居なくなった部屋のようにさやかの心も空っぽに。
すっかり樹のいる日々に染まったさやかは抜け殻のようになり、樹を探し続ける。
野草に詳しかった樹との日々をあの部屋で過ごそう。
休日には樹と行った植物狩りに出かけ、樹と作った料理を食べる。
そしてさやかの誕生日、あるプレゼントが届く_____
映画館に公開当初観に行ったが、配信サービスで何度観たことか。
ほとんどの動画配信サービスで視聴できる模様。
普通のOLの生活が、樹の存在によって変わる。こころなしかさやかの部屋も明るくなっている気がする。
見ていてこちらまで癒される。ラブコメのようなテンポ感ではなく、めちゃくちゃ意地悪な女性が居るなどなく、ただただ落ち着いて見られるだけでなく、なんだかほっこり癒される映画だ。
映画「植物図鑑 運命の恋、拾いました」