犬と人間の赤ちゃんが一緒に暮らすこと
わたしは去年、息子を産んだ。現在、彼は0歳の赤ちゃんだ
そして、その息子がやってくる5年ほど前から、犬を飼っている
妊娠・出産をするときに、懸念というか心配していたことの一つが
赤ちゃんと犬がうまく一緒に暮らしていけるかどうかだった
犬はお兄ちゃんなのか
誰かに妊娠したことを伝えた時、よく言われた言葉がある。
それが「ワンコもお兄さんだね〜」だ
この言葉を言ったほうは、特に深い意味もないことはわかっている
ただ、わたしは、ワンコにお兄ちゃんになってほしいとは思っていない
犬と暮らし始めて、こんなにも犬には感情の変化、喜怒哀楽があるのかととても驚いた
わたしと夫、それからワンコの3人暮らしが長かったので、突然家に赤ちゃんがやってきたら、ワンコはとてもびっくりするし、混乱するんだろうなと予想していた
突然、「これからお兄ちゃんね〜」と言われても、ワンコも困るだろうし寂しい思いをさせてしまいそうだから、わたしはワンコをお兄ちゃんとしては扱わないぞと思っていた
我が家では、ワンコの人権というか犬権を尊重する文化がある
現在の暮らし方
結論から言うと、リビングに赤ちゃんスペースを設けて生活している
我が家のリビングは結構広めなので、柵を使って、4〜5畳程度の赤ちゃんスペースをつくり、息子は基本的にこのスペースで活動してもらうことにした
よく家に遊びに来た人からは、「犬じゃなくて、赤ちゃんを囲うのね〜」と言われた
そりゃそうだ。
犬のほうがずっと一緒に暮らしてきたのだから。
時々赤ちゃんの柵の外へ出して、大人の目がある場所でワンコと触れ合わせる機会も設けている
息子のほうは、ワンコが大好きなようで、ワンコが近づくとキャッキャと笑い声をあげて喜ぶ
一方のワンコであるが、まだ仲を深めるには時間がかかりそうな感じである。
今後の暮らし方
今後も焦らず、少しずつ二人の距離感を見守っていきたい
二人が仲良くなってくれることを期待はしているが、もしお互いが仲良くなれないとしても、お互いを傷つけ合う関係にならないよう見守っていきたい。
プレゼント系は二人に準備
両親や親戚から、「赤ちゃんにどうぞ〜」とプレゼントをいただくことも多い
うちのワンコは言葉を理解できるので、自分にプレゼントがないことを悲しむだろうと思い、息子にプレゼントがあるときは、ワンコ用のおもちゃやおやつを渡すようにしている
この作戦はとてもいいと思う
最近、わたしの両親は、息子へのプレゼントを用意する際、ワンコ用のおもちゃも準備しておいてくれている。
大変ありがたいし、その心遣いがとてもとても嬉しい
ワンコも息子も、どっちも大切で大好きな存在なんだよ。
そんなことを二人に伝え続けたい