現役数学科大学院生が語る　女だからって数学をあきらめるな

お久しぶりです！数学ネキです．最近も，過去の記事を読んでくださったり，スキやフォローをしてくださったり，とてもうれしいです．

私は，某国立大学大学院で数学の研究をしている修士一年生です．同時に，難関私立中学校で数学の非常勤講師をしています．
今回は，理系に行くか悩んでいるすべての人へ，実際に私が進学して感じた女子ならではの視点でお答えできたらと思います．

おそらく，女子学生の中には
・理系に進学するか悩んでいる人
・理系を選択したけれど学部は理学部や工学部でなく薬学や化学系を
　専攻しようと考えている人
・理系に行きたかったけれど，様々な理由であきらめてしまった人
沢山いると思うんです．
でも，どうか夢をあきらめないでください．特に「女だから」という理由で何かをあきらめないでほしい．就職だって，本当に何とでもなります．むしろ，引く手数多です．

多くの人が心配しているであろうことは，本当に，何とでもなります．

根拠は何か？それは，私が身をもって経験したすべてのことです．

私の周りには誰も，女が大学院まで進学をして数学の研究をしていることを馬鹿にする人はいません．
私の研究室の教授は，女だから，という理由で差別をしません．なんの色眼鏡もなく，私個人の裁量に合わせて，レベルの高い研究テーマを与えてくださいます．
数学の非常勤講師を男子校でしていますが，生徒も先生も同様に，「女だから」というフィルターを通して私のことを見るのではなく，一個人として接してくださいます．

それでも，不安はたくさんあると思います．
これから述べることを心に留めておけば，大丈夫です．自分の人生は，自分で決めて，自分の人生を生きていきましょう．

私自身，初めての有料ノートです．もしお時間ある方，後悔させません．良ければご購入ください．