当事者としての障害者雇用について
お久しぶりです皆様お元気でしたでしょうか。畑中です。飲んでます。
本日は障害者雇用に関して少し書かせていただきたいと思います。
社会として、障害者雇用・・・障害者を戦力にするという流れができ始めています。これは障害者が社会に出るきっかけとしてはっきりと風向きが変わってきていると言ってもいいでしょう。
でも、社会が変わっていくから障害者は変わらなくていいのでしょうか?ぼくはそう思いません。
社会が変わっていってもそれに甘えていればいいのでしょうか?
実際、自分は統合失調症を持っている当事者です。2年前までは引きこもっていました。ですが、2年間何もしなくて就労がうまくいったわけではないです。
生活リズムを整え、メンタルコントロールをしっかりできるようになり、体力づくりにも取り組んでいます。それをしたうえでコミュニケーションをどうしていけばいいか自分なりに考え今に至ります。
当然すべてが順調にいったわけではないです。時にはつらくて涙を流したこともあります。
就労するにあたって、生活リズム、メンタルコントロール、体力、コミュニケーション能力は最低限必要だと思っています。ここまでできてこそ就労の準備が整ったと言ってもいいでしょう。
はっきりと言います。社会が変わっていくからこそ、障害者の意識も変わらなくてはいけない。上記4点ができた前提でその中で自分ができること、できないことをしっかり理解し、伝えた上で配慮を受けるというのが当然の流れではないでしょうか。
今の時代、昔では働けなかったような人が働けるようになってきています。そして、障害者の意識が変わって働く準備ができればできるほど、日本の経済は回ります。なぜかというとそういう人は企業が欲しいからです。
障害者だからできないという時代は終わりました。障害者だけど、できる。今求められているのはこれです。健常者にだってできるできないは当然あります。ですが、健常者ができないことを障害者ならできる可能性があります。
これから就労を目指す人は、まず自分の土台がちゃんとできているか。そして、自分ができることをきちんと理解し、挑戦していってもらいたいです。少なくとも今の社会は昔よりは優しいはずです。
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