統合失調症で14年ひきこもったおっさんの社会復帰ルート

自分の社会復帰できたモデルとしてのルートを書いていこうと思います。シェアハウスに住みだして2年なので2年ルートです。

基礎編

生活リズムの安定化
これができないとお話になりません。朝日を浴びて夜しっかり寝る。在宅ワークを目指すなら朝日を浴びて体内時計を自分で管理できるようになりましょう。

運動の習慣化
習慣というものはだいたい週3日以上、3カ月間続けばつけることができます。朝、1h程度の散歩などをして脳に酸素をたくさん供給し、基礎体力をつけましょう。ネットで時々アドバイスをしている子も朝1h程度の散歩でPMSが軽くなったなどの事例もあります。

コミニケーション能力の強化
コミニケーションはテクニックです。練習すれば上達します。これができないと社会復帰は無理なのでネット等でコミュニティーを見つけて会話のキャッチボールができるようになりましょう。

出来ればこれらの自分の行動をエクセルなどに記録しておきましょう。半年以上この記事に書いていることを実行すると就職の時に自己管理がちゃんとできているという証明になります。あれば就職で有利になることは間違いないです。

これらを3カ月しっかりできるとつぎのフェーズです。

就労に向けての準備編

職業体験をする
ここで世渡りの上手さをみにつけます。職場に必要なコミニケーション能力(ホウレンソウなど)や、自分の身体の使い方、自分がどうすればごきげんに働けるかなどを考える機会になります。1~3カ月程度、基礎編もやめずに働いてみましょう。お金じゃないからという訓練も3カ月実際にしてこなせれば習慣としては十分です。自分の場合は車屋で週5の通勤徒歩片道40分のフルタイムでした。

アルバイトをする
週4くらい午前中だけなど、ちゃんとした報酬のある仕事をします。
欲を言えば定年をむかえた方と働くことを推奨します。なぜかというと、何かしらの障害があったり、引きこもりのお子さんや親せきの方がいたりで世の中結構狭いからです。人生経験豊富な方は応援してくれるので摩擦が生じにくいです。この期間が半年~1年あればだいたい安定して働けます。

これらの段階で、会社がどういう人材が欲しいのか、どういうことをすると会社から必要とされる行動をとれるかを学びます。自分の場合誰でもできるアルバイトといううたい文句からバイクを解体できる人の需要が会社にあることが分かりバイク解体までできるようになりました。当然、基礎編に書いてあることは忘れずにしましょう。

就活編
アルバイトになれて来たら、プラスで自分のやりたい仕事の情報を探しましょう。就労に向けての準備編までできたら、正直な話障害者としては会社選び放題です。それでも障害者雇用でなかなか採用されないというのは逆にそれだけこの段階にまで来てる人が少ないということも言えます。ここまで行動記録をちゃんとつけていれば、自分がこれまでちゃんとしてきたことを根拠のある情報として取り扱えるのでもっと有利になります。

自分の場合は複業のできる会社を選びリモートワーク、バイク屋、ピアサポーター、フリーの文書構成、ネット講演活動など複数の活動ができるようになりました。

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