自分の権利を知ろう:THE CLASH - Know Your Rights から学ぶ
4月以降、反グローバルな視点の記事をいくつか投稿しています。
人生の主役は自分です。僕たち一人ひとりには、健康で幸せに生きる権利があります。この「権利」という言葉を再認識したとき、僕は高校生のころに熱い気持ちで聴いていた曲を思い出しました。
THE CLASH の『Know Your Rights』(1982年リリース)。邦題は『権利主張』です。
「3つの権利があるんだぜ!」
これは、イギリスの正統派パンクバンド・THE CLASH が当時のイギリスの若者に向けて呼びかけた曲です。
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高校生だった当時、僕たちは邦題が『権利主張』ということから曲のテーマは理解していましたが、英語の歌詞の内容まではよく分かっていませんでした。今回は、その歌詞の内容を詳しく見ていきます。
英語の歌詞はこちら👇
僕は英語が苦手なので😅ChatGPTで和訳してもらいましたが、直訳なのでしっくりきませんでした。
元々この曲は反語を使った皮肉たっぷりのロックな歌詞です。そこで、ChatGPTの力を借りて次のように意訳しました👇
(*1)
この部分の歌詞は、日本でいう「生活保護」に該当する内容ではないでしょうか。歌詞に出てくる「food money」は、生活困窮者への食糧支援や経済的支援を指しており、それを受けるために調査が行われ、プライバシーが侵害される場合もあることを言っています。リハビリは、生活保護を受ける際の手続きや条件を皮肉っています。この背景には、福祉制度の利用者が厳しい審査を受けたり、プライバシーが侵害されることへの批判が含まれています。
(*2)
この部分の歌詞は、表向きは誰もが自由に意見を言う権利が保障されていますが、現実には言論の自由が抑圧されていることを皮肉っています。
(*3)
この部分の歌詞は、現在の権利状況が不十分だと主張する人もいると言っています。それに対し、「主張しても大して変わらないと感じるなら、この街を出て行ってもいいんじゃないか」と、社会の対応を含めて皮肉っているように感じられます。
こちらの THE CLASH の『Know Your Rights』の映像が良いです。バンドメンバーの写真が次々と表示されます👇
THE CLASH については、過去にこちらの記事でも紹介しています👇
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権利を主張することは本当に大切です。WHOによる「パンデミック条約」は、今総会採択は延期されたようです。
4月13日に行われた「パンデミック条約と国際保健規則の改定に反対するデモ」は驚くほど盛り上がり、特に海外で大きな反響を呼びました。その結果、総会での採択は延期されたのでしょう。
しかし、日本では「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」を閣議決定しようとしています。また、「憲法改正」や「緊急事態条項」も検討されています。
僕たちには幸せになる権利があり、権力者によって生活が脅かされない権利があります。
「お上の言うことには従わなければならない」と誤解している人もいますが、それは違います。権力者が暴走しないように「日本国憲法」があるのです。だからこそ、自分たちの権利を知ることで、希望を持って行動していきたいと思っています!
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