堕ちて堕ちて　剥いで

落ちる

落ちる

堕ちて

堕ちて

もうこれ以上行けない

もう

穴掘るしかない

もう

もう
神様

ここらへんで
終わりにしたい

苦行は
疲れた

もう神様

ここらへんで
終わりにしてもいいかなぁ

終わりにしたら
来世もまた同じ学び

わかってはいるけれど

自分の闇が自分を襲う

「消えたい」

一筋の光を見つけて

自分のエゴを捨てる

エゴを一枚剥いで

一枚捨てて

剥ぐ

捨てる

そして

光を思い出す

まわりの人々に
光を分ける

悲しみから湧き上がる笑顔を
分ける

そして

まわりの笑顔に
救われる

二度と逢えない
大切な人の
未来を祈る

　
守ってきたものの小ささを
思い知る
　

『慈しみと愛』に比べたら

なんて小さかったんだ

また
二度と逢えない悲しみが押し寄せる

エゴを剥ぐ　

剥ぐ

捨てる

笑顔に変える

神様

私の浅はかな愛を

誰かひとりでも

感じてくれたら

それで生きていた意味を

自分に納められるかな

神様

自然界の
大いなる者よ

誰か
教えて