PCNこどもプログラミングコンテスト2018最終審査会&表彰式
平成最後の桃の節句の日、PCNこどもプログラミングコンテスト2018 最終審査&表彰式に審査員として参加させていただきました。
今回はPCNプロコン史上最多の応募数だったらしく、全国だけでなく海外からも応募があり329作品も集まったらしいです!スゴい!
私も最初にプログラムに触れたのは小学生でした。まあ写経(見本のプログラムを見ながら写した)だけだったので、今回一次審査を勝ち上がってきた小・中学生のみなさんの作品は、そこから一歩も二歩も先の創意工夫があって本当にどれも素晴らしくて、審査が非常に難しかったです。
使用されたプログラミング言語もBASIC(Ichigojam)だけでなく、Unityを使ってC#で書かれていたり、ScratchやViscuit、Python、node.js、Ruby、あとプチコン3号(ニンテンドー3DS)など様々。
プログラミングだけでなく
・「ソフトウェア部門 / 小学生の部」
・「ソフトウェア部門 / 中学生の部」
・「ロボット・電子工作部門 / 小学生の部」
・「ロボット・電子工作部門 / 中学生の部」
と4部門があり、私は「女子だらけの電子工作」を主催して、日頃からもっと女性や子どもたちに電子工作が広まってくれたら楽しいな!っと思っているので、子ども達が作った電子工作の作品を間近で見れて心踊りました。
しかも、憧れの明和電機さんと一緒です!
明和電機(土佐)さんの審査の視点や、トーク力なども学ぶことがいっぱいあり、憧れの人を身近で見られるチャンスが巡ってくるなんて、なんか変なモノづくり続けてきてよかった(笑)
子ども達が、自分の思い描いた作品を生み出す中で、バグを修正したり、機能追加して改良を施したり、なんども試作し直したり、時間をかけてコツコツと努力している子の作品は完成度がかなり高く、展示にも工夫があって素晴らしかった。
こういった「やり抜く力」を育むには、保護者のサポートも必要なので、教育の「環境」をつくることの重要性をひしひしと感じています。これは親が作品を手伝うというのはでなく、子どもが才能を開花させるのには、「環境」を与える続けることが必要だという意味です。
天才的なプログラミング能力を秘めた子がいたとしても(そもそも天才的なプログラミング能力とは何ぞやという話は置いといて)、プログラミングする機会を与えなければ、その才能は開花しない。どのタイミングで才能が開花するかわからないので、自由にやり続けられる環境が必要な訳です。
このコンテストでは「自分の子は毎日パソコンでプログラミングばかりしているから、この子の才能を生かしたいので応募したい」と海外から電話があったそうです!
親が子どもの才能を信じてサポートすることって重要ですね!子ども達が作ったテクノロジーで社会問題を解決するような作品にも出会えて本当によかった!
最後に、こんな全国規模の大会の審査員をさせていただけて光栄でした。ありがとうございました。