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宝塚歌劇団 月組全国ツアーに行ってきたぞ!


1.宝塚歌劇団って地方公演もするのね

ヅカオタ(厳密に言うと「瀬央ゆりあ」さん推し)の友人に誘われて9月7日(土)の仙台公演に参戦
会場は「仙台銀行ホール イズミティ21」。約1600人収容のホールは全面改修して綺麗になった

宝塚歌劇団って、東京と宝塚の大劇場だけで公演するものだと思っていたので、ちょっと嬉しい♪ しかも座席は、前から4列目のほぼ中央!

グッズ購入に余念がない友人は鼻息荒く臨戦態勢。開場30分前に到着し、その時を待つ

2.新トップコンビのお披露目

今回の全国ツアーは、新トップコンビ(男役:鳳月杏さん、娘役:天紫珠李さん)のお披露目を兼ねているとのこと。
ミュージカルは「琥珀色の雨に濡れて」、レビューは「Grand TAKARAZUKA110!」

あくまで、宝塚ファンとは言えない人間の率直な感想だけど
・ ミュージカルもレビューも完成度が高くて安心して見ていられる
・ トップスターの鳳月さんの演技や歌唱は安定感バッチリ
 締めのあいさつの「おばんでがす〜!(訳:こんばんは)」もナイス👍
・ 娘役トップの天紫さんは、演技やダンスが上手くなんか色っぽい。
 でも、ちょっくら歌(声量?)のインパクトが弱め
・ 主人公(鳳月さん)のフィアンセ役の白河りりさん。滑舌が良く歌も上手
・ 実らぬ恋の行方にフォーカスしたためだと思うけど、時代背景の織り込みが
 少なくて重厚感に欠ける印象

ごめんなさいね。無責任に😅

3.専科:水美舞斗さんの存在感!

個人的にびっくらこいたのは、主人公の恋敵役を演じた水美舞斗さん(男役)の存在感! トップスターの鳳月さんを喰ってしまうんじゃないかって思うほど

容姿端麗は当たり前。演技も歌もちょっと群を抜いていて、レビューで披露したダンスも圧倒的にキレッキレ もう、「惚れてまうやろ〜😍」って感じw
公演中、客席に降りてくる場面があったので、無駄に一生懸命手を振っていたら、なんと振り返してくれて! あ〜射抜かれそうw

このことを一緒に行った友人に話すと、ちょっとおかんむりw
なんでも友人が推す瀬央ゆりあさん(こちらも専科)の同期なのだとか
歌劇団入団時の成績が、その後のキャリアに影響するとかしないとかっていうことも教えてくれて。なんか国のキャリア官僚みたいな世界なのね…

4.個性豊かな脇役の存在は見ているだけで元気になる🎶

これも無責任な書き方になるのだが、脇を固めるベテラン勢の存在が、このお披露目公演が締まったものになった一因だと思った。

例えば…
・組長の梨花ますみさん。40年以上のキャリアなのに良く声が出ていたし
・ジゴロの元締め役の白雪さち花さん(副組長)の歌唱と演技の安定感は抜群だし
・銀行家役の凛城きらさん(専科)の演技は、いつ見ても堂に入っているし

歌や演技、ダンスを通して観る者を非日常に没入させる魅力(魔力?)があるな、宝塚歌劇団…